台湾で台湾人と入籍しました!入籍の方法や持ち物など
こんにちは、keddyです。
去年2014年の9月に台湾人ダーリンと日本で入籍してから早一年以上、やっと台湾でも入籍してきました。
元々私達夫婦は日本に住む予定で台湾に滞在する予定は半年程度だったので、めんどくさい台湾での入籍はとりあえずしなくてもいいかなと思っていたのですが、
台湾滞在が長引いているのでこの際台湾でも入籍しようという事になり、日本の戸籍謄本の認証や私の台湾での名前など色々と準備して台湾での入籍に至りました。
台湾で入籍すると、妻である私は何が変わるのでしょうか?
実は、ダーリンの身分証の裏に私の名前が記入されて戸籍にも私の名前が載るくらいで、他には特に良い事はありません(笑)
居留証(ビザ)を申請する権利が生まれますが、それは入籍とはまた別で色々と準備が必要です。
健康保険もまた別の話です。
とにかく今回は入籍です。
準備が非常にめんどくさいですが、台湾での入籍自体は役所で1時間程度で終わりました。
晴れて台湾でも正式な夫婦になったわけですが、あまり実感がありません(笑)
今回は台湾での入籍の方法を書いていきます。
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入籍の場所
ダーリンと一緒にダーリンの実家の近くの区役所に行きました。
入籍は、ダーリンの身分証に登録してある住所の区の区役所で行うようです。
「入籍に来ました」と伝えると、恰幅の良い役所のおじさんに「おめでとうございま~す!!」と良いテンションで言われました。
悪い気はしませんでした(笑)
入籍受付の棟に行き、そちらでもダーリンが入籍に来たことを伝えると、ある紙を書いてくださいと言われました。
ん・・?
これは、台湾人同士の入籍の時に書く紙ではないですかー!!
国際結婚の私達には関係ないものなのですが、紙を渡してくれたお姉さん、私たちがまさか国際結婚だなんて思わなかったようです。
台湾で国際結婚は多いといっても、やっぱりマイナーですよね(笑)
ダーリンが「あの、外国人との婚姻で」と言うと「あら、外国人との結婚だったのね」と、窓口に直接通されました。
入籍時の持ち物
窓口で、「外国人との入籍」と伝え、以下のものを提出します。
- 私のパスポート
- 認証済みの日本の戸籍謄本
- ダーリンの身分証
- ダーリンの戸籍謄本
窓口の人は外国人との婚姻対応に慣れていないようで(慣れていたらそれはそれでおかしな話ですが。笑)、私たちの資料を受け取ってからアタフタしていました(笑)
窓口の人が他の人に聞きに行ったりしている時間、少々待ちました。
資料を記入
何枚か資料を渡されるので、記入します。
この資料には、私が今後台湾で名乗る名前を書く欄がありました。
私は占いで決めた「林芯如」と言う名前を記入。
これで正式に私の台湾での名前は「林芯如」になります。
その下のサインの欄も、「林芯如」とサインして、日本語の本名が自分の名前でなくなったことに一抹の寂しさを覚えました(´・ω・`)笑
身分証と戸籍謄本の変更
一通り数枚の資料を記入したら、ダーリンの戸籍謄本と身分証を変更してもらいます。
変更された身分証がこちら、
裏の配偶者の欄に「林芯如」と私の台湾名が記載されました。
これでダーリンはもう悪い事は出来ないゾっ☆と。(しませんが。笑)
日本と違う戸籍制度
台湾も戸籍制度がありますが、日本と違う点がいくつかあったのでご紹介します。
日本では結婚すると両親の籍から抜けて夫が筆頭者になりますが(私たちは国際結婚なので日本人である私が筆頭者)、台湾は違いました。
日本のようにダーリンと私の2人世帯の戸籍が作られるのかと思いきやそうではなく、
台湾では結婚してもダーリンの両親が筆頭のまま、ダーリンも戸籍から抜けません。
なので独身時代と同じと言えば同じです。
変わったところと言えば、ダーリンの名前の隣の「配偶者」の欄に小さく私の名前が載るだけでした。
なので今回の入籍で変わった事と言えば、ダーリンの身分証の裏の私の名前が載ったことと、ダーリンの戸籍謄本のような紙の中に小さく私の名前が載ったことだけでした(笑)
ダーリンに、「あなたが戸籍の筆頭になることはないの?」と聞いたら、
親が亡くなると亡くなった人から順に戸籍から消えて行き、両親が亡くなった後生きているダーリンが筆頭になるシステムだと教えてくれました。
「結婚して、新しい家庭を築く」という概念の私からすると、結婚しても両親の戸籍から抜けないこのシステムはなんだか腑に落ちない感がありましたが、
アメリカとかだとそもそも戸籍制度なんてないですし、お国が違えば色々違うもんだなと何となく納得しました。
ちなみに「本籍と住民票」的なものもなく、今ダーリンが登録している住所はただ一つ、身分証に登録してある住所(=親の買った持ち家の実家の住所)のみです。
住民票という制度はないので、引っ越しをしても近くの役所に住民票を移すなんてことはありません。
なので今私とダーリンは桃園の中壢に賃貸の部屋を借りて住んでいますが、ダーリンの身分証に登録されている住所は実家の住所のみ、
私たちが中壢に住んでいるということは、私達のみぞ知るという事です(笑)
ダーリンに、「役所に今住んでいる場所を届けなくても大丈夫なの?」と聞くと、
「なんで自分の住んでいる場所を国に伝えないといけないの?どこに住もうがこっちの勝手じゃないか。国に伝える意味が分からないよ」と言っていました。
同じ戸籍制度がある国にでもやはり外国は外国、国によって考え方が違い面白いです。
(そんな彼も日本では郷に従いちゃんと転入・転出や住民票登録はしていました。笑)
入籍は計画的に(笑)
これで全ての入籍手続きは終了です。
準備がめんどくさい割に意外とあっさり終わり、不備などもなくてホッとしました。
次は、私の居留証の申請のため動き出します。
結婚式に入籍に居留証取得、この3つを一気にやろうとすると死にますので時期をずらしてするのがおすすめです・・・。
というか入籍だけならこの通り準備を含めても難易度中くらいなんですが、
入籍の後には必ず居留証の取得がついてまわるので(というか取得しないと永遠にビザなしですからね・・・)、この居留証の取得が厄介です。
私は同時期になってしまいましたが、先に入籍→居留証をやっておいて、1年後結婚式というスケジュールだったらどんなに良かったかと後悔真っただ中でございます・・・・(笑)
入籍・居留証の取得は計画的に!(笑)