台湾の結婚式(披露宴)準備でしたこと詳細まとめ
台湾で台湾人ダーリンと結婚式(披露宴)を挙げましたkeddyです。こんにちは。
今回は台湾の披露宴の準備について、私たちが実際にやったことを忘れないうちにまとめておきます。
披露宴の準備は想像以上に大変でした。もう二度とやりたくありません(笑)
誰だ―!!台湾の結婚式の準備は楽だって言ったの!!ヽ(`Д´#)ノ
(風のうわさでそう聞いていました。こんなに大変だった花嫁は私くらいなんじゃ・・・・笑)
確かに日本の披露宴に比べるとやることは少ないかもしれませんが、
私たちのように「会場の提供だけしているホテル」を会場に選んでしまうとウエディングプランナーさんがいないので、なかなかめんどくさいです。
その上私たちは結構披露宴へのこだわりがあったので、更にやることが増えて大変でした(笑)
披露宴の準備は、台湾人でもきちんとしている人なら1年前には予約して準備を始めるそうです。
私たちは色々あって4ヶ月前に披露宴を無理やり予約したのと、
ダーリン親族(交流のある母方の親戚)一同結婚式をするのは私たちが初めてなため未経験、私は台湾の結婚式の事なんてさっぱりわからない外国人という状況のせいで準備のほうも大幅に遅れ、
1ヶ月前の段階で、披露宴会場、ドレス、ヘアメイクさんくらいしか決まっていなかったのです(!)。
そんな私たちでしたが、 1ヶ月奔走してなんとか形にすることが出来ました。
精神衛生上良くないので、準備は早め早めにされることをおすすめします。
(言われなくてもそんなギリギリでやらないって!?ですよねーーー笑)
それでは本題の、私たちが台湾の結婚式(披露宴)準備でしたことの詳細まとめを書いていきます。
どうぞ!
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披露宴の場所・規模
まず、私たちの行った披露宴の場所と規模について書いておきます。
行った場所→台北の某ホテルの一室
規模→9テーブル(90人程度)
台北人はホテルの一室で結婚式を挙げるという人が多いようです。
しかし、このホテルのお陰で私たちの準備はとても大変なことになったのです・・・。
私たちの披露宴のホテルは、会場の提供だけで他のサービスが一切ありませんでした。
後から知りましたが、結婚式を専門に行っている会場なら、そこにウエディングプランナーさんのような式のアドバイスをしてくれる人が居たり、提携している業者にお願いできたり色々できたそうなのです。
(しかも教会はないですが日本の挙式っぽいことを出来る場所があったり・・・いいな!)
しかしこのホテルでの披露宴はダーリン両親がどうしてもそこが良い!と決めた事、それなのに詳細に関してはノータッチなので結局私達が動いて準備が大変になったのでした。
規模は、90人は台湾にしてはかなり小規模です。
台湾では一般人でも500人とか600人くらいを招待する披露宴も普通にあります。
結婚式準備でしたこと
私たちが結婚式準備でした事はこちらです。
- 結婚写真撮影
- ドレスをレンタル
- 披露宴当日のヘアメイクさん依頼
- 披露宴当日の司会者依頼
- 披露宴当日のカメラ・ビデオマン依頼
- 披露宴当日の通訳依頼
- 招待状作成
- 招待状配り
- 披露宴当日の流れ決め
- 披露宴当日の料理試食
- ウェルカムスペース・内装を業者に依頼
- ウエディングケーキ注文
- ブーケ注文
- 小道具作成
- ムービー作成
- 音楽選定
- 音響確認
- ゲストの席決め
- ウエディングシューズ購入
- 両親への手紙作成
私たちはこれだけのことを準備しましたが、どんな披露宴にしたいかにより準備内容は変わってきます。
私たちは日本では披露宴をやらずに台湾だけでやったため、日本の披露宴のものも取り入れたいというこだわりがあり準備量が多くなっていますが、
台湾人同士の結婚式ではやらないものも多いです(やる人もいますが)。
