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結婚後台湾で初めての旧正月を過ごす~除夕(大晦日)編~

公開日: : 最終更新日:2017/01/28 台湾生活

  

こんにちは、keddyです。

私は今年、台湾人ダーリンに嫁いで初めての旧正月となりました。

まずは私たち一家の大晦日のお話です♪

我が家の大晦日は、家族で食事会をした後に龍山寺へお参りへ行くという流れなのですが、嫁1年生の私は初めての参加という事で色々と戸惑いや発見・驚きがありました。

今回はその模様を詳しくお伝えします(笑)

 

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家族親戚一同揃っての食事会

台湾人は大晦日は必ず家族で年夜飯という年越しの食事を食べます。

普通は台湾人なら休みであるはずの旧正月も、台湾在住でも日本カレンダーで仕事をしているダーリンは旧正月休みがないのですが、

ダーリンもその妻の私も、「台湾に住んで居る限り、旧正月は家族の食事会に必ず参加」がルールです(笑)

なのでこの日はダーリンは仕事明けからの参加でした。

 

台湾の家族の大晦日の集合率が半端ない

私がまず驚いたのは、台湾の家族の大晦日の集合率は尋常じゃないということです。

ダーリン曰く、「大晦日の集まりは海外にいる等特殊な場合を除き必ず参加するものだよ。そうでなければ失礼にあたるよ」とのことですが、それにしても私の想像をはるかに超える集合率だったのです!

 

実家に集まるというのはわかるのですが、私が驚いたのは家族揃ってレストランで食事をする家庭が多い事です。

台湾でのこの「家族揃って」の「家族」とはなんと、かなりのお年を召していて介助・介護が必要なレベルのお年寄りやペットの犬も含むのです。

おじいちゃん、おばあちゃんから孫、ひ孫たちまで勢揃いで、1つの円卓に約15人位が集まり、2テーブルに渡っている家族もありました。

加えて我が家では、いとこの犬一匹も一緒です。

犬も一緒に円卓を囲むのが許されているのが台湾らしいです。

そんなお年寄りや犬と一緒に円卓を囲む光景なんて、日本では絶対に見られませんよね。

 

実際にレストランには足腰が不自由なお年寄りも多く居て、家族が助けて車いすで連れだし、一緒に食事をしていました。

私の祖母は介護状態ですが、祖母を含め家族でレストランで食事なんて考え付きもしないですし、(父が「面倒だし、人様の恥」と思っているので)うちでは絶対にやらないことなので、これにはとても驚きました。

 

ダーリンは「そんなの当たり前だよ、たとえ寝たきりで歩けないお年寄りでも家族なら外に連れ出して一緒に食事をする」と言っていましたが、社会全体がお年寄りに優しい台湾だからこそ出来ることだなと思いました。

台湾では「旧正月に家族親戚が必ず全員揃って食事をする」ということに、かなり重きを置いているようです。

この風習により、大晦日から「家族の一体感」がひしひしと感じられて、同時に台湾の人の暖かさを感じました。

 

私は自分の親が親戚付き合いを好まなかったので親戚やいとことの交流は皆無に等しいという環境で育っており、自分の家族だけでも大晦日は特に家族で集合するということは殆どありませんでした。

正月ですらいつも誰かしら友達や仕事を優先して不在で、家族で集まった記憶はあまりありません。

日本ではそんな家庭も珍しくはないと思いますが、それをダーリンの家族に話したら驚いていました。

ダーリンの家族の習慣は私の育った環境と違う事ばかりで、嫁一年生の私は戸惑いながらも台湾の文化を体験していくのでした。

 

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▲うちの従弟の犬。大晦日の集まりは、家族は赤ちゃんからお年寄り、犬まで参加(!)

 

少し変わっている我が家

この家族での食事会、普通は夫(ダーリンのパパ)のほうの親戚と一緒に家で食事をするのが習慣ですが、我が家は少し変わっており、

妻(ダーリンのママ)のほうの親戚たちと食事をするという習慣になっています。

ママはパパの親戚一同と昔色々あって仲が悪いので、旧正月ですら夫の実家には帰らないんです(笑)

食事会にはママの妹たちがそれぞれ夫を連れて参加するので、つまりママの妹たちは全員夫の実家に帰らないという事であり、これは台湾ではとても珍しい事だと思います。

ダーリンのママとママの妹たち(アメリカ在住の妹除く)の夫の両親は既に他界しているので必ずしも夫側の家に帰る必要は無いということで(とはいえ普通は夫の実家へは行くと思いますが。笑)、ママの親戚たちが集まる習慣になったそうです。

 

なのでこの日、パパは自分の兄弟や親戚に会うため基隆に一人で帰っており食事会には不参加でしたが、毎年そうなんだそうです。

ママとお姉ちゃんはパパの親戚を良く思っていないので、基隆には一緒にいかないのが自由な家風のうちならではです・・・(笑)

 

