台湾・台北語学留学で実際に通った私が思う、「中国文化大学」の良いところと選んだ理由
こんにちは、keddyです。
台湾語学留学で、学校選びは悩むところですよね。
私は台北に留学時代ずっと、「中国文化大学」に通っていました。
よく、
「数ある語学学校の中から何でその学校を選んだの?」
「1年以上居たら途中で学校を変わる人もいるけど、ずっとその学校に通ったのは何故?」
「どんな感じだった?良かった?」
などの質問を受けることがあるので、
今回は私が文化大学を選んだ理由と、通ってみて良かったところをご紹介します。
※ちなみに情報は私が在学した2012~2013年頃のものになります!
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私が中国文化大学を選んだ理由
私が中国文化大学を選んだ理由は以下の3つです。
- 都会で、便利なところがいい
- 自分の好きなタイミングで入学したい
- 学費をできるだけ安く済ませたい
それでは順番に見ていきます。
1.都会で、便利なところがいい
せっかく留学するなら休みの日は観光したり、ウインドーショッピングをしたりしたかったので、台北の中心部の地域から選択しました。
語学学校は沢山ありますが、山の上にある学校やMRTで少し辺鄙なところに行かないといけないところに位置している学校もありますので、
それらを除き台北の中心地のある程度便利なところの学校で検討し、
台湾大学、師範大学、淡江大学、文化大学の4つを候補としました。
2.自分の好きなタイミングで入学したい
多くの学校が年に2・3回入学のチャンスがあり、そのタイミングを逃すと次の入学時期まで待つか、授業についていけなくなるのを覚悟で途中入学するか、ということになります。
私は仕事を辞め次第一刻も早く台湾に来て入学したかったので、時期を待つなどに時間を割きたくなく、いつでも入れる学校はないかと探しました。
台湾大学、師範大学、淡江大学、文化大学の4つの中で、
淡江大学と文化大学の二つが毎月入学が可能という事だったので、これは便利という事でこの2校に絞りました。
3.学費をできるだけ安く済ませたい
私は社会人からの留学だったので、予算は出来るだけ抑えたいところでした。
なので学費が安い所を検討しました。
台湾大学、師範大学、淡江大学、文化大学の4つの中では淡江大学と文化大学の学費が比較的安かったのですが、
淡江大学は4ヶ月1学期制だったので(他は全て3ヶ月で1学期とする)、
1か月あたりの学費を考えると淡江大学が1番安かったです。
ではなぜ淡江大学にしなかったのかというと、立地が文化大学のほうが自分的に好きだったのと、4ヶ月で1学期なので授業の進むスピードが遅いのではないかと思ったのが理由です。
できるだけ自分を追い込みはやく中国語を身につけたかった私は、3ヶ月1学期の文化大学に決定しました。
▲学校の入り口の様子
中国文化大学に通ってみての感想
▲校内と教室の様子
良いところ
- 1年など長期分を一括で払うと学費が更に安くなる
- 試験などがしっかりしているので中国語が伸びる
- 先生の質が良い
- 校内に無料wifiがある
1年など長期分を一括で払うと学費が更に安くなる
学費は3ヶ月ごとに支払いも可能ですが、半年、1年、2年など長期の学費を一括で払うと割引が適用されさらに安くなります。
期間が長いほど割引率が高いので、はじめから2年留学!などと期間が決まっている人は2年分払ってしまうとお得です。
試験などがしっかりしているので中国語が伸びる
次に学期が終わる3ヶ月ごとに1回、総合試験があります。
リスニング・スピーキング・ライティングの全てを見るこの試験が結構厳しく、合格ラインに達しないと次のレベルに進めずもう一度同じレベルを3ヶ月やらないといけないことになります。
なので試験合格のため必死で勉強するので、中国語のレベルが上がります。
聞いたところによると他の学校ではこの試験がゆるい、あってないようなもの、むしろ無いところもあり、その時は楽かもしれませんが1年も経つと差がかなり出てきます。