台湾の昔ながらの形式の披露宴(歓談・食事が中心)であれば、色々な工程がカットされもっとシンプルになり、準備量も減るでしょう。
台湾の「会場のみ提供している」というホテルでやる場合は(ホテルにもよると思いますが)、
日本の式場のようにウエディングプランナーの人が居て色々アドバイスをくれたり、式場で決められたりということはできませんので、
各種手配は全て自分でやらなければいけません。
以下に準備した期間や準備の方法なども詳しく書いていきます。
各準備に必要な期間(私たちがやってみてかかった期間)と、
おすすめ準備開始時期(これくらいには準備を開始してたほうがいいかもよ、という時期。人から言われたり聞いたりしたものです。)、
私達が準備開始した時期(ものすごくギリギリなので、こうならないように!笑)
も併記しました。
結婚写真撮影
準備に必要な期間 | おすすめ準備開始時期 | 私たちが準備開始した時期 |
---|---|---|
約1~2か月 | 披露宴の1年前~出来るだけ早く | 披露宴の2か月前 |
☆台湾ではほとんどの人が結婚写真を撮ります☆
台湾では結婚写真のアルバムを披露宴の際のウェルカムスペースに置いてゲストに自由に見てもらったり、
結婚写真をカードにしたものを置いておいてゲストに自由に持って行ってもらったり、
結婚写真のスライドショーを映像として流したりするのが一般的です。
結婚写真を撮るのには契約・準備・撮影・アルバム完成まで約1~2か月かかりますし、結婚写真のお店で披露宴で必要な物も準備できたりするので、
披露宴をしたいと考えている方はなるべく早く結婚写真を撮ってしまうことをお勧めします。
結婚写真撮影にそんなに時間がかかるとは知らなかった私たちはかなりギリギリに撮ることになってしまい、結婚写真のお店の人にも「時間がなさすぎるわ」と怒られ(笑)、
結婚写真を遅くに撮ったのでその後の披露宴準備も押しに押して、披露宴1週間前になっても多くの準備が出来ていないという状況になり修羅場になりました(笑)
結婚写真撮影については、こちら↓に詳しく書いています。
台湾で浮遊ウエディングフォト(浮遊結婚写真)を撮る!1お店選び編~お店で聞くべき内容と押えておくべきポイント~
台湾で結婚写真を撮る!3~カメラマン・ヘアメイクさんとの打ち合わせ編~
ドレスをレンタル
準備に必要な期間 | おすすめ準備開始時期 | 私たちが準備開始した時期 |
---|---|---|
2日 | 披露宴約1か月前 | 披露宴約1か月前 |
☆結婚写真のお店で依頼☆
ウエディングドレスのレンタルは、大体結婚写真のお店で結婚写真とセットでレンタルしているところが多いです。
私も結婚写真のお店でレンタルしましたので、契約は結婚写真契約時に一緒に契約しました。
花嫁が一番気になるドレス選びについてですが、私は結婚写真のお店の人に、「定期的に沢山新しいドレスが入るから、あまり早くに選ばない方が良いよ」と言われ、
結婚写真のお店の人のアドバイスで約1か月前にドレス選び+サイズ寸法をしました。
それからサイズ直しをしてもらい、約1週間前にサイズに問題がないかの確認の試着がありました。
ドレスに合うアクセサリーなどもレンタルに付属していました。
ちなみに台湾には日本のブランドのドレスはほとんどありません。
台湾人は可愛い系よりもセクシー系ドレスを好む人が多く、日本のように凝った作りのものが無い代わりに布面積少な目、薄めのドレスが多いです。(私は恥ずかしくて着ませんでしたが。笑)
披露宴当日のヘアメイクさん依頼
準備に必要な期間 | おすすめ準備開始時期 | 私たちが準備開始した時期 |
---|---|---|
ヘアメイクさんにより異なる | ヘアメイクさんにより異なる | 披露宴1週間前 |
☆結婚写真のお店で依頼☆
結婚写真の時にやってもらったヘアメイクさんに依頼しました。
私のヘアメイクさんの場合は、私が披露宴当日やりたい髪型やメイクの写真をLINEで披露宴1週間前までに送って事前に見てもらって、準備は終わりでした。
