外国人でも換金OK!台湾のレシートくじについて
公開日:
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最終更新日:2015/07/16
台湾生活
こんにちは、keddyです。
今回は台湾のレシートくじについて、台湾在住の方ならお馴染み、台湾のレシートは宝くじになっています。
なんと一番良い「特別賞」は賞金1000万元という高額で、元手タダでもらったレシートをとっておくだけで一攫千金が狙えるという、素晴らしいシステムになっています。
台湾人はもちろん皆知っているので、必ずレシートをとっておいて2か月に一回の当選発表で一喜一憂します。
台湾人のダーリンにさり気なく、「過去にいくら当たったことある?」と聞いてみたら、
「当たった事ないよ、だって今までそれやったことなかったから」
と、あなた本当に台湾人??と疑いたくなるまさかの衝撃発言が返ってきました・・・!!
いや、台湾人でレシート捨ててる人なんて私初めて聞きましたけど!?やはりちょっと変わっているよ貴方・・・
細かいことを気にしなさすぎるダーリン、セブンで集める点数のシール(セブンの点数シールをここ最近まで捨てていたことが判明し私に怒られたばかり)とかポイントカードとかが嫌いなように、昔はずっとレシートを捨てていたそうです。
そんなダーリンに結婚してから、
「レシートは絶対捨てないでね!1000万元当たる可能性だってあるんだから!!」というとダーリン、まさかレシートくじでそんな高額が当たるものだとは知らなかったようで、
今までレシートを捨て続けてきたことを心の底から後悔しておりました(笑)
そして今では2か月に1回の当選発表を私よりも心待ちにするほどになり、毎回夫婦二人で毎回ものすごいテンションで当選確認に挑んでいます。
さてさて、今回はレシート一つで国民の心を鷲掴みにする素晴らしい台湾のレシートくじについてまとめてみたいと思います。
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外国人でも換金OK!台湾のレシートくじについて
対象
台湾に住んでいる台湾人だけでなく、台湾に住んでいる日本人や日本に住んでいる日本人でも、レシートとパスポートさえあれば当選金と引き換えられます。
なので旅行者や留学生もチャンスあり!ですね。
当選結果発表日
当選番号は2か月に1回、奇数の月の25日に台湾財政部のHPにて発表されます。
当選結果確認方法
ネットで「統一發票」と検索すると台湾財政部のHPがヒットするので、そこでレシートくじの当選番号が確認できます。
今月のはこれです。1番上の年月「104年01-02月」を確認してください。
上の中国語の意味はこんな感じです。
賞 | 当選番号の見方 | 当選金額 |
特別賞 | 書いてある番号(8桁)と完全に一致した場合 | 1000万元 |
特賞 | 書いてある番号(8桁)と完全に一致した場合 | 200万元 |
頭賞 | 書いてある番号(8桁)と完全に一致した場合 | 20万元 |
2等 | 頭賞の番号の下7桁が一致した場合 | 4万元 |
3等 | 頭賞の番号の下6桁が一致した場合 | 1万元 |
4等 | 頭賞の番号の下5桁が一致した場合 | 4000元 |
5等 | 頭賞の番号の下4桁が一致した場合 | 1000元 |
6等 | 頭賞の番号の下3桁が一致した場合 | 200元 |
増開6等 | 下三桁が書いてある番号と完全に一致した場合 | 200元 |
これを見ながら、当たっているかどうかの確認をします。
まずレシートの年月(青線部分)を確認し、そのあと番号(赤線部分)を確認していきます。
このように2か月前にうっかりチェックし忘れたものや、次回分のものも紛れている可能性があるので今回分と混同しないように気を付けてください。
2か月前のものも台湾財政部のHPより当たっているか確認できます。
当選金引き換え方法
引き換えは、お近くの郵便局で♪私達日本人の場合はパスポートを持参しましょう。
持っていくと局員さんにレシートの裏に住所や名前など書くように言われるので従って書き、パスポートを見られて終了です。そのまま現金がもらえます。
高額が当たった場合は大きな指定郵便局に行く必要があるらしいですが、多分当たらないのでどこかは調べてません(笑)
引き換え期間
引き換え期間は以下です。
赤で囲んだところが引き換え期間です。今回の場合は、1~2月分なので4/6~7/5が引き換え期間となります。
本当に当たるの?
何を隠そうかなりのくじ運が無いダーリン一家とうちの家族、くじ運が無いもの一家同士の娘と息子が結婚したので、くじなんて早々当たりません(笑)
が、そんな我が家でもたまーに当たるんです!
増開6等の200元と6等の200元が!!!(笑)
今月は2つも200元が当たったので、我が家では良いほうです。1枚も当たらないことなんてザラですから・・・
でもこれ、当たりやすいくじ運の持ち主には結構当たるようで、友達家族は毎回200元をバンバン当て、1000元もたまに当たり、更には4000元が当たったこともあるんだとか・・・
そういえば昔語学学校の先生が、「レシートくじで200万元当たって速攻国に帰った生徒がいた」と言っていましたが、外国人にも当たるときは当たるようです。
羨ましい限りですがこればかりはくじ運なのでどうにもなりません。我が家は真面目に仕事してくださいという事でしょう(笑)
募金ならぬ募レシート
台湾ではレシートがくじになっている関係で、募金ならぬ募レシート活動があり、お店にはよく募金箱ではなく募レシート箱が設置してあります。
優しい台湾人の方々は結構募レシートしています。
もし旅行者でレシートいらないという方が居ましたら、捨てるのではなく台湾在住の友達にあげるか募レシート箱に入れるといいと思います♪
なんでレシートがくじになっているの?
前々からなんでくじになっているのか気になっていたので調べてみました。
そもそも、なぜレシートに宝くじが付いたのでしょうか。
その理由は、脱税を防ぐため。台湾では、領収証やレシートを発行する習慣が普及していませんでした。
また売り上げを自主申告し営業税(日本の消費税)を納めるため、脱税が多くありました。こういった環境を防止するために、政府は1951年から宝くじ付きレシートを実施しました。
政府の発行する公のレシートに通し番号をつけ、
店舗側がレシートを発行すると政府に販売金額の5%が税金として入ります。
レシートには宝くじを付け、消費者側にもレシートをもらうメリットをつくり、
確実にレシートを発行させる仕組みを考えたのです。消費者側は買い物と同時に宝くじが手に入るためレシートを必ずもらうだけでなく、購買意欲が高まります。
店舗側は他社との競争もあるので宝くじ付きレシートを発行しなければならなくなります。
へえー!なるほど、脱税を防ぐためだったんですねー。今日も一つ賢くなりました!
2か月に1度の楽しみ
買い物するだけで宝くじがついてくるなんて最高すぎるこの制度、「日本のレシートもくじになってくれないかなぁ~」と日本に帰るたびに思います。
いつか1000万元が当たる日を夢見て!(笑)、これからもレシートを集め続けます♪
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