実際に私が1年くらい通ったところで他校から学校を変わって私のクラスに途中から入ってきたクラスメイトが、
「前の学校では試験はすごくゆるかったから(文化は)厳しくてびっくりした」と言っていました。
そして同じレベルを勉強しているにもかかわらず、私たちのクラスメイトのほうが他校から移ってきたクラスメイトよりも発音が良くスピーキングも良かった印象があります。
先生の質が良い
文化大学では3ヶ月に一回先生を生徒が評価するアンケートがあります。
もしこのアンケートで先生の評価が悪いと、先生もクビもしくは研修生に戻り授業を持てない、など先生に対して厳しいです。
なので先生の質が良く、私が当たった先生は全員すごく良い先生でした。
実は他校から移ってきたクラスメイトが、
「前の学校では先生が生徒をひいきしたり、若い研修生上がりの女性の先生がイケメンの生徒に色目を使って女子の私は辛く当たられ授業以外のことで辛かった、だから学校を変わった」
と言っていて、そんな先生がいるなんてびっくりしました。
彼女曰く、彼女の学校ではいい先生はすごくいいのですが、悪い先生との差がすごくあったようです。
ちなみに私が通っていた時、隣のクラスでは学生が
「先生の授業のスピードも話す速度も早すぎて全く理解できない、こんなことでは困るから先生を変えてほしい」
とクラスの全員で学校に訴えたところ先生を変えてもらえて、その先生は研修生になってその学期は他の先生の授業を見るという事になっていたそうです。
このように何かあると先生も授業を続けられないという制度のため、先生の質が良いのだと思います。
校内に無料wifiがある
これは地味に嬉しいことでした(笑)
私は無料なのは当たり前なのかと思っていたら、他校では1か月にいくら、などお金を払わないといけないところもあるようで、少しでも節約したい私にはありがたいことでした(笑)
いまいちなところ
- キャンパスが無い
- 学生寮が無い
- 奨学金が無い
- 台湾人の学生との交流がない
気になる人もいるかもしれないので一応いまいちなところも書いておきます(笑)
キャンパスが無い
文化大学の中国語語学センターはビルなので、台湾大学や師範大学のような立派なキャンパスがあるわけではありません。
なのでキャンパスライフは送れません(笑)
学生寮が無い
学生寮がある語学学校は少ないですが、文化大学も学生寮はありませんので自分で家を借りて住むことになります。
奨学金が無い
奨学金があるような噂を聞いていたのですが、入ってみたらありませんでした。
これはあったら更に良かったんですけど、元々学費が安いのでしょうがないのでしょうか・・・
台湾人の学生との交流がない
文化大学の中国語語学センターのビルでは私達外国人向けの中国語クラス以外にも、朝から晩まで台湾人の社会人向けの英語やパソコンなど色々なクラスがありますが、彼らと交流することはありません。
師範大学のように言語交換ができる掲示板などもありません。
他校では台湾人の学生と交流できるイベントが定期的にあるところもあるらしいのですが、文化大学はありません。
これはあってほしかったですが、ないものは仕方ないので自力で友達を作っていました(笑)
まとめ
最後にまとめると、特にこんな人に文化大学はおすすめです。
- 学費が安いほうがいい
- 中国語を本気で伸ばしたい
語学はもちろん自分で頑張るしかないのですが、先生が良いのと厳しい試験のため、中国語を本気で伸ばしたい人にはいいです。
逆に、語学の勉強に重きを置いておらず他の目的で台湾に来ている場合は、学校の授業が大変すぎて疲れてしまう可能性がありますので、あまりおすすめしません。
私は自分にはすごく合っていて留学時代はとても有意義で楽しかったです。
最後に、気になる人もいるかもしれない学生の国籍についてですが、先週今でも友達のようないい関係の先生に聞いたところ、学生は少し前まで(私の在学時)は日本人・ベトナム人・インドネシア人が多かったのですが、今では韓国人率が上がっているらしいです。
中国文化大学のサイトはコチラ