直前になって焦らないように、随時披露宴でやりたい髪型やメイクの写真をネットなどで探して保存しておくと良いと思います。
私は4着ドレスを着ましたが、4回お色直しの度に全て違う髪型にしてもらいました。
当日のヘアアクセサリーなどは、ヘアメイクさんが準備しておいてくれたものから選んでつけてもらいました。
★披露宴のヘアメイクさんのことを中国語では「新娘秘書」といいます。
披露宴当日の司会者依頼
準備に必要な期間 | おすすめ準備開始時期 | 私たちが準備開始した時期 |
---|---|---|
1日 | ? | 披露宴約1ヶ月前 |
☆会場に司会をしてくれる人が居る場合も☆
披露宴当日の司会を、披露宴の司会のプロにお願いしました。
披露宴会場によっては司会をやってくれる人が居る場合もあるそうなのですが、私たちはホテルでの結婚式だったため、ホテルにそういう人が居なかったので頼みました。
私たちは「婚禮顧問」という披露宴に関するサービスを提供しているお店で頼みましたが、
結婚写真のお店でも聞いてみると提携している司会の人がいるかもしれないので、結婚写真のお店でまず聞いてみるのもいいと思います。
打ち合わせで司会の人に「何か言ってはいけない言葉やタブーな話題などの要望はありますか?」と聞かれたので、
「話題は何でも大丈夫ですが、セクシー系の衣装は保守的な私の母が気にするのでやめてください」とお願いしておきました。
台湾では司会のお姉さんが無駄にセクシー衣装な事が良くあるからです(笑)
披露宴当日のカメラ、ビデオマン依頼
準備に必要な期間 | おすすめ準備開始時期 | 私たちが準備開始した時期 |
---|---|---|
1日 | ? | 披露宴約1ヶ月前 |
☆個人的にはやって良かったです☆
これは頼まない人もいますが、私は日本の友達の披露宴当日ビデオを見せてもらって感動したことがあったのでやりたいと思っていたのと、
ダーリンも披露宴当日の様子をきれいに残したいという思いがあり頼みました。
予算はかかってしまいますが、運よくカメラ・ビデオマンさんの両者とも素晴らしい方々だったというのもあり、個人的にこれはお願いしてかなり良かったです。
予算を節約したい場合は、台湾人だと知り合いのカメラマンに頼んだりするそうです。
普通そんなに運よく知り合いにカメラマンがいるなんてことないと思うのですが・・・台湾のコネ社会恐るべしです。
披露宴当日の通訳依頼
準備に必要な期間 | おすすめ準備開始時期 | 私たちが準備開始した時期 |
---|---|---|
約3日 | なるべく早く | 披露宴約1ヶ月前 |
☆お友達に依頼☆
日本から来てくれる私の家族は全く中国語がわからないため、披露宴での簡単な通訳をお願いしました。
といってもプロに頼むと非常に高額になってしまうため、
ダーリンが彼の友達の日本語が喋れる台湾人の子に頼んで私の両親の傍についてもらい「今はどんな場面で、これから何をやる」など簡単な通訳をしてもらいました。
そのため事前の披露宴打ち合わせにも一度出てもらい、披露宴進行表なども目を通してもらっていました。
もちろん依頼料はお支払いしたのですが、彼がとても優しく人柄が良かったため当日は私の両親や妹たちともとても打ち解けて和気あいあいとしてくれて、
忙しくて当日家族に構えない私とダーリンはとても助かりました。
もし彼が居なかったら私の家族は中国語がわからず疎外感を感じてしまっていたかもしれないと思うと、彼には本当に感謝です。
招待状作成
準備に必要な期間 | おすすめ準備開始時期 | 私たちが準備開始した時期 |
---|---|---|
約1~2週間 | 結婚写真撮影後すぐ | 披露宴の約1か月前 |
☆結婚写真のお店で注文☆
私たちは披露宴の招待状に結婚写真の写真を載せたかったので(台湾では結構あるパターンです)、結婚写真のお店で招待状も作ってもらいました。
