台湾人男性と結婚、中国語は話せる必要ある!?中国語が話せることのメリットデメリット
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国際恋愛・結婚
こんにちは、keddyです。
「台湾人男性と結婚する予定なのですが、中国語は話せたほうが良いのでしょうか?」
という質問をされることがあります。
彼が日本語を話せる、もしくは英語など第3の言語で彼と普段話している状態で現状彼とのコミュニケーションには困っていないけれど、
結婚するにあたって中国語は話せたほうがいいのかしら?という疑問ですね。
台湾人男性と結婚する予定の人で、
「彼の母国語である中国語が全くできないから、結婚するなら話せたほうが良いのかもしれない・・・日本にいる今のうちに中国語の塾に行っておいた方がいいのかも??」
と思っている日本人女性は多いようです。
私はそういう話を聞くたびに、
「彼との将来のために難しい中国語を勉強しようだなんて・・・なんて努力家で彼想いの良い人なんだ・・・優しさが身に染みる・・・いや愛!これぞまさに愛・・・(´;ω;`)ブワッ」
と感極まってしまいます(笑)
何故なら私自身はダーリンと出会う前から偶然元々中国語がある程度出来たので、ダーリンのために中国語を勉強したわけではないからです( ゚Д゚) ドーン!!!!
(ごめんねダーリン♡愛情がないわけではなくってよ♡笑)
中国語は簡単ではない言語だと思うので、元々自分の趣味というわけでもないのに中国語を勉強しようというのは結構勇気がいることですよね。
というわけで今回は、台湾人男性との結婚で中国語は話せる必要あるのかということと、中国語が話せることのメリットデメリットについて、国際結婚の妻の視点で私なりの考えを回答していきます☆
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中国語は話せる必要があるのか
台湾人男性と結婚する場合中国語が話せる必要があるかどうかですが、ズバリ環境によります!!
日本に住む場合
結婚後は日本に住むという場合で相手が日本語を話せる場合には、正直あまり必要ないと思います。
義理の両親や家族とは中国語が話せずに意思疎通が出来ないということがありますが、
日本に住むのであれば(旦那様の仕事次第ですが)、台湾に帰って義理の両親と顔を合わせるのは年に1回旧正月の時くらいかと思われます。
「その年に1~2回のために絶対に中国語をマスターするぞ!」という気迫のある人は勉強してもいいと思いますし、中国語が出来たら旦那様も喜ぶと思いますが、
日本で暮らしていくのであれば、むしろ旦那様の日本語能力に磨きをかけて行った方が将来的にはいいと思います。
台湾に住む場合
多くの人が懸念しているのが、この結婚後台湾に住む場合ではないでしょうか。
台湾に住む場合は、旦那様が日本語が話せたとしても、生活をするのに最低限中国語が話せたほうが便利は便利です。
台湾に住むという事は、旦那様の家族とも頻繁に会う事が多くなるでしょうから、その際に中国語が出来て旦那様の家族と直接意思疎通が取れるのは素晴らしい事です。
ただ台湾人は日本人に優しいので、中国語が全く話せなかったら買い物先で台湾人に冷たくあしらわれて買い物すらまともに出来ないとかと言われたらそんな事もありません。
中国語が話せなくても買い物くらいは出来ますし、台北市内を走っている地下鉄のMRTなんてわかりやすくて便利なので普通に乗れます。
多くの日本人妻は元々旦那様とは英語もしくは日本語で話していて中国語ができないまま台湾にやって来たと言う人なので、
結婚に当たり「早く中国語を勉強しないと!!」と自分を追い込みすぎる必要はありません。
台湾には多くの日本人妻たちがいるので、その妻たちと友達になれば会話はもちろん日本語です。
中国語が話せないため、旦那様の家族とのコミュニケーションは英語で行っているという人や、旦那様が通訳をしてくれるというケースも良くあります。
義理両親と同居でなければ毎日話す必要はないので、それで十分にやっていけているという場合もありますし、
逆に義理両親たちから「はやく中国語を勉強してもらわないと困る」と中国語の習得を急かされることも無きにしも非ずです。
これは義理両親たちの性格次第です。
また、旦那様の家庭環境によっては共通語の中国語も話せなくはないけれども、
家族間の会話は殆ど台湾語で行われているから、中国語ができても台湾語が出来なければ全く意味がないという家庭もあります。
(※台湾語については、こちらに詳しく書いています
→台湾で暮らすには中国語のボポモフォ(注音)や台湾語が出来たほうが良いのか?)
というわけで台湾で暮らす場合には、焦って自分を追い詰めてまで中国語を勉強しまくる必要はないけれども、徐々に日常会話くらいは覚えて行った方が良いといった感じです。
では具体的に私が思う、主に台湾生活においての中国語が出来るメリットとデメリットを書いていきます☆
メリット
台湾生活でできることが増える
中国語が話せれば、台湾生活で自分で出来ることが増えます。
外に買い物に出かけた際に店員さんに商品の場所を聞くことだってできますし、洋服屋さんの店員さんとも会話が弾みますし(笑)、
家で家事だけをしているのがつまらないと思ったら、外に出て仕事をしようと思えばすることもできます。
(仕事についてはこちらに詳しく書いています→台湾人と結婚して台湾で働いている日本人奥さんはいるか、どんな職業の人が多いか?中国語が話せなくても働けるか?)
