台湾の結婚式に参加してきました
公開日:
:
台湾生活
こんにちは、keddyです。
週末はダーリンの従弟(ダーリンパパの兄弟の息子)の結婚式に参加してきました(*^-^*)
実はダーリン一家は父方の親戚と仲が良くないのと、従弟本人からダーリンに直接結婚式のお誘いが無かったことにダーリンはご立腹で、最後まで行くのを拒否していました。
ママとお姉ちゃんも本当はあまり参加したくないらしいんですが親戚付き合いなので欠席するわけにはいかないらしく、
ダーリンVSパパママで参加するしないで1ヶ月くらい前から揉めに揉め、
結婚式の1週間前になったところでダーリンが堪忍しました(笑)
最終的にはこの会話・・
ママ「keddyも台湾の結婚式見てみたいよねー??ママもパパもお姉ちゃんも一緒に行くよー?おもしろいよー」
私「みんな行くなら行きたーい!台湾の結婚式見てみたーい!\(^o^)/」
ダーリン「え!?行きたいの!?(゚Д゚;)」
私が行きたいならしょうがないということでダーリンが折れ、渋々参加になりました(笑)
ダーリンは私にしきりに、
「まず会場がホテルじゃないし会場の場所が田舎な事から考えて絶対に豪華じゃないと思うし、料理もまずいと思うよ!
感動なんて絶対にしないし、日本の披露宴とは全然全く違うから絶対に絶対に失望するよ!!!」
「それにあっちの(父方の)親戚は性格が悪いから気を付けてね!仲良くならなくてもいいよ!挨拶くらいで!」
「行っても楽しくないと思うけどなあ~」
と私を洗脳(?)し、行かないように仕向けていましたが(笑)、
ダーリン家族がみんな行くのに私たちだけ参加しないのも変だし、
私は過去に2階友人のホテルでの結婚式は参加していましたがホテル以外は初めてだったので、
言われれば言われるほど、
「逆にそこまでいうってどんな披露宴と親戚か気になりすぎる!笑」と楽しみになりました(笑)
ダーリン曰く、台北人ならホテルで披露宴をやるのが普通だけれども、
ホテルは高いので、安く済ませたい場合はレストランなどでやることもあるそうです。
この週末は周杰倫の結婚式もありましたが、台湾の占い的にすごく良い日取りだったそうで
結婚式をする人が非常に多く、街中には新婦を迎えに行く、リボンでデコレーションされた新郎家族の車によく遭遇しました。
台湾の伝統では、披露宴の当日このようにデコレーションカーで新郎家族が新婦を迎えに行き、
新婦の家族に「これからお嬢さんをしっかり面倒見ます」といった挨拶をし、
その後新婦を連れて食事に行き、食事が終わると披露宴、という流れなんだそうです。
台湾の新郎新婦、披露宴当日忙しいですね!!
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台湾の結婚式っていったいどんな感じなのか?
ホテルではない結婚式体験
さてさて会場に着くと、会場の他の部屋では私達意外にも5・6組の披露宴が行われており、
その関係で大勢の人達が常に出入りし、人で溢れていました。
その為駐車場は全然足りておらず、離れた第二駐車場さえもいっぱいで、
会場から離れたところに、レッカーされることを恐れながら路駐するしかありませんでした。
ダーリンは
「他人と同じ会場で披露宴なんてマジありえん!しかも招待客の車を路駐させるなんてありえなさすぎる!」
と汚い中国語でキレ気味でした(笑)
彼をなだめつつ、凸凹砂利道でヒールで転びそうになりながら遅刻気味でやっと会場に着くと、
とっくに開始時間は過ぎているのにもかかわらず、250人集まるはずが半分くらいしか人が来ていませんでした。
「これがうわさに聞く台湾タイムか!!本当に集合時間すぎても全然人来てない!!笑」
とうわさが真実だったことを知りました(笑)
私は父方の親戚とははじめましてだったので、とりあえずダーリンと主要な親戚をまわって挨拶しました。
ダーリンと私は親戚中から、
「え!?奥さん日本人!?すごいな!!」
「どうしましょう私日本語話せないわよ!あっ!知ってる日本語あるわ!カンパイ!←かわいい( *´艸`)」
「え?あなた中国語話せるの!?すごいわね!」
という嫁が外国人だった場合にお馴染みの洗礼を受け(笑)
私がダーリンに「皆いい人達じゃないの~」と言うとダーリンは「まあ色々あるんだよ」と言っていました。
