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台湾語学留学の言語交換で恋愛目的が多すぎ!?男性クラスメイトがゲイに遭遇した話

公開日: : 台湾留学・中国語

  

こんにちは、keddyです。

台北での語学留学時代の、言語交換にまつわる面白い話を思い出したので書き留めておきます。

 

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言語交換とは

私たち外国人は語学学校で中国語を勉強する際、「学校で先生と会話したり授業に出ているだけでは中国語の学習が足りないな」、と感じることがあります。

語学学習はやはり実際に何度も会話して上達していくので、ある程度中国語を勉強した外国人たちは更なる中国語会話の練習のために、実際に台湾人と会って話したり勉強したりしたいと思うようになります。

 

しかし毎日学校と家の往復だけをしていたり、外国人同士で遊ぶことが多い私達には台湾人との接点は無く、急に台湾人の友達ができるはずはありません。

そんな時に便利なのが、「言語交換」という制度です。

 

言語交換とは、外国人である私達が自分の母国語を教える代わりに、台湾人も私たちに中国語を教えるというもので、

基本的には1対1でカフェなどで行われます。

なのでこちらが日本人であれば日本や日本語、日本文化に興味がある台湾人が言語交換の相手になってくれるというわけです。

言語交換相手と気が合えば、言語交換をきっかけに友達になったりもします。

 

言語交換の相手の募集方法

言語交換の相手募集は、各語学学校の掲示板や、ウェブサイト等から行えます。

自分で自己紹介と募集する相手の条件を簡単に書いて(○○駅近くで会える人、など)、連絡が来るのを待ちます。

 

もちろん自分で相手を選ぶこともできます。

基本的には自分の顔写真などは載せないことが多いので、ここでわかるのは相手の性別や年齢、日本語の能力がどれくらいか(少しわかる、まったく話せないなど)と、

どのような言語交換を望んでいるか(週1で会話中心など)、

そして、自己紹介の文面からその人が大体どのような人かを推測できるくらいです。

 

あるだけの情報で自分が見て何となく良さそうだなと思った相手に連絡し、お互いが良ければ言語交換を開始といった流れです。

 

なかなか難しい、言語交換相手との出会い

この言語交換、全く知らない人同士が出会うため、上手いこと自分と会う相手を見つけるのは意外と難しいのです。

実際に会ってみて「ああ、この人とはあまり性格が合わないな」と気づいてしまい、

性格の不一致のためあまり言語交換が盛り上がらず結局1回2回言語交換をしただけで終わってしまうという事も良くあります。

 

性格以外にも、「相手の日本語が上手すぎて結局全て日本語で話してしまい意味がない」とか、

逆に「自分はまだあまり中国語が聞き取れないのに相手の中国語が速すぎる」等というレベルの問題もあります。

 

中国語学習者の日本人は沢山いますし、日本語を学習中の台湾人もかなりの数が居るので自分とピッタリ合う言語交換相手に出会うのが難しいのも無理もありません。

よほど運が良くない限り、1回で「すばらしく自分に合う言語交換相手に出会えた!」ということは難しいと思います。

 

そして、個人的に思った言語交換の最大の難点は、同性の言語交換相手を見つけるのが難しいという事です。

 

皆「あわよくば」を狙っている?

言語交換の相手募集をするとわかるのですが、男性外国人からの募集にはほとんどが台湾人女性が、女性外国人からの募集にはほとんどが台湾人男性が殺到します。

私も募集したときには沢山の台湾人男性から「日本に興味があります!」と連絡がきましたし、

クラスメイトのイケメン外国人たちの言語交換相手は皆台湾人女性でした。

(イケメンでなくても男性の言語交換相手は女性でした。笑)

 

本当に不思議なのですが、同性からの連絡が全く来ないのです。

もちろん多くの人が真面目に言語を勉強したいと思っているのだとは思いますが、

あまりにも同性の言語交換相手を見つけるのが難しいので、これはもう、皆言語交換以外の

「あわよくば、仲良くなってデートに誘えるかも!」とか、「あわよくば、付き合えるかも」と、

「あわよくば!」を狙っていると思わざるを得ませんでした(笑)

 

実際に周りで言語交換がきっかけで付き合うようになったカップルもいましたし、お互いがそれでいいのなら特に問題ないのですが、

私は当時、ファッションの話や美容の話をしてオシャレカフェに行ったり一緒にショッピングしたりできるような台湾人の女の子の友達が欲しかったので、とても困りました。

しかし言語交換で来る連絡は男性ばかりで、女性に自分から連絡しても連絡が返ってこなかったりしたので、結局友達はFacebookで見つけました(笑)