結婚写真のデータが出来上がってから招待状に使う写真を選び、1週間ちょっとでできました。
結婚写真自体を遅くに撮った私たちは、招待状の作成も遅れて散々でした(笑)
招待状配り
準備に必要な期間 | おすすめ準備開始時期 | 私たちが準備開始した時期 |
---|---|---|
ゲストの人数により異なる | なるべく早く | 披露宴の1か月前 |
☆招待状は手渡し☆
「招待状は出来る限り手渡しで渡さないといけない!郵送なんてダメだ!」というダーリンの命令により、手渡しで渡せる距離の友達には手渡しで私に行きました。
距離が遠すぎたり、お互いの都合上どうしても直近で会えないという友達には郵送で送りましたが、できれば手渡しが良いらしいです。
私の住んでいるところから友達の殆どが住んでいる台北に出るのには1時間以上かかるので、友達に会いたい気持ちは満々だったのですが、
このとき結婚式の準備や入籍・ビザの準備を並行してやっていたため気力・体力が限界に近づいてきており辛かったです(笑)
招待状がギリギリになってしまってゲストにも非常に申し訳ないし、
「それもこれももっと早く結婚写真を撮って招待状を作っていたらこんなことには・・・!」と何度思ったことでしょう(笑)
披露宴当日の流れ決め
準備に必要な期間 | おすすめ準備開始時期 | 私たちが準備開始した時期 |
---|---|---|
約1~2週間 | ? | 披露宴の2週間前 |
披露宴当日の流れは、「婚禮顧問(披露宴に関するサービスを提供しているお店)」に行って司会者と担当の人と一緒に決めました。
私たちが披露宴当日のお色直しの回数ややりたいことを伝え、担当の人がそれに沿って当日の進行を決めて進行表のたたき台(9割完成)を作ってくれてその日は終わりでした。
その後ダーリンが担当の人とメールでやり取りし、詳細が決まり次第進行表のデータを上書きしていって、最終的に担当の人と進行表を確定してから、ホテルの人に進行表を展開していました。
私たちは準備全体が押していたので、この進行表もかなりのギリギリの完成になりました。
披露宴当日の料理試食
準備に必要な期間 | おすすめ準備開始時期 | 私たちが準備開始した時期 |
---|---|---|
1日 | ? | 披露宴の3週間前 |
☆試食は家族総出です☆
披露宴当日の料理の試食は、日本とはかなり違います。
私たちのホテルでは試食の無料サービスなどはなく、自費でした。
新郎新婦だけの試食ではなく、家族十数人で円卓を囲んでの食事会でしたが台湾ではこのスタイルが一般的なようです。
この時私はマリッジブルー最高潮だったため折角の料理もあまり喉を通らず、食事中は披露宴について親戚一同に言いたい放題口出しされ辛かったという苦い思い出しかありません(笑)
私たちは披露宴の3週間前に試食で私は「遅いんじゃないか」と焦っていましたが、
そのホテルの味を家族が既に知っており食事に定評のあるホテルだったからか、家族の誰も焦ってはいませんでした。
ウェルカムスペース・内装を業者に依頼
準備に必要な期間 | おすすめ準備開始時期 | 私たちが準備開始した時期 |
---|---|---|
約1ヶ月 | 2~3か月前? | 披露宴の1か月前 |
☆台湾ではやらない人多し☆
これは後から知りましたが、台湾人はほとんどウェルカムスペースや内装にこだわりません。
ウェルカムスペースは結婚写真のアルバムを飾る程度、内装はこだわるどころか花も無しの全く何もなしということもざらだそうです。
こだわる人も最近は出て来たそうですが、本当にオシャレで考え方が現代的な一部の人達だけだそうです。
私はウェルカムスペースや内装にこだわりたかったので義理家族と揉めましたが、結局とてもセンスの良い業者が見付かってそこにとても素敵にやって頂きました。
私たちが披露宴1ヶ月前というかなりギリギリに駆け込んだにも関わらず快く、そしてスピーディーにやって頂いて本当に有り難かったです。
