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台湾鉄道の爆発事件が怖くて外出できない件

公開日: : 台湾生活

  

爆発事件が起きた列車内の様子。写真はCNAより。

 

こんにちは、keddyです。

昨日、台湾鉄道で爆発事件がありましたね。

在来線・台湾鉄道の車両内で爆発と見られる事故があり、複数のけが人が出ている。台湾鉄道によると、7日夜10時、松山駅の2番ホームの「区間車(通勤列車)」1258列車6号車で爆発音が起きると共に発火した。台北市消防局と鉄道警察局が駆けつけ、火は直ちに消し止められた。原因は調査中。

 

けがをしたのは25人、そのうち6人は聯合病院忠孝院区に搬送されている。そのうち1人は顔を中心に全身の30%にやけどを負っているとのことで、集中治療室で治療を受けているという。命に別状はない。

 

行政院によると、林全・行政院長は事態を重く見て、中央災害対応センターに緊急対応チームを立ち上げるよう指示、政府関係部会の首長に現場での状況確認を命じた。また、事故については関係部署が8日に対外的に説明を行うよう求めた。

 

なお、内政部警政署の陳国恩・署長は、車両内で長さ15センチから20センチの爆裂物が見つかっており、爆竹のようだと述べている。車内では爆発で破れたと見られるリュック。直径5センチ、長さ15センチの鉄パイプも見つかっている。犯人が直接起爆したならば、けが人の中にいる可能性もあるという。

radio taiwan internationalより

七夕だというのに悲しい事です。

ここ数年、台湾ではおかしな事件が多くなり、物騒になったなと感じます。

平和な台湾の治安が、どんどん悪くなっている気がします。

今回のこのニュースも驚くべきものでした。

 

ニュースの映像では列車内の爆発の恐ろしい映像が映し出され、日本でも報道されて妹が心配して朝一で「爆発大丈夫だった!?」とLINEをくれました。

私は爆発が起きた時間は家にいたので大丈夫でしたが、この事件、実は私にとって全く他人事というわけでもなかったんですよね。

だって、この台鉄松山駅は、私が普段最も利用している駅で、事件の起きた「区間車」は私が必ず利用する列車だったのですから。

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普段利用している駅での列車爆発事件

私の住んでいる場所にはMRTが無く、台北に行くには必ず台鉄を利用します。

事件の起きた松山駅には台鉄の他にMRTの松山新店線が通っており、台鉄とMRTの乗り換えができるようになっています。

MRTの松山新店線は台北の中山などの主要な駅に行くのに非常に便利なため、私は台北に用がある際にはまず台鉄で松山駅まで行き、松山駅でMRTに乗り換えるという方法をとっていました。

 

松山駅はMRTの乗り換え以外にも私の大好きな五分埔という台北最大の服飾問屋街もありますし、饒河街夜市もあるので、

松山駅までの台鉄と松山駅は、かなりの頻度で利用していたのです。

そんな松山駅で列車の爆発事件があったと聞いて、一つ間違えたら自分も乗っていた可能性があると思うと鳥肌が立ちました。

 

今日は1日台風のため会社員の人も仕事はお休みでしたが、外