ポケモンの中国語の名前（台湾）について

ライチュウのアローラの姿が可愛すぎて悶絶しているライチュウ好きのkeddyです。

ライチュウのためにポケモンの新作サン・ムーンを買う予定なのですが、台湾住みの私としては気になってくるのがポケモン中国語版のことです。

ポケモンサン・ムーンから中国語が選択可能になるとの事で、中国語が選択できるようになればポケモン好きな台湾人ダーリンも一緒に遊ぶことが出来てポケモン好きな国際結婚夫婦の私たちにとっては嬉しい事ですが、その中国語の命名問題が話題となっていますよね。

公式からポケモンの中国語の名前が発表されたのですが、香港の人達から「自分たちがいままで慣れ親しんできた名前と違う！」という不満が出ているんだそうです。

これは日本人にはなかなかピンとこない話かもしれませんが、中国語と一口に行っても中国大陸・台湾・香港で話される中国語はそれぞれ違うものなんです。

ポケモンのゲームやアニメが出だした当時ポケモンの名前もそれぞれの国で翻訳されたため３者３様の翻訳になっており、同じポケモンでも国によってそれぞれ呼び方が違うのです。

台湾ではポケモンは「神奇寶貝」と呼ばれていますが、香港では「寵物小精靈」、中国大陸では「口袋妖怪」です。

それに対して任天堂の公式発表では「精靈寶可夢」となるようですね。

最近台湾ではポケモンGOが大ヒットしておりテレビでも連日ポケモンGO関連のニュースが流れますが、ニュースでは「神奇寶貝」はもちろん、「精靈寶可夢」、「寶可夢」、「小精靈」など色々な単語が出てきます。

ポケモンのことを「神奇寶貝」という台湾人は多いですが、「寶可夢」とか公式の「精靈寶可夢」という人もおり、完全にどれか一つの単語に統一されて呼ばれているというわけではないようです。

流石に台湾で「口袋妖怪」という人は居ませんが(笑)

ダーリンはポケモンのことは「神奇寶貝」と言います。

日本語が話せるダーリンですが私がはじめ日本語で「ポケモン」といっても通じず、逆に私も「妙蛙種子」と言われて「ん？何それ？」となったりして（フシギダネのことです）、お互い日本語・中国語が話せても最初はポケモンの話が出来ませんでした(笑)

台湾では日本のアニメやゲームは全て中国語になっており日本語のかけらもないので、こういうところで言葉の壁を感じたりします(笑)

ちなみにポケモンのジムは中国語では「道館」、「ポケモンを捕まえる」は「抓怪」といいます。

ポケモン、「怪」扱いなんだとちょっと笑ってしまいます(笑)

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台湾のポケモンアニメ

最近YouTubeでダーリンとポケモンの初代アニメの中国語バージョン（台湾のもの）を見ているのですが、題名は「精靈寶可夢（の簡体字、なぜかここだけ簡体字・・・）」で繁体字の字幕、台湾人の声優さんの吹き替えになっています。

ダーリン曰くロケット団のお決まりのセリフ「やな感じ～！」は「好討厭的感覺哦～！」の訳が台湾人には馴染みがあるらしいのですが、

たまに翻訳した人が違うのか他の訳にされている回もあってダーリンは「今回の翻訳何かおかしい」とか少し気になっているようです。

ニャースの名前も回によっては「喵喵」だったり「喵貓」だったりと、初期だからか翻訳が不安定な感じがします。

（どうでもいいですが初期のデブピカチュウの可愛さと、私が当時コッペパンの手に心を打ち抜かれた初登場マチスのライチュウの可愛さは今見てもやはり異常でした。あとロケット団が可愛いです。）

現在台湾では神奇寶貝XY（ポケットモンスターXY）と神奇寶貝超級願望（ポケットモンスターベストウィッシュ）がテレビ放送されています。

ダーリン曰くアニメタイトルは途中から全て「神奇寶貝」になったんだそうです。

このアニメの翻訳からしても、台湾では「ポケモン＝神奇寶貝」が浸透していることがわかります。

台湾のポケモンの名前

台湾のポケモンの名前は日本語の名前の音をそのまま真似ているものや見た目から来ているものなど色々です。

例えばポッポは「波波」でこれは日本語の音を真似していますが、リザードは「火恐龍」で火の恐竜という見た目からきているものです。

ピカチュウは「皮卡丘」、私の大好きなライチュウは「雷丘」でこれらも日本語の発音からですね。

私は香港の呼び名は知りませんが、ポケモン１匹１匹をとっても台湾と香港で違う名前になっているものもあるようです。

以下に台湾のポケモンの名前を493番まで表にしました。

気になる方は自分の好きなポケモンが台湾でなんて呼ばれているのかチェックしてみてください♪

第一世代（赤緑）　カントー（No.001~151）

第二世代（金銀）　ジョウト（No.152～251）

第三世代（ルビー・サファイヤ）　ホウエン（No.252~386）

第四世代（ダイヤモンド・パール）　シンオウ（No.387~493）

本当は現在721匹までいるのですが、大変すぎるのでこの辺で・・・・

気が向いたら追加します(笑)

ちなみに私の最愛ライチュウと酷似したビジュアルで私を騒がせた電気ネズミ「デデンネ」の中国語は「咚咚鼠」です(笑)

以前ダーリンが仕事で日本に行った際にポケモンセンターのライチュウのぬいぐるみをお願いしていたのですが、危うく間違えてデデンネを買ってくるところでした・・・(笑)

おまけ

台湾ではポケモンGOが流行っているため街中でポケモンを捕まえる人たちが大勢いるのですが、ポケモンの正式名称を知っている人は意外とあまりいないのか、

「あ～またコウモリだ！コウモリばっかりいらない（ズバットのこと）」とか、

「鯉」「あの魚」「金魚」「緑の虫」「毛虫」「ちっちゃい虫」「ちっちゃい鳥」「鴨」とかかなり適当に呼んでいて笑えます(笑)

ゼニガメの進化形のカメールもとても有名なポケモンにもかかわらず「ゼニガメのお兄ちゃん」とか呼ばれていたりしてちょっと可愛いです(笑)