台湾注音(ボポモフォ)を覚えよう!注音を覚えるメリットや具体的な勉強方法を紹介するよ!
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台湾留学・中国語
こんにちは、keddyです。
過去に何度も「中国語の日常会話ができれば台湾での生活で注音なんて大して必要ないぜ!」と言ってきました注音ができないこの私が、やっと重い腰を上げて注音を勉強しようと決意しました!
夫が台湾人で長らく台湾に関わっていく身(?)としては、やっぱりできないよりはできたほうがいいかなって思い立ったからです(注音ができるメリットの詳細は後記)
頭が正直あまり良くない記憶力の悪い私の具体的な勉強方法などを書いていきますので、台湾注音に興味のある皆さまはこれを機に私と一緒に勉強しましょう~~\(^o^)/
っとその前に・・・
注音とは
中国語の発音記号の一つ。 現在は主に台湾で用いられる。 先頭の四文字「ㄅㄆㄇㄈ」からボポモフォ (bopomofo) とも呼ぶ。
中国語を日本の学校の授業や中国で勉強する際には、発音記号はピンインを使いますよね。
しかし台湾では発音記号=注音(ボポモフォ)で小さい頃から注音で中国語を学んでいるため、台湾人はピンインが出来ません。
「keddyは台湾で中国語を学んだはずなのに、何で最初から注音で勉強しなかったの?」と思われるかもしれませんが、台湾の師範大学・台湾大学・文化大学などの有名大学の語学学校では発音は全てピンインで学びます。
これは外国人が中国語を学ぶ際の発音記号の全国標準が注音ではなくピンインなため、外国人が多く学ぶ大手大学の語学学校ではピンインを採用しているのだと思います。
(大手大学の語学学校の先生はピンインが出来ないと先生になれないらしいです。)
私は文化大学の生徒だったため、ピンインで勉強しました。
私の場合中国語検定やHSKなどの資格試験も積極的に受けていたため、それらの勉強にはピンインが必須でした。
その流れで今までずっとピンインを使用しており、特に注音を勉強したことはありませんでした。
台湾でただ生活していくだけなら中国語を話すことさえできれば注音ができなくてもさほど支障はありませんでしたので特に注音を覚える必要性を感じず、
記憶力が悪い私は正直なところ、「なんだあの顔文字の材料になりそうな文字は~~~私韓国語のハングル覚えるので挫折した女だよ?あんなの覚えられるわけ・・・・・・いやもうピンインでいいよ」
と思っており、あまり必要ないなら極力注音なんて勉強したくありませんでした(笑)
しかし!やっぱり全台湾人が使っている注音。
注音が出来るメリットはたくさんあることに気づいてしまったんですよね・・・・そして注音ができないと困る事も多々あるという事にも・・・・・
ピンイン学習が良い?注音学習がいい?
余談ですが、今から0から中国語を勉強しようという人でどちらで勉強しようか迷っている人へ、
「ピンインよりも注音のほうが発音がキレイになる!」という人もいますが、個人的にはピンインだろうが注音だろうが発音をちゃんと練習してきた人の発音はきれいだと思います。
中国人はピンインで勉強してきて綺麗な発音なんだから、ピンインがダメで注音のほうが特に良いというわけでもないと思います。
台湾国内では注音が出来た方が良いですが、台湾だけでなく中国や世界で活躍したいとか、HSKや中国語検定試験を受けたいという人はピンインが必須になります。
一番いいのは両方できることですよね~~~~(ハイスペック!)
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注音ができるメリット、できないと困ること
とりあえず台湾で暮らしていた私が注音ができなくて困るよ~~~!と思ったことを挙げます。
- パソコンとスマホの入力問題
- 台湾でカラオケの曲入れられない問題
- 漢字の読み方の調べ物を中国語でする時
- (子供が出来たら)子供用の教材が読めない
逆に注音ができたらこれらをするのに困らないということ(メリット)になります!
