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仕事を辞めて台湾語学留学をした人達のその後~再就職、台湾在留など~

公開日: : 最終更新日:2015/07/16 台湾留学・中国語

  

こんにちは、keddyです。

私も仕事を辞めて台湾語学留学をした人の一人ですが、仕事を辞めていく社会人の留学の場合、学生時代に行く留学よりも覚悟を決めていく場合が多いと思います。

皆留学の目的は様々だと思いますが、社会人の留学の場合は中国語を話せるようになって仕事でステップアップを目標とする人も多いと思います。私がそうで、元々語学留学を終えたら日本で中国語を使う仕事をしようと思っていました。

私の通っていた学校のクラスメイトは偶然日本人のほとんどが社会人留学組だったのですが、今は様々な場所で、それぞれの道を歩んでいます。

では実際に仕事を辞めて台湾に語学留学したら、その後将来はどうしている人が多いのか?再就職はできるのか?今回は仕事を辞めて台湾語学留学をした人達のその後を、実際に私の周りにいる例でご紹介します。

ちなみに外国人のクラスメイトのその後は書き出すとキリがないので、今回は日本人に限定して書きます。

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台湾留学のその後

日本に帰り日本で仕事をする

台湾留学その後

その後は日本に帰国し再就職するというパターンが一番多いです。

この場合、「中国語を使用した仕事に就きたい」と思って就職活動をする人が多いのですが、それで実際に中国語を使用した正社員の職に就けていたのは、私の周りでは一握りでした。

何故なんだろう?と疑問に思っていましたが、私も帰国して就職活動をして、正社員の募集を見ていて気づきました。

ほとんどが、「翻訳・通訳経験○年以上」などの実務経験や、「管理職経験者」「○○関係業務経験○年以上」などの「中国語+α」の能力が必要だったのです。

実務経験がないので、未経験OKで中国語を使える仕事を探すと、パートかアルバイト、派遣社員での仕事が多く、正社員でも給料は激安でした。

一部「中国人を雇う事を意識して給料が低めに設定されている正社員」なんてのもありましたがその場合ほぼ中国人が雇われることとなるので、日本人の私たちが応募しても内定することは難しいです。

なので実際に日本に帰って再就職をした人で、正社員で中国語を使う仕事をしている人は私の知り合いの中では一人しかいません。その人は元々台湾で5年くらい仕事をしていた人でした。

他は中国語とは全く関係ない全職を生かした仕事をしているか、もしくは中国語を使うとしても派遣・パート・アルバイトなどです。

私は日本に帰って名古屋で就職活動をして、「現実は予想以上に厳しいんだなあ・・・」と思いました。

東京や大阪などの大都市であれば、もう少し正社員の募集も多いと思いますが、東京や大阪に帰った友達たちも私と似たような状況でしたので、中国語が話せるから簡単に仕事が見つかるかというと、そうでもなさそうです。

ですので留学帰国後、日本で正社員でそこそこの給料でやっていきたいという場合は、覚悟が必要だと思います。もしなにか中国語以外に何か特別な技能や経験があるなら大丈夫ですが、無いなら中国語を使った再就職はかなり困難になる可能性があります。

ちなみに私はなんとか「中国語が使える」という謳い文句の会社の正社員に再就職できたのですが、蓋を開けると中国語は全然使わない仕事でした。

そのまま台湾に残り台湾で仕事をする

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これは結構高いハードルになりますが、一定数いました。

「中国語を使って中国語環境で仕事がしたい」、「台湾が好きすぎて台湾に住みたい、日本に帰るなんて考えられない」、「台湾人の彼氏のために台湾に住む」という人など色々な理由で、学生期間が終わった後、台湾で就職していました。

台湾で仕事をするには、就労ビザを取らなければいけません。会社が就労ビザを発行するには条件があり、必ず大卒であるという事、日本での会社勤務経験が2年(3年だったかもしれません…すみません忘れました)以上ある事、そして会社はその人に月給を約5万元以上払わなければいけません。

就労ビザを取るのは結構大変なようですが、ここで会社がなかなか就労ビザを出したくない理由として、月給の問題があります。

約5万元というと、台湾人の初任給が約3万元なので安くはない金額になります。例えば通訳・翻訳募集であれば台湾人で日本語ペラペラな人を月給3万元で雇ったほうが会社にとっては安上がりなのでそちらを選びます。

ということでここで就職できていたのは、「美容師」「ネイリスト」「音楽家」など専門的な技能を持った人たちです。

他にも「日本語教師」はすごく多いですが、日本語教師の場合のみ就労ビザの規定が例外で、月給が3万元台でも発行していい決まりなので、比較的簡単に就労ビザをもらって台湾に残って働くことはできますが、給料が安いので生活はかなり厳しくなります。

他にも「どうしても台湾に残りたい」という理由だけなら、台湾の企業の日本人を相手にする日本語を使う仕事であれば、日本語ネイティブな私たちは比較的簡単に就職することが出来るようです。

中国語は使いませんが台湾に残ることができるので、そういう選択をする人もいます。

台湾の大学院に進学

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再就職はせずに勉学を極めたい人も中にはいます。

大学院進学のためには中国語がある程度できないといけないのでそのためにまず語学学校に通おうと思い語学学校に来ていた人もいましたし、語学学校に通っているうちに台湾の文化などをもっと学びたくなり、大学院進学を決めたという人もいました。

他の国に留学

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台湾留学がきっかけで色々な国に行きたくなり、再就職はせずに台湾留学が終わった足で他の国に留学に行くパターンです。

台湾、オーストラリア、韓国の三カ国を巡るパターンが一番多く、その場合は中国語・英語・韓国語が話せるようになりますので、その後日本に帰国して再就職をしたい場合でも、比較的有利になると思われます。

台湾人と結婚し台湾に在留

台湾で結婚式準備

そもそも台湾人と結婚するために仕事を辞めて台湾語学留学に来ていた人もいました。その場合はこのパターンになります。

私の周りで語学留学中に台湾人と付き合ったカップルは結婚に至ることはなく留学終了とともに別れていたので、元々台湾人の恋人がいて結婚する目的で語学留学に来た場合が多かったです。

この場合は大体語学留学が終わると結婚し、台湾で専業主婦になるコースでした。

台湾以外の国の人と結婚し台湾に在留

台湾人と結婚

台湾は住みやすい国なので、台湾以外の外国人と結婚して台湾に住み続ける人も中にはいます。

ただこの場合は夫婦二人とも外国人なのでビザの問題がありますので、二人共の台湾での就職が決まっている場合に限ります。

その他 日本に帰国後日本にいる台湾人と結婚

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これは私です(笑)

ただ私の場合これが目的だったわけではなくたまたま帰国後に出会って好きになった人が台湾人で、たまたま結婚しただけなのですが・・・こういう人も稀にいます(笑)

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  • KEDDY
    台湾が好きで台北に留学経験あり。帰国後台湾人のダーリンと運命の出会い♡をし、まさかのスピード結婚。ダーリンと二人で毎日楽しく暮らしています。

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