台湾での台湾人の接客とサービス、サービス料について
こんにちは、keddyです。
この前YouTubeで偶然「アメリカで育った人が日本に来たときに感じる日本の接客への感想」という動画を見ました。
彼女は、ラフなアメリカの接客に対して、日本の丁寧な接客や丁寧な包装が逆にやりすぎに感じたそうです。
このようにやりすぎだと思う外国人がいる反面、ダーリンのママは、
「日本のデパートでお買い物したときは、いつも綺麗に包装してくれて包みがとっても可愛いの♡」
と丁寧な包装がお気に入りです。
日本に来る外国人でも色々な感想があるんだなぁとしみじみ思いました。
それで、台湾に住む私は「台湾の接客はどうかな?」とふと思ったので、台湾の接客やサービスに対する個人的な感想を書いてみます。
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台湾の接客はラフ
私が思うに台湾の接客は基本ラフです。
店員さんがお弁当を食べながら、ジュースを飲みながら、スマホをいじりながら、LINEやFacebookをしながら店番をしているのは普通です。
オーナーの子供や犬がお店を走り回っていたりしますが、よくあることです。
(のんびり癒されたい系のお店(美容室や雰囲気の良いレストラン・カフェなど)で子供が走り回っているのは若干気になりますが、「まぁ台湾は子供に寛容だから」とこれも慣れてきます)
流石に日系のデパートや高級ブランド店などはそんなことはないですが、大体のお店はそんな感じです。
デパートでも日系でないところは、店員さんが座って隣のフロアの店員さんと携帯をいじりながら話していて、その人の子供(?)が床に寝ていたりしました。
最初は驚きますが、慣れてしまえばこのゆるい感じが逆にいい感じに思えてきます。
店員さんによっては熱心に商品を勧めてくる人もいますが、ほとんどの人はあまり話しかけてこないので、
特にただウインドーショッピングをしているときやカフェで友達と話に熱中しているときなどは、
全く話しかけられない事がかえって楽だったりします。
用があってこちらから話しかけたらちゃんと答えてくれますし、そんなラフな感じがなかなか良いです。
人・場所によって接客の差がかなりある
私は台湾で変な店員さんに当たったことがなく、台湾の店員さんって親切だなぁという印象です。
例えば留学時代はプリペイドSIMカードのチャージの仕方がわからなかったので、いつもコンビニでお金を払った後店員のお兄さんが私に代わって携帯にチャージしてくれていました。
雑貨屋さんに行ったはいいものの自分の欲しいものの単語がわからず店員さんに「あの、BBQの肉を刺すやつ」とか急にクイズを出してクイズに付き合ってもらった挙句、
「ああそれは竹籤って言うんだよ、”竹籤”」と中国語講座をしてもらったこともありましたし(笑)、
他にも買い物で色々と困ったことがあったら店員さんに聞いていましたが、親切に教えてくれる人ばかりでした。
レストランやカフェでは友達とお会計を別々にしても嫌な顔せず別会計にしてくれますし、夜市のおじさんやおばさんは気さくでいい感じですしね。
だからダーリンに、「台湾の店員さんって優しいよね」というとダーリンは意外にも「そうか?」と納得いかない様子・・・。
ダーリン曰く、
「keddyは外国人でしかも女の子だから皆優しいんだよ、台湾人の男にはそうとも限らない」らしいです。
なんと!さすが女性に優しい国、台湾。女で良かった!笑
実際ダーリンは店員さんの態度が気に入らないことでよく台湾人と喧嘩しています・・・怖い怖い(^-^;
一方で、日系デパートの中のレストランの従業員への接客教育は厳しいようです。
レストランで食事をした後、私たちお客にアンケート用紙が配られることがあるのですが、
私たちが書いたアンケートの「店員の接客態度」のところの評価が悪いと、私たちのテーブルを担当した店員さんは後で上司に呼び出されて説教されるらしいのです。
以前日系デパートのレストランでバイトをしていたダーリンの従妹が教えてくれました。
なので、そういうレストランに行くと接客がとても良いです。
このように台湾では場所や人によって接客にはかなり差があるようです。
台湾にはサービス料がある
台湾のレストランやカフェには、「サービス料」を取られるところがあります。
日本人には馴染みのないこの「サービス」料、台湾のサービス料が一体何かと聞かれると少し困るところがあります。
というのも、「サービス」料という名を掲げているからには物凄く質が良いサービスを受けられるのかと言えばそうとも限らず、これもかなりお店と個人によるからです。
一般的にはお水やおしぼりが出てくるお店はサービス料がある可能性が高いです。
個人的にはサービス料があるお店は雰囲気がよく清潔で、店員さんの接客も良いところが多いと思いますが、必ずしも絶対にそうとは限りません。
サービス料を取られるお店でも特に大したサービスが無かったり、逆にサービス料が無いお店の店員さんがとても親切だったりすることもあります。
サービス料はお会計の時に明細に含まれており、必ず支払わなければいけないシステムです。
仮にサービスが悪かったとしても必ず支払わなければいけませんし、逆にとてもいいサービスで感動したとしてもチップのように多めに払うという事はできません。
そうなってくるとサービス料って一体何なんだろうと疑問に思えてきます。
そこでダーリンに聞いてみると、
「サービスが悪くても払わなければいけないサービス料の意味が分からない」と言っていたので、
このチップとも違う「サービス料」を台湾人でも疑問に思っている人はいるようです。
台湾の嬉しいサービス
台湾には無料で受けられるとってもいいサービスがあります。
それは「どこのレストランでも絶対に残った料理を持ち帰れる」ということです。
レストランで残すのが勿体ないと思ってしまう私は、持ち帰れるって食べ物を無駄にしなくて素晴らしいと思います。
日本では衛生面の問題で持ち帰り禁止のところが大半ですが(昔は持ち帰れたのかもしれないけど)、日本でも持ち帰れたらいいのになぁ~と思います。