台湾人の年越しの過ごし方~年末年始はどう過ごすか~
公開日:
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最終更新日:2015/12/27
台湾生活
こんにちは、台湾在住のkeddyです。
年末ですね。もうすぐ2014年も終わるわけですが、ここ台湾中壢では年末感・師走感は全くありません(´・ω・`)
それもそのはず、台湾でお正月といえば旧正月を指しそちらが本物のお正月、というわけで日本のお正月に当たる1月1日に特に力を入れる必要はないんですよね。
日本人の私的には年末感が感じられないのは気温の問題もあるのかなと思っています。
日本ではこの時期の冷え込みが「もうすぐ今年も終わりだな~!」と年末感を感じさせてくれたりもしますが、台湾はこの時期、毎日雨で寒いといっても15度程度(中壢)、
台北ならばもう2,3度は高く日本に比べたら全然寒くないのです。
そんな温暖な気温なので、日本人にとってはもうすぐ年越しという気分にはならないのです。
旧正月ではないけど一応年越しがあるこの時期、台湾人はどう過ごすのか、気になったのでダーリンに聞いてみました!
今回は、台湾人の年越しの過ごし方をご紹介します。
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台湾人の年越し、年末年始の過ごし方
台湾人にとっての正月といえば旧暦の正月ということで、この時期はただの年越しのみという感覚なんだそうです。
旧暦の正月に長期休みがあるので、年末年始に特別に仕事が休みになるということはなく、ほとんどの会社は12月31日は通常通り仕事だそうです。
1月1日のみ休みで、2日から通常通り仕事に行かなければいけません。
ちなみに今年は例外で、1日が木曜日なので政府が2日(金)も休みにし、土日と合わせて4連休になるそうです。
この時期が正月ではない台湾では異例の事のようで、皆海外旅行に行く計画を立てるなど浮足立っていました。
ただこの2日(金)が休みになることによって、次の週の土曜日は出勤しなければいけないそうです。
台湾は日本に比べて祝日が少ないですが、なかなかシビアです(´・ω・`)
台湾人が年越しにすること
写真は一昨年の台北101年越し花火です。
もし101の花火や無料コンサートに行く場合は、とんでもない人の量で帰りはMRTに乗車規制がかかり帰るに帰れませんので、覚悟を決めて行ってください(笑)
行ったら行ったで101の花火は綺麗ですし、食べ物の屋台なんかも出ていて楽しいんですが、
花火は何時間も待機して待っていた割には一瞬で終わりますし、とにかく人の量がすごすぎて気分が悪くなるレベルなので私は家でテレビの中継で見たい派です(笑)
(年越し花火に行きたい人は→台北101の花火を見に行きたい人のための、心の準備マニュアル)
12月31日、仕事が終わると夜は年越しになるわけですが、台湾人は何をして年越しを過ごすのでしょうか。
年越しに年越しそばを食べたり神社にお参りに行ったりと伝統行事がある日本と比べて、台湾人にとって年越しはただ年が変わるだけの行事に過ぎないので、各々好きに過ごすらしいです。
大掃除もありませんし(旧正月にはします)、何かを特別に食べるという事もありません。
台北付近の人はやはり101の花火や無料コンサートに行く人が多く、その他友達複数人で海や山などに行ってパーッと過ごすなどもあるそうですが、
台湾人にとっては日本人ほど重要視するイベントではないので普通に家でテレビを見てのんびり過ごす人も多いそうです。
台湾人は家族と過ごすのが好きなので、もし実家から離れて住んでおり帰れる距離の場合は1日だけでも実家に帰る人もいます。
台湾では台北をはじめ台湾全国各地で年越し無料コンサートが行われているので、その様子をテレビ中継でリアルタイムで放送しており、
それを見てカウントダウン~年越しの花火中継まで見れば年越しの気分になれます。
その他、日本では紅白歌合戦を見る家庭も多いですが、実は台湾でも(時差が1時間ありますが)リアルタイムで放送されているので、
日本の歌手が好きな人達は紅白歌合戦を見て年越ししたりします。
台湾人の元旦1月1日の過ごし方
この日は台湾人にとっては1日のみの休日になりますので、普通に友達とお茶したりカラオケに行ったり家で休んだりと、
一般の休日となんら変わりのない日を過ごします。
1月1日は小さい個人店などは開いていない場合が多いですが、デパートなどは開いているので
「折角休みだし、新年だし出かけようかな~」という人が押し寄せ大混雑し、MRTも混雑、道も車で渋滞します。
日本のようにお正月の大バーゲンや福袋、お雑煮におせち料理にお年玉といった「日本風お正月」の雰囲気は台湾では1ミリも味わうことが出来ないので少し残念です。
まあ外国なので当たり前なのですが・・・(笑)
福袋といえば、日本の洋服が好きな女の子たちは日本から福袋をわざわざ注文して買ったりもしています。
流石日本に詳しい台湾人、福袋の事まで知っています。
(1/3追記→)1日に家族で市政府の三越の高級ビュッフェに行ったら台湾人も新年に美味しいものが食べたいのか大混雑で、
101付近のデパート群のあたりも台湾人と観光客で賑わっていました。
2日には北投温泉に行きましたが今年は異例の4日まで連休という事で台湾人と観光客が押し寄せており、
普段は並んだことがない温泉博物館もディズニーランド並の長蛇の列でした。
特に伝統的なイベントではない台湾の年越し
1月1日にお正月がある日本と違い旧正月を祝う台湾人にとって、31日~1月1日は休みの日に年越しカウントダウンイベントがあるくらいで、
何か伝統的なイベントがあるわけではありません。
ただ31日の夜~1日は休みで新年気分な台湾人たちや観光客が街にあふれますので、観光地やデパートが多い地区は非常に混雑します。
台湾に住んでいると、残念ながら日本のように年末や正月の賑やかでおめでたい雰囲気を感じることができません。
(年越しの101花火とコンサートだけはものすごい人で賑やかですが…(笑))
なのでこの時期は若干寂しい気持ちになるのですが、その代わり旧正月に台湾式お正月が味わえますので、それはそれで良いですね♪
Comment
keddyさん
はじめまして、kumiと申します。
ブログいつも楽しく読んでいます。
私は日本在住ですが彼氏が台湾人で、彼は台湾に住んでおり遠距離恋愛の状態です。
普段の会話は彼が頑張って日本語を話してくれて、やり取りをしています。
台湾文化のことをよく知らない私はkeddyさんのブログを読み、彼の行動に対して疑問に思っていたことは、「このような台湾文化であるから彼はこういうことを言ったのか」と自己解決する日々です。笑
…すみません、こういったSNSやブログにコメントを残すのは初めての経験です。
私と同年代の方で台湾人の彼やパートナーがいる方が周りに1人もおらず、何か心細さのようなものを感じていたのかもしれません。
お互い見ず知らずにも関わらず、
こちらにコメントを残すことお許し下さい。
keddyさん夫妻がいつまでも仲良く
幸せであること、心より願っています。
kumiさん
はじめまして!コメントありがとうございます(*^^*)
台湾人の彼氏と遠距離恋愛中なのですね。
日本語を話してくれる彼氏さん、素敵ですね(*^^*)
遠距離は時に不安になったり寂しくなったりしますよね。。。
近くに台湾人の彼やパートナーが居る方がいないと、そんな時話を聞いてもらいたくてもできなくて悶々としてしまいますよね(>_<) 私も遠距離の時はよく悶々としていました(笑) コメント欄では何なので、メールのほうにも送らせていただきますね♪ 私でよければ、いつでもお話聞きます☆ keddy