台湾人の友達を作ることもできますし、中国語が出来れば夫がいなくても出来ることが増えるので自由度も上がり、台湾でも自立することができます。
被害妄想がなくなる
義理両親や家族たちの大勢いる場で、自分だけが中国語がわからなかったら何を言われているのかがわからないため不安になり、
よほどプラス思考な人でない限り、「お義母さんは今もしかして私の悪口を言っているかも!?」と被害妄想をしてしまう可能性があります(笑)
人間ってそういう生き物ですよね(笑)
でもそれも中国語がわかれば、無駄に良からぬ妄想を繰り広げて不安に陥ることはありません。
夫が喜ぶ
自分の母国語を勉強されるのが嫌だという人はいないと思います。
あなたが中国語を勉強してくれることは、旦那様はとても嬉しいと思います♡
自分の母国語で話せるという事は、外国語で話すよりも気持ちがリラックスできるときもありますから、
ダーリンはよく「keddyが中国語が出来る人で良かった」と言ってくれます(*´ω`)
日本に住めばすごい人扱いされる
台湾ではゴロゴロいる中国語が話せる日本人ですが、もし日本に住むことになった場合には中国語が話せる日本人はあまりいないので、「ええ!中国語が話せるなんてすごい!!」と一気にすごい人扱いされます(笑)
台湾に長年住んでいたら中国語が出来ることなんて当たり前で、誰からも凄いと言われることなんてなくなってきますが、
日本に住めば「中国語がペラペラなすごい人」認定されてしまいます(笑)
あと都会など外国人観光客が多い地域では普通に中国語を使った仕事もあると思いますので、パートにも困らないかと思われます(笑)
以上が、結婚生活において中国語が出来るメリットでした。
「中国語が出来るなんて、メリットばかりじゃないの?」と思われるかもしれませんが、ここだけの話、意外とデメリットもあるんです!( ̄▽ ̄)
デメリット
聞きたくないことまで聞こえてしまう
義理両親たちといるときに無駄に被害妄想をしなくて済むのは確かなのですが、中国語が出来るということは、皆が話している聞きたくないことまで聞こえてきてしまいます。
それが私にとって傷つく話で、聞きたくない話だったとしても耳に入ってきてしまうのですから、
そんな時は「聞きたくなかった・・・中国語なんて出来なければよかった・・・」と思うこともあります。
中国語が話せて当たり前だと思われる
元々全く中国語が話せなくて、結婚後に努力して徐々に話せるようになっていった奥さんであれば、義理両親たちに「中国語ができるようになったのね!すごいわ!」と褒めてもらえるかもしれませんが、
元々話せた私なんかは、「この人は中国語が話せて当たり前」と思われているので特にありがたがられません!(笑)
いやいや、当たり前じゃないよ!!もっとありがたがってよ!!(笑)
また長く住んでいると中国語が話せて当たり前だと思われる節があるので、疲れていてあまり中国語を話したくない気分でもマシンガントークで来られたりすることがあります(笑)
夫が日本語を勉強しなくなる
ダーリンは元々日本語が話せたのでこの問題は無かったのですが、結婚後奥さんが中国語を頑張りすぎてしまうと、日常会話全体が中国語になってしまい、
旦那さんのほうが日本語を勉強しなくなって、結果永遠に日本語で会話が出来なくなってしまうという事がよくあるようです。
家庭内で日本語がずっと話せないのは辛いという声や、折角過去に学んだ英語や他の言語などを忘れてしまって勿体ないという声もあります。
旦那様に日本語を話せるようになって欲しいという奥様は、中国語の勉強はほどほどにして旦那様に日本語で話しかけることを続けたほうが良いかも知れません(笑)
どちらともいえないこと
義理家族と直接意思疎通がとれる
中国語ができることのメリットともデメリットともいえないのが、義理家族と直接コミュニケーションがとれるようになることです。
直接会った時の会話だけでなく、一緒にショッピングに出かけたり、LINEしたり電話したりフェイスブックでコメントしあったりという仲になれます(笑)
これは義理家族とより仲良くなれるというメリットもありますが、日本に帰るときに「あれ買ってきて」と買い物を頼まれてしまうデメリットがあったり(笑)、
会話するときに夫を通さなくなることで、良い時も悪いときもあります(笑)
これは夫にとっては大きすぎるメリットで、少なくともダーリンは私一人をダーリンの実家に残して出かけたり、
私一人で義理実家に何日も泊まったりしているのでそれを「嬉しい」と感じているようです。
私個人的には家族と仲良くなることは良い事なので、悪くはないかなとは思います。
中国語の勉強をするのであれば、台湾現地での勉強がおすすめ
さて、以上のようなメリットもデメリットもありますが、「台湾に住むのだからやはり中国語を勉強したい」と言う方は、
日本で塾に通うよりも、台湾現地で勉強するのがおすすめです。
何故なら、日本で塾に通う場合は多くが中国人の先生で中国の中国語の教科書なので、台湾の中国語とは若干違います。
中国の中国語でも通じますが、台湾人の妻はやはり夫の家族と接するときに中国語を話す機会が一番多いので、その時に中国の中国語を話すと家族から違和感の目で見られる可能性があります(笑)
なのでおすすめは日本では何もせず、台湾に嫁いできてから語学学校に通ったり、個人塾に通ったりしてゆっくり覚えていくのがいいと思います。
そうする日本人妻は沢山いるので、学校で友達ができて一石二鳥なんてこともあります。
日本に住んでいて日本で勉強する場合には、頑張って台湾人の先生を探すか、旦那様に直接教えてもらうのがいいと思います。
いずれにせよ台湾人と結婚したからと言って中国語が出来ないと死ぬわけではないので(笑)、無理せず自分のペースでゆっくり覚えていけばいいと思います(^-^)