▲受付の花。やっぱり生花って素敵♡
▲ウェルカムスペースの隣の撮影スペースの花。こちらも生花♡
▲ウェルカムスペースにはフォンダンのカップケーキも置いてもらいました。
回し者ではありませんが、知りたい人ももしかしたらいるかもしれないので念のため。
私たちが頼んだのは西堤時尚花藝というお店です。老闆娘とっても良い方です。
日本語は通じないので、気になる方は旦那様に連絡してもらってください♡
ウエディングケーキ注文
準備に必要な期間 | おすすめ準備開始時期 | 私たちが準備開始した時期 |
---|---|---|
約1ヶ月 | 2~3か月前? | 披露宴の約1か月前 |
☆台湾ではやらない人多し☆
日本では一般的なウエディングケーキも、ウェルカムスペース・内装と同じく比較的最近台湾に入ってきた考え方のようで、考え方が現代的な一部の人達だけがやるもののようです。
しかし日本人の私にとって一生に一度のウエディングでウエディングケーキがないというのは悲しすぎるということで、
こちらも義理家族と揉めつつも結局ウェルカムスペース・内装と同じ業者に発注していただきました。
素晴らしいクオリティ!!台湾でこのレベルのケーキを探すのは難しいんだとか。
可愛すぎて当日のテンションが高まったのは言うまでもありません♡
ブーケ注文
準備に必要な期間 | おすすめ準備開始時期 | 私たちが準備開始した時期 |
---|---|---|
約1ヶ月 | 2か月前? | 披露宴の約1か月前 |
☆結婚写真のお店かお花屋さんで☆
結婚写真のお店でドレスをレンタルの際、ブーケも付属している事が多いです。
しかしこの付属しているブーケはあまり見た目が良くないという事で、お花屋さん(上記のウェルカムスペース・内装・ケーキを頼んだお店)に頼んで作ってもらいました。
可愛すぎて、結婚式が終わった今ではドライフラワーにして飾っています。
小道具作成
準備に必要な期間 | おすすめ準備開始時期 | 私たちが準備開始した時期 |
---|---|---|
約1ヶ月 | なるべく早く | 披露宴の約1.5か月前 |
☆台湾ではやらない人多し☆
日本では結婚式のために小道具を手作りするプロ並みのセンスのプレ花嫁さんが大勢いて驚きますが、
そもそもウェルカムスペースや内装にこだわらない人が多い台湾ではあまり自分で手作りする人はいません。
しかし生粋の日本人(?)の私はどうしてもウェルカムスペースは華やかにしたかったので、自分でマカロンタワーを製作しました。
これがなかなか骨が折れる作業で大変だったのですが、当日飾った感じがとても良かったのでやっぱり作って良かったです。
▲自作したマカロンタワー大
▲自作したマカロンタワー小×2
▲自作したチャイナ風マカロンタワー
▲当日はこんな感じでウェルカムスペースに飾られました。
ムービー作成
準備に必要な期間 | おすすめ準備開始時期 | 私たちが準備開始した時期 |
---|---|---|
約2週間 | 出来るだけ早く | 披露宴約3週間前 |
☆台湾ではやらない人も☆
結婚式で流す夫婦の馴れ初めムービーと生い立ちムービーを自作しました。
プロにもお願いすることができたのですが、1本約1万元もしたので自作にしました(笑)
といっても1から凝ったものは作れないので、有料ですがダウンロードして使えるテンプレートを使って簡単に作成しました。
テンプレートを使ったとはいえ、写真の収集からストーリーを考えたりとムービー製作は時間がかかるので時間に余裕を持っての製作をお勧めします。
このムービーは私の友達や家族たちにとても好評だったので、作って良かったです。
音楽選定
準備に必要な期間 | おすすめ準備開始時期 | 私たちが準備開始した時期 |
---|---|---|
約3日 | なるべく早く | 披露宴約1週間前 |
☆音楽は自分で準備☆
披露宴で流す音楽を自分たちで持ってきてくださいと言われたので、私が準備しました。