挨拶をしながらいつ始まるのか全く分からない披露宴の開始を待っていると、
人がある程度入ったところで司会の人がナレーションし始め、
皆それぞれ喋っている中、グダグダな感じで始まりました(笑)
まず後方から新郎と新婦母が腕を組み歩いて来て、その後ろを新婦と新婦父が腕を組み歩いて来て、
会場真ん中あたりまで来たあたりで新郎が新婦の両親に「新婦の面倒をしっかり見ます」と伝え、
前方まで歩きます。
新婦の両親は舞台の真ん前の円卓テーブルに座り、新郎新婦は舞台に上がり、挨拶をします。
挨拶が終わると、新郎新婦の家族も壇上に上がります。
その際何故か市会議員も一緒に壇上に上がり、開式の言葉を述べていました。
なぜ家族でもない市会議員が司会をしているのかはダーリンに聞いても知らないと言われました(笑)
あっさりめの挨拶が終わると、新郎新婦は退場し、両親たちは席に着きました。
そして新郎新婦のMVが流れました。
日本でもある、新郎新婦の生い立ちや出会いを綴ったあれです。
MVを見終わった後は、新郎新婦が何かするわけでも、余興があるわけでもなく、アナウンスさえも何もなく、ひたすら料理を食べる時間に突入しました(笑)
ダーリンが「料理はものすごく不味い可能性が高い」と言っていたので何が出てくるかと思えば、
意外とおいしくて、モリモリ食べました(笑)
あとでお姉ちゃんが、シェフが前の人と変わったらしいと言っていました。
自由時間の後、新郎新婦がお色直しをして出てきました。
新婦は赤の体のラインがはっきりと出るスケスケのドレスで登場し、
舞台に立つと中が見えそうな状態だったのでヒヤヒヤものでした(笑)
台湾人はセクシーなドレスを着ることを好む人が多いですが、流石にスケスケすぎて新郎はそれでいいのかしら・・
と余計な心配をしてしまいました(笑)
ここで今日一の感動シーン、「新婦が両親に今まで育ててくれたお礼を述べる」が始まったのですが、
自由時間の後だったので会場はガヤガヤしたままで皆ほとんど聞いておらず、
せっかくの感動シーンもスルーされていた感じでした。
ダーリンは「ね、感動しないでしょ?」と言っていました(笑)
その後新郎新婦は退席し、またひたすら食事をする自由時間に突入しました。
皆自分のテーブルでひたすら食べたり、雑談したり、隣のテーブルに行ったり、トイレに行ったり、自由な時間が流れ、
この自由時間が長すぎて若干眠くなりました(笑)
その後新婦がお色直しをして登場しました。
今度はエメラルドグリーン色の可愛い系のドレスに身を包み、
新郎は職場の生徒たち(新郎はローラースケートの先生です)とローラースケートで登場、
新郎が新婦にプロポーズをしてキスをするという見せ場がありました。
ダーリンは「何で今更プロポーズするの?」と言っていましたがそれは私に聞かれてもわかりません(笑)
そしてそれらが終わった後、新郎新婦が退場して、
まだ料理が全て出終わってないのでその料理が出てくるのを待って、
食べ終わったあとは各自解散という、終始自由な雰囲気で披露宴は幕を閉じました。
台湾の披露宴特徴
私が感じた台湾の披露宴の特徴をまとめてみました。
- 参加人数が多い
- 式はなく披露宴のみ(披露宴=結婚式)
- 結婚写真を飾る
- 受付が誰でも出入りできる雰囲気
- ご祝儀は受付の人がその場で開けて確認
- 開始時間に始まらない
- 料理は台湾式大皿料理
- 自由時間が多い
- 新郎新婦と家族が同じテーブルに輪になって座る
- 引き出物はない、もしくはアメやお菓子などがもらえる
- ラフな雰囲気、服装自由
ダーリン曰く台湾は貧富の差が激しいので結婚式も様々で、高級なホテルでやる場合はもう少しきちっとしている雰囲気で引き出物もあるそうです。
南の結婚式はまた全然違った、昔ながらの屋外でやるものもあるそうです。
台湾の披露宴は賑やかで楽しい
私はやる側で考えてしまうのですが(笑)、間が適当だし皆あまり真剣に見ていないので、日本と比べると新郎新婦的にはかなり気楽だと思いました。
大勢が集まり自由時間も多いので、結婚式というよりは皆でワイワイ集まる楽しい飲み会のような感じで楽しかったです。
こんなに気楽ならいいなあと思っていたら、ダーリンは台湾でやるときも日本の披露宴のような雰囲気でやりたいといっていました・・・(^-^;