パソコンとスマホの入力問題
これ、私はパソコンもスマホもピンインで入力して繁体字が出てくるやつでやってるので自分が入力する分には全く問題ないんです!
ないんですけど!!!
台湾人にスマホやパソコンを渡されて「あれさ、なんていったっけ?あれだよあれ、ちょっとここに打ってみてよ?」と台湾人が使う繁体注音キーボードのブツを渡された時、
「あ~~ごめん私それ打てないやつ~~えっとね・・・(紙に書き始めるor自分のスマホを取り出して打つ)」と手元に紙とペンもしくは自分のスマホがないといけない若干めんどくさい事態になります。
でも逆に言えばそれで乗り切れるのでいままでそれでどうにかやってきたんですよね・・・(笑)
ただこれが台湾の会社に入っていち会社員としてガチで仕事する人とかだと、台湾人から提供されるパソコンは全て繁体注音キーボードになりますので、恐らく注音は必須でしょう。
そもそも台湾の会社に入ってガチで仕事する時点で必須か・・・
私はそんな予定ないんですけど、近い将来台湾でパソコンを買おうと思っているのでキーボードが繁体注音なことを思い出してゾッとしております・・・・・・・これやっぱり注音打てた方がいいやつ~~~~~!!!
台湾でカラオケの曲入れられない問題
これは比較的どうでもいいやつです。
台湾のカラオケで曲を入れるときに入力方法が注音しかないので入力できなくて困るんですが、台湾人の友達に「ねえあの人のあの曲入れて~♡」とお願いすることで解決しますし、カラオケで曲が入れられなくても特に死ぬほど困る事はないです。
まあかなりどうでもいいんですが、自分で出来たらいいに越したことはないですよね☆
漢字の読み方の調べ物を中国語でする時
はい!これは重要なやつです!これによって私は「注音・・・やっぱり覚えようかな・・・・」と重い腰を上げた次第であります!
例えば固有名詞とかを調べるときに読み方が普通の中国語の読みで読まないやつってあるじゃないですか、台湾特有の読み方とかあるやつの読み方を中国語で台湾のサイトとか見て調べることがあるんですけど、
その際に回答者も台湾人なので当たり前ですが全部注音で書いてくれてるんですよね~~~~~~
「○○の読み方は、✖✖(注音表記)です」って書いてあっても私注音読めない~~~~~~~~解決しない~~~~~~もどかしい~~~~~~~~~~~~~~!!!!!
ってなって調べ物をする時にもどかしすぎて気持ち悪いので注音覚えようかなと思いました。
(子供が出来たら)子供用の教材が読めない
我が家はまだ子供の予定はないんですけど、もし産むなら月子もあってママに優しい台湾で産み育てたいと私は勝手に考えているのですが、
台湾の子供の教育って全部注音なので、子供用の絵本とかオール注音で注音できないと全く読めないんですよ!!!!!
それで、多分子供の宿題とかも教えてあげられない感じになると思うんですよ。
「私外国人ママだからそんなの知らないわよ。パパに聞きなさい」って開き直ったらいいんですけど、うちのダーリン理系はできるのに国語は壊滅的だし、知的好奇心旺盛な私としては将来子供の絵本くらい読みたいなってのがあるので注音できたら将来的にいいかなってのもあります。
まあどうせ子供が喋り出したら、「媽媽國語不好~~~不標準~~~~~( ´_ゝ`)プッ」とかあざ笑われるのがオチだと思うんですけどねwww
くそ!くそっ!!そんなこという子にはおやつ抜きですよ!←大人げない
(まあママとは日本語で話させたらいい話なんですが・・・)
今のところ気になっているのはこれくらいなんですが、やっぱり何事も出来ないよりはできたほうが良いですよね~
と思いつつ本当はあまり気が進まない私の注音(ボポモフォ)の覚え方を書いていきます!
注音とピンイン
ピンインで慣れ親しんでいる者にとっては、まずどのピンインがどの注音の音になるかを見たいですよね!
そんな人のために、注音とピンインを対比させた表があります!
じゃん!!