結婚していないと参加できない家族の会

上記のように台湾人にしては色々と自由な我が家ですが、この大晦日ばかりは一つ厳格なルールがあります。

それは「結婚していない(恋人の)場合はこの会に参加できない」ということです。

普段は皆で集まる時にほぼ100%参加している家族同然のいとこのお兄ちゃんの彼女がいるのですが、この日ばかりは「彼女」という関係では参加してはいけないらしく、姿を見かけませんでした。

「普段は家族同様の扱いをしていても、大晦日だけは籍を入れているかそうでないかは重要なんだなぁ・・・」と考えさせられた瞬間です(笑)

 

我が家はレストランで食べる派

この大晦日の食事会、私たち家族は外のレストランに食事に行く派です。

家で作って食べる派もいますが、忙しい現代人はレストラン派も多いようです。

 

台湾も日本の正月と同じように、昔は必ず家で家族団欒の食事をしていました。

昔は必ず家で嫁たちが皆一緒になって料理を作るという、嫁にとってはて何とも恐ろしい(笑)風習があったようです。

しかし現代は昔に比べ一家に息子の数が少なくなったのでその嫁も少なくなり、少人数の嫁たちで皆の分の食事を作るのは大変になったので、必ずしも「家で嫁たちが作る」というスタイルではなくなったそうです。

 

大晦日のレストランは予約必須。予約が遅いと修羅場に!?

大晦日にレストランで食事をする人が増えたとはいえ、まだまだレストランは休みであることが多いです。

なので大晦日にやっているレストランは割高にもかかわらず人が殺到することとなり、早目に予約をしないと予約が取れないそうです。

 

我が家は今年は予約が遅めだったようで、何とかレストランが取れたはいいものの、接客サービスがすごく悪いところに当たってしまいました。

そんな接客態度におばさんたちの苛立ちがMAXになり店員に抗議をしに行ったりして、一瞬家族の大人たちの空気が殺伐としてしまったほどです(笑)

 

いとこ

激しく抗議しているおばさんたちに私は若干驚いたのですが、そんな殺伐とした空気にも子供たち(いとこたち)は慣れているのか、

 

いとこ「うちのママは怖いけど、おばさん(ダーリンのママ)は怒ることあるの?いつもあまり怒らないよね」

ダーリン姉「うちももちろんあるよ~!私とママと喧嘩もするしね」

いとこ「ええ~そうなんだ~!優しそうだけどなぁ~」

 

なんていうやり取りをしていて、いとことの交流が全く無く育った私は

「いとこがいるってこんな感じなんだなー。自分の親のことを話し合えるなんておもしろいなぁ。何か不思議」

とか思っていました(笑)

 

ちなみに、台湾人のおばさんの怒った時の迫力は相当なもんですよ・・・・(笑)

 

その後、おばさんたちの抗議のかいあって(?)予約時間から30分以上待たされましたが、中に入ることができました。

料理も遅かったですが一応出てきて、なんとか楽しい一家団欒を過ごすことができました。

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▲「仏跳牆」という、アワビや貝柱、なまこなど複数種類の乾物を中心とする高級食材を一つの壺でじっくり煮込んだスープで、正月料理です。好き嫌いの激しいダーリンは台湾人なのに嫌いで、私は好きです(笑)

 

大晦日に「あけましておめでとう」といっても良いんです!

さて、他にも驚いたことがあります。

日本では大晦日に「明けましておめでとう!」という人は殆どいないと思いますが、

台湾では大晦日に親戚たちに会うときの挨拶は、まだ年が明けていないのに「新年快樂(あけましておめでとう)」というのです!

他には「恭喜發財」「萬事如意」などの、おめでたい言葉を挨拶代わりに言います。

 

私が驚いてダーリンに「まだ新年明けてないよね?」と聞くと、

ダーリンは「日本では年が明けないと”あけましておめでとう”は言っちゃいけないなんて、そんなところまで細かいルールがあるの?」と逆に不思議がっていました(笑)

 

とにかく台湾では大晦日であっても「あけましておめでとう」と言いますので、バンバン使いましょう(笑)

 

大晦日に紅包(お年玉)をあげたり貰ったりする

台湾では新年明けてからではなく、大晦日に既に紅包(お年玉)をあげたり貰ったりします。

新年にあげる人もいると思いますが、フライングしてもどっちでもいいらしいです(笑)

 

我が家ではいとこのお兄ちゃん・お姉ちゃん・うちのお姉ちゃん・ダーリンと、社会人勢はそれぞれ自分の親にお年玉をあげていました。

「社会人は皆あげる側なのかな?」と思ったのですが、私の台湾人の友達たちは30過ぎても親からお年玉を貰っている場合も少なくなかったので、あげるのか貰うのかは家庭によって違うようです。

 

私はというとダーリンのパパママにお年玉を貰いました(*^-^*)

本来なら夫であるダーリンからも貰えるそうなのですが、年越しの出費でうちの財政が厳しいのかまだ貰っていません(笑)

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▲ダーリンのパパママからもらった紅包(お年玉)は、PANDORAの紅包袋(お年玉袋)に入っていました!可愛い♡

お姉ちゃんがPANDORAの常連なので、特別にお店からもらったんだとか(笑)レアお年玉袋です!