 

その頃私と同じように、「同性の言語交換相手が欲しいけど、全然見つからない」と悩んでいるクラスメイトの韓国人の男の子がいました。

韓国人男性は韓流が流行っている台湾では韓流好きな台湾女子たちにとても人気なのですが、

彼は韓国人でありながら全く韓国の音楽や芸能に興味が無く、更に女の子にもあまり興味が無い子だったので(ゲイではないですが)、

「そういう女の子たちと言語交換をしてK-popやドラマ、アイドルの話をされてもわからなさすぎて困るから、台湾人男性の言語交換相手を見つけたい」と言っていました。

 

そしてその子が長い事探してやっと見つけた同性の言語交換相手が、彼にとってとても恐ろしい結末を招くことになったのでした・・・・・・・・・。

 

言語交換相手がゲイだった!!

結論から言うと、その韓国人の彼と言語交換をしたい!と言ってきた相手はゲイだったのです!

しかし、そんな事を知る由もなく、人生でゲイにも出会ったことがない韓国人の彼は、普通に言語交換相手の男性と会いました。

 

1回目の言語交換の時には相手の印象はとても良く、彼は「やっと同性の言語交換相手が見付かった!これは長く続けられそう!」と喜んだようです。

そして2回目、相手の印象は相変わらず良く話も弾んだのですが、彼は少しだけ違和感を覚えます。

相手との言語交換中、やたら相手の顔が近かったり、ボディタッチをされることがあったのです。

 

それでも台湾に住むのが初めてだった彼は、「ちょっと違和感を感じるけど、そういうノリの人なのかもしれないし、台湾では男性同士でも距離が近めなのが普通なのかもしれないぞ」と思いなおし、

あまり気にしないようにしました。

 

そして3回目の言語交換で、事は起こりました。

以前にも増して相手からのボディタッチが激しいので彼は「ちょっと怖いなあ」と感じながらも、カフェでの言語交換を終えました。

そして彼が帰ろうとすると、相手がおもむろにそっと彼の手に手を重ね、そして手を握り、彼の目を見てこういったのです。

「これから僕の家に来ない?」と。

 

OMG!!!!!!!!!

これでさすがの彼も完全に「これはまずい!!」と気づいたようで、

全力で「對不起(ごめんなさい)!!!」と言い全速力でカフェを後にしたそうです。

 

後々相手から鬼電、鬼LINEが入ってきたそうなのですが、彼は怖くなって相手の連絡先を消去。

その後、言語交換で同性の相手を探すのは止めたそうです。

 

言語交換で男女の恋愛関係に発展する話は多々あれど、男性同士でもそのような機会があったとは。

彼にとっては衝撃の経験でしたが、当時それを聞いた私は、「自分の知らない世界はまだたくさんあるのだなぁ」と妙に感心したものです(笑)

 

彼は私に、

「僕は今まで女の子にあまり興味が無かったから、もしかしたら自分はゲイなのかもしれないと思った時期があったんだ。

でも、あの時手を握られて鳥肌がした時にわかったよ、僕はゲイではなかったってね!」

と複雑そうな笑みを浮かべて言い、

 

「でもね、台湾は本当にゲイが多いんだ」

と、その後の後日談を話してくれました。

 

韓国人の彼のその後

言語交換でゲイに狙われる事件があった彼はその後、台湾で色々なゲイたちと遭遇します。

夜道を歩いていたら声をかけられたり、触られたり、言語交換でなく知り合った友人がこれまたゲイだったということもあり、

彼はその外見がゲイの好みだったようで、台湾でゲイにとても人気があったのです。

 

ゲイにモテまくりだった彼は台湾で特異な経験をしすぎて、後々ゲイの判別方法が身についたようで、

「自分の半径5メートル以内にゲイと思しき人物が近づいてきたら、距離をとるようにしている」と言っていました(笑)

彼にとって台湾生活で一番学んだことは中国語や海外での暮らしのノウハウではなく、ゲイからの護身術だったようです。

 

これから台湾留学をしようと思っている男性の皆様、あなたの外見によっては(男性からの)「モテ期」が訪れるかもしれません♡

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  • KEDDY
    台湾が好きで台北に留学経験あり。帰国後台湾人のダーリンと運命の出会い♡をし、まさかのスピード結婚。ダーリンと二人で毎日楽しく暮らしています。

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