作成者は台湾のこのサイトの方です、ありがとうございます!
上記のサイトからこの表をダウンロードすることもできますよ☆
個人に適した勉強方法は人それぞれなので、この表を見て紙に書いたりして覚える方が覚えられるっていう人もいると思いますが、書くと読むが非常に不得意な私はこう思いました・・・
無理!こんなに覚えるとかマジ無理!!!!見てるだけでしんどい!!!苦痛しかない!!!暗記パンください!!!!!
マジで挫折する5秒前です・・・・というか過去にこういう対比表を見て何度も思いました。
色んなものを死ぬほど暗記した学生時代からはや○年も経っていてかつての暗記スキルはどこかへ行ってしまった私に、こんなもの覚えられるはずがないと・・・・・・・・・・・・・!
ああそれじゃだめなんだ!そろそろいい加減注音を覚えたいんだ!
でも表覚えるとかはほんと無理、無理・・・・・・
そんな私が色々試した結果「これならいけそう!」と思った方法をご紹介します!!
注音(ボポモフォ)の覚え方1:ボポモフォの歌を歌う
なんと、注音を覚えるための歌があるんですよ~~!
台湾の子供が注音を覚えるための子供向けの歌で色々な曲に乗せたものがあるのですが、私のお気に入りはこれです。
さあみなさんご一緒に!
「♪ㄅ、ㄆ、 ㄇ、 ㄈ、 ㄉ、 ㄊ、 ㄋ、 ㄌ~」
←まだこれだけしか覚えていない私w
これは昔語学学校の先生が「もし注音覚えたいならこれ歌うといいよ~」と教えてくれたものなのですが、私は声にだしたほうが覚える派なのでこれはとてもいいです。
若干洗脳歌っぽいですが、メロディもアップテンポで良いですね☆
中には歌のお兄さんやお姉さんが歌って踊っているものや、聞いていると眠くなりそうなスローテンポのボポモフォの歌もありますのでyoutubeで色々見てみると面白いです。
▼歌のお兄さんとお姉さんバージョン
▼日本でも子供に大人気な某キャラクターと一緒にボポモフォを覚えるアニメ
注音(ボポモフォ)の覚え方2:スマホのキーボードで打ってみる
パソコンやスマホが大好きマンな私にはかなり効果的な方法だと思ったのがこれ!
かなり個人的な方法ですが、「全然注音覚えてないけどとりあえずキーボードで打ってみる作戦」です(笑)
まずはスマホのキーボードに「繁体注音」を入れます。
「繁体注音」のキーボードはこんな感じですね!
まあでもまだ注音を覚えていないので、何が何だかわかりません!(笑)
続いて、とりあえず何か打ってみます。
日本語の「さ」みたいな「ㄜ」を打ってみましょう(笑)
すると、上の漢字変換候補のところに「惡」「餓」等が現れましたね!
「惡」も「餓」もピンインでいうとeなので、「あ~ㄜの読みはeなのか~~」とわかります。
続いて更にもう一文字打ってみます。
適当に、「ㄜㄩ」と打ちました。すると・・・
変換の最初に「鰐魚(ワニ)」と出ましたね。その隣には親切にもワニの絵文字が出てきました(笑)
これで、「あ~なるほどㄩはyuって読むのか~~」とわかります。
適当に打って、「これの読みはなにかな~~」と一つずつやっていくだけなのできっと合う合わないがあると思いますが(笑)、
私は日本語フリックを覚えるときもとにかく手を動かしてみる作戦で覚えましたし、中国語のピンイン入力も一番最初はとにかく沢山打ってみる作戦でできるようになったので、自分には向いていると思います(笑)
まあ覚え方は人それぞれ自分に向いている方法がありますので、ひたすらノートに手を動かして書いてみるのもよし、歌を歌うもよし、スマホで打ってみるのもよし、とにかく挫折しないで覚えられそうなら何でもいいと思います。
私も今回は頑張って覚えてみようかなと思いますので、皆さん一緒に頑張りましょう~ヽ(^o^)丿