 

龍山寺へお参りに!

親戚たちとの食事会が終わって解散してからは、各自各々過ごすことになりました。

いとこのお兄ちゃん達は映画を見に行くらしく映画館に行き、ダーリンは明日も仕事で朝早いので家で寝ることにし、私とパパママとお姉ちゃんの4人は龍山寺にお参りに行くことになりました。

 

我が家は毎年大晦日に龍山寺にお参りに行く習慣があります。

それも夜中の0時の時を見計らって行くので結構気合入ってます(笑)

日本で言う初詣みたいなものですね。

 

初詣と言うと日本人の私は極寒の中のお参りを想像するのですが、この日は2月にもかかわらず全然寒くなく、やはり日本のとは違う雰囲気でした。

まあ日本じゃないので当たり前なのですが、寒くないので初詣感がありません(笑)

 

龍山寺へはお姉ちゃんの車で行きましたが、龍山寺までの道は全然車がいなくてすごく静かで、いつも渋滞の台北とは思えませんでした。

ママ曰く、台北に住んでいる地方の人が皆地方へ里帰りするので台北の人が少なくなるそうです。

 

大混雑の龍山寺

しかし龍山寺のあたりに着くと急に車も多くなり、沢山の人で混みあっていました。

さすがの龍山寺です、お参りに来る人も多いのです。

 

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▲ランタンが飾られている旧正月仕様の龍山寺

 

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▲普段は左と右の門から出入りするのですが、旧正月は正面の門が開いています。

 

龍山寺の前では自分たちで打ち上げ花火をしている人や、爆竹をしている人、参拝客とホームレスたちが入り乱れなんだかカオスなことになっていました(笑)

打ち上げ花火や爆竹は近くでされると想像以上に音が大きいのでビクビクしながら龍山寺の中に入ると、皆線香を持ってお参りしていました。

 

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日本の神社ではお賽銭を投げるくらいなのでいいのですが、台湾の寺のお参りは線香をもって寺内を歩き回るので、大晦日のように人が多すぎる日は非常に危険です(笑)

 

危険!でも盛り上がるイベント

しかし更に危険なイベントが台湾にはあります。

年が明けると同時に開く寺の門から線香を持って全速力でダッシュし、線香を入れる壺(?)に線香を投げ入れるイベントです(笑)

一番にに線香を入れることができたらその一年はいい年になると言われているので皆全力ダッシュなのですが、なんせ線香持ってるので危険極まりないです。

 

火のついている長い棒状のものを持ってダッシュするだけでも危険なのに、皆1番を目指し壺に線香を投げ入れるので見ていてとてもハラハラするイベントとなっております(笑)

実はこの線香を壺に投げ入れる行為はパパ曰く、神様に対して失礼らしいですが・・・・。

テレビのニュースでやっているので、ニュースで見るくらいがいいと思います(笑)

 

龍山寺で年越し、厄除け

龍山寺では0時になると、日本の年越しの鐘のようにお坊さんが出てきて鐘をついたりお経を唱えたりしていました。

ママとお姉ちゃんは厄除けです。

「安太歳」という厄年の厄除けの列(これがすごい長蛇の列)に並んで、「安太歳」をしてもらっていました。

台湾では本人以外が厄除けをしてもらってもいいそうで、ママは息子(ダーリン)の、お姉ちゃんは彼氏の安太歳をしていました(笑)

 

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▲ダーリンは1月1日生まれなので日本なら3月生まれの私と同じ寅年ですが、台湾の数え方では丑年で、厄年です。

ダーリンは中華圏だと31歳なのか~!!ひぃ~!!

年男・年女が厄年・・・(笑)

 

2月に「年越し」という不思議な感覚

この日はダーリンの実家にお泊りです。

龍山寺で年越しの瞬間を迎え、厄年の厄除けを済ませてダーリンの実家に帰った時には夜中の2時半をまわっていたので、すぐにお風呂に入って寝ました。

 

初めて台湾で家族と過ごす旧正月でしたが、日本人の私の感覚では1月1日に既に年は変わっているので、2月に改めて「年越し」というのも不思議な気がしました。

でも台湾ではこちらの旧正月がお正月本番で、とてもおめでたい雰囲気で、活気に溢れています。

 

続き→結婚後初めて台湾で旧正月を過ごす~正月編~

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  • KEDDY
    台湾の新北市に住んでいます。
    1986年生まれのA型の魚座。台湾が好きで台北に留学経験あり。帰国後台湾人のダーリンと運命の出会い♡をし、まさかのスピード結婚。ダーリンと二人で毎日楽しく暮らしています。詳しいプロフィールはコチラ

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