ダーリンは「僕は中国語の歌嫌いだから、日本語と英語の歌のほうが良い。keddyにおまかせで」と言われていたので、趣味全開でやりたい放題かけました(笑)
といっても入場BGMや歓談BGM、乾杯BGMにブーケプルズBGM、テーブルラウンドBGMなど準備しなければいけない曲数はなかなか多く、その状況にあった曲を考えなければいけないので意外と時間がかかりました。
この作業も披露宴間際ギリギリになってやると精神的に追い込まれますので、早めのご準備を(笑)
音響確認
準備に必要な期間 | おすすめ準備開始時期 | 私たちが準備開始した時期 |
---|---|---|
1日 | 会場により異なる | 披露宴約1週間前 |
☆複雑なことは頼めません☆
披露宴当日にかける音楽とムービーがきちんと流れるかどうかを、事前に会場に行って確認しました。
私たちのホテルは古いホテルだったので音響がびっくりするほど古く、パソコンに線を繋いで流すのですがそのパソコンは持参してくださいと言われました。
更に、この確認の日に音楽におかしな雑音が入りまくり、その原因を探って改善するのに時間がかかりました。
当日音楽を流すのは会場のホテルの人がやってくれますが、「複雑な流し方をしたい場合は受け付けられません。自分たちで知り合いか、プロの音響の人にお願いしてください」と言われました。
そんなに複雑でもないのですが会場の人にわかりやすくするため、音楽ファイルを進行表に合わせて「入場1BGMフォルダ、歓談BGMフォルダ」などフォルダに綺麗に分けて作成しました。
結果当日ちゃんと流してくれたようで良かったです。
ゲストの席決め
準備に必要な期間 | おすすめ準備開始時期 | 私たちが準備開始した時期 |
---|---|---|
約2日 | 1か月前 | 披露宴の約1週間前 |
☆テーブルを決めるだけでOK☆
台湾の披露宴ではゲスト一人一人の席は決めませんので、「新婦の友人テーブル」などテーブルのみ決めるだけで大丈夫です。
日本の披露宴でゲストの席一人一人に置くメッセージカードなどもありません。
私たちの披露宴は9割がダーリンの親戚と義理両親の会社関係の人で1割が私とダーリンの友人という、新郎新婦の友人がかなり少ない披露宴となりましたが、
私の数少ない大切な友人と妹(妹は主賓テーブルには座れません)にわからない中国語だらけで疎外感でつまらない想いはしてほしくないと席決めにはこだわり、
「日本語を話す人テーブル(日本語を話せる台湾人含む)」と「中国語もいける人テーブル」にわけました。
皆が楽しんでくれるか心配でしたが、幸い当日は皆楽しんでくれて、同テーブルの友人同士も仲良くお話をしたりしてくれたようで本当に良かったです。
ウエディングシューズ購入
準備に必要な期間 | おすすめ準備開始時期 | 私たちが準備開始した時期 |
---|---|---|
オーダーメイドなら1ヶ月以上 | 買えるときに買っておく | 披露宴の1週間前 |
☆出来れば日本で購入が安心☆
台湾でのウエディングシューズの購入が思った以上に大変でした。
こだわりがある人は日本で買っておいた方が良いです。
ウエディングシューズを売るお店自体が少ないのと、自分の好きな感じのシューズが見付からないのとで、結局買えたのは披露宴3日前くらいでした。
家の近くのウエディングシューズのオーダーメイドのお店がとても素敵でしたが(値段は8000元くらいでした)、作るのに1ヶ月以上かかるので、ギリギリになって探した私たちは買うことが出来ませんでした。
私は結局忠孝敦化のあたりの小さなお店で購入しましたが、台湾の花嫁さんはネットで探して買うことが多いそうです。
ちなみに台湾の文化では、オープントゥのウエディングシューズや黒色のウエディングシューズは避けること、
披露宴で履いた後は箱にしまって高い場所に置いておき(幸せがその箱から下に降って来る?)、二度と履かないという習慣があるそうです。
ネイル・美容院
準備に必要な期間 | おすすめ準備開始時期 | 私たちが準備開始した時期 |
---|---|---|
2日 | 披露宴の約1週間前 | 披露宴の約1週間前 |
☆ブライダルエステはありません☆
これは日本の花嫁さんと同じですね。
ネイルと美容院は披露宴の約一週間前にお店に行ってやってもらいました。
一つ日本と違うのが、台湾はブライダルエステの習慣がないので(もしかしたらセレブはやってるかもしれませんが?)、体や顔のメンテナンス(笑)は自力でしないといけないということです。
私はブライダルエステに行きたかったのに行けなかったのが悔しくて、マリッジブルー中に毎日ダーリンに八つ当たりしていました(笑)
両親への手紙作成
準備に必要な期間 | おすすめ準備開始時期 | 私たちが準備開始した時期 |
---|---|---|
約2日 | 披露宴の約1か月前 | 披露宴の約3日前 |
☆台湾では通常やりません☆
台湾の披露宴では基本的には両親への手紙を読むシーンはありません。
それどころか感動のシーンは一切ない事が多いです(笑)
でも一生に一度の結婚式で両親への手紙がないなんて両親が可哀想だと思い、個人的に書きました。
私の両親宛と妹宛、それにダーリンの両親宛の手紙もマリッジブルーの中号泣しながら書きました(笑)
披露宴で手紙は読みませんでしたが、披露宴前日に渡し喜ばれたのでやってよかったです。
その他、準備が必要な物
その他、やる場合は準備が必要だと思われるものを、思いつくだけ書いてみました。
- 余興
- ブライズメイド
- バンドの生演奏
私たちはやりませんでしたが、余興やブライズメイドを頼む場合は、早めに友人たちにお願いしなければいけませんね。
また、バンドの生演奏も頼みたい場合はプロに頼めます。
まとめ
もし「会場の提供だけしているホテル」を会場に選んだ場合、自分で色々と業者を探して契約しなければいけない披露宴準備ですが、実は結婚写真のお店で取り扱っている物が沢山あります。
私たちは当時その事を知らなかったので、結婚写真のお店以外にもいろんなお店を駆け回りましたが、結婚写真のお店聞けば仮にそこで取り扱っていなくても紹介してくれると思います。
なので取り合えずわからないことがあったら「あの、披露宴の時の司会ってどこで頼んだらいいんですか」等と結婚写真のお店に聞いてみたらいいと思います。
そしてこんなに色々書きましたが、恐らく普通は夫親族の誰かが結婚していて、夫両親も披露宴の経験がある場合が大多数だと思うので台湾披露宴ノウハウのある夫両親が色々と決めて、
こんなに自分たちでやらなくても良い場合が多いと思います(笑)
(ダーリン家族の、何人もいる年上のいとこ達が全く一人も結婚していないという状況がちょっと特殊だと思います・・・。)
その場合は経験のある方々にお任せしていれば大丈夫だと思います。
こだわりがある場合は自分でも意見を言ったりしていかないと、夫両親の思うがままの披露宴にはなってしまうとは思いますが、
こだわりがない場合は夫両親に披露宴の経験があるのは非常に有り難いですね。
人によっては「準備は義理家族が率先してやってくれ、しかも嫁の思う通りにしてくれる」という神様のような台湾人ご両親もいるようですが、義理両親口出しが基本の台湾では恐らく少数派でしょう。
準備開始の時期ですが、私たちもはじめはあまりこだわりが無かったのが、
準備を始めるとこだわりがどんどん沸いてきてやることが増えたので(笑)、やはり出来る限り早めの準備をするに越したことはありません。
よく「結婚式の予約は1年前から!」と聞きますが、実際準備をしてみて、1年前からの準備くらいが余裕を持って取り組めて丁度いいと思います。
(もし「会場の提供だけしているホテル」を会場に選び私たちくらいの披露宴の内容を考えている場合は、です。)
直前になってバタバタすると揉め事やトラブル・修羅場の原因になりますので、何度も言いますが私たちのようにならないように披露宴の準備は早めをおすすめします(笑)