台湾の経済格差が半端ないと感じた話
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台湾生活
こんにちは、keddyです。
台湾で生活していると、特に台北には高級車がバンバン走っていることに驚きます。
私の地元名古屋もなかなかの車好きが多い街ですが、あんなに沢山のベンツは走っていません。
でもその傍ら、原付バイクに3人乗りしている家族とかもよく見かけます。
ベンツの量も多いですが、バイクの量も相当です。
名古屋の平日の昼間の栄にはお年寄りと主婦っぽい人と学生っぽい人がチラホラいるくらいで人自体があまりいないんですが、台北には結構います。
昼間デパートをウロウロしていると平日の昼間にもかかわらず主婦でも学生でもなさそうな人がうろついていて、不思議だなぁと思って友達に聞いたら、
「あの人たちはお金がありすぎて仕事しなくてもいいからここで暇つぶししてるんだよ」と教えてくれました。
(ちなみに台湾のお金持ちは見た目に気を使わないので外見では全く判断できません。)
お金がありすぎて仕事をしなくてもいい人なんて、今まで日本では出会ったことが無くて衝撃でした。
そこで改めて、台湾にはとんでもないお金持ちが沢山いるんだなぁと実感しました。
ちなみにその一部の人たちのお陰で台北中に沢山あるデパートは潰れないんだそうです。
台湾はとんでもないお金持ちも沢山いるけれどもその逆も沢山いるという、お金持ちと庶民との差が激しすぎる社会なんだそうです。
今回は私が体験した、台湾の経済格差のお話です。
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台湾はM型社会
語学学校の先生が昔、「台湾の社会はM型社会と言って、貧富の差が激しい社会なんだよ」と教えてくれました。
台湾に暮らしていると、それをひしひしと感じます。
例えば私の元彼(当時大学生)は車も買えない程だったのに対し、彼のクラスメイトに一人だけ
「誕生日プレゼントは車、毎月のお小遣いは60万円までカードを使っていい」という衝撃のお金持ちボーイがいました。
私は日本で地元でも庶民中の庶民が行く学費安めの私立大学に通っていたので、そんなものすごくお金持ちの人と知り合う機会はなかったですし、
逆に大学まで行けているので飛びぬけて貧乏という人もおらず皆同じくらいの価値観だったので、
一般人の元彼とそんなお金持ちの子が同じ大学に普通に通っているということに衝撃を受けました。
車を持っている=お金持ち?
まだ台湾に住んだばかりの頃、台湾の月給やバイトの時給・生活費・車の値段など何も知らなかった私は元彼に、「ねぇ車買わないの?車無いの不便じゃない?」と聞いたことがあります。
その時彼は「台湾で車持ってる大学生はお金持ちだよ、一般人はバイクだよ」と教えてくれたことが私にとってとても衝撃でした。
私の地元名古屋は車社会で車が無いと不便なのと、トヨタのお膝下ということもあり多くの男性は車が好きで、大学生でも車を持っている子が多く、
でも決してその子たちがお金持ちということはなくて一般人でも頑張ってバイトをして買ったり、親が買ってくれたり、親に借金して買ったりしていました。
もちろん高級車ではなく一般の車です。
なので私の周りでは庶民の大学生でも一般の車なら持っていても別におかしくはなかったのですが、台湾では庶民は一般の車でさえも買えないという事を聞いて驚きました。
今では車本体の値段だけでなく維持費(特に駐車場代!)を知っているので一般庶民の大学生には無理そうとわかるのですが、当時は何も知らなかったんですよね。
ということで若くしてバイクではなく車を持っているということは、男性的にはかなりステータスになるらしいんです!
車持ち(=お金持ち)が好きな台湾女子
若干話が逸れますが、台湾では送り迎えをしてもらえるからとかお金持ちだからとかの理由で、
「車を持っている男性が好きな女子」というのが一定数(もちろん台湾女子全員ではありませんよ!)存在するらしく、
私の友達界隈でもその車持ち好き女子による色々なエピソードがありました。
日本にいたら滅多に聞かない話なので、ちょっとご紹介します。
車を売ろうとすると去っていく台湾女子
彼氏:「車を売ろうと思うんだけど・・・」
彼女:「じゃあ別れる」
その後、音信不通
これは私の友人Aの彼氏と元カノの話です。
車を売ろうとする→音信不通ということが度々あった彼は若干心を病み、その後たまたま意気投合した友人Aと付き合いました。
彼氏:「車を売ろうと思うんだけど・・・」
友人A:「え?売ればいいじゃん(別に私と関係ないから、わざわざ聞かなくてもいいのに)」
彼氏:「君ほど心が優しい人は見たことがないよ(T_T)号泣」
Aがさらっと「売れば」と回答したことに彼氏は感動し、泣いたそうです(笑)
この時Aが驚いたのは言うまでもありません。
より高級な車に乗っている男性と付き合いたい台湾女子
彼女:「別れてほしいの」
彼氏:「え!?何で?」
彼女:「好きな人(あなたよりも高級な車持ちの男性)ができたの」
他の男性が彼氏よりも高級な車に乗っていることを知ると、彼氏と別れてその男性と付き合った彼女。
その後少し経ってから、彼氏はその彼女にヨリを戻したいと言われました。
彼女:「ヨリを戻したいの」
彼氏:「え!?何で?」
彼女:「それは・・・(あなたが最近買い換えた車のほうが高級なんだもの)」
彼女と別れた後彼氏が更に高級な車に乗り換えると、「ヨリを戻したい」と戻ってくることがあったそうです。
これは友人Bの旦那の元カノの話ですが、友人Bは旦那の過去を聞いて同情したそうです(笑)
車を持つことが最大のアピール
ダーリンもお金持ちではないですが大学の時には車(高級車ではない)を持っていたらしく、
大学は交通の便が良いところなのにもかかわらず車で通学していたらしいです。
「交通の便がいいんだから、MRTで行けば良かったじゃん」と私が言うと、
「いや車で通学することこそが女の子への最大のアピールだから(´ー+`)キラーン」
と最高に暑苦しいドヤ顔で答えたダーリン。
なーにが (´ー+`)キラーン だよまったく!!
でも台湾では若くして車持ってるとドヤ顔出来るらしいですよ(笑)
台湾のお金持ちの人は何でお金持ちなのか
ダーリンに、「なんで台湾のお金持ちはあんなにお金持ちなの?皆何の仕事してるの?」と聞いてみたところ、
ほとんどが親の代で元々不動産をいっぱい持っていて不動産を運用しているか、自営業だそうです。
自営業では親の代で経営が既にいい感じだったりするとお金持ちです。
ちなみに台湾ではサラリーマンになるより夜市の屋台のお店を出して人気が出たほうが儲かるらしいので、若くして自分でお店を出している子も沢山います。
自力でお金持ちになるには
一般庶民に生まれたダーリンが台湾でお金持ちになるのは難しいんですって。
何故なら普通にサラリーマンになったらその時点でお金持ちにはなれないし(ダーリンは台湾でサラリーマン経験あり)、
夜市は性格的に向いていないし、自営業者になるには最初に沢山のお金がかかるのでそのお金がまず準備できないからです。
そんなダーリンはどうしようかと悩んだ結果日本で働くことを決めたそうです。
ダーリンに冗談で、
「ダーリンとこもどこか台北市内に昔買った不動産とかがあれば今頃お金持ちで、わざわざ日本で苦労しなくても良かったのにねぇ」と言ったら、
「僕は親のお金には頼らないで日本で自分で成功するんだ!」
と言っていました。
よっ!男前!( *´艸`)
日本の社会も厳しいのできっと先は長いですが、ダーリンの活躍を傍で見守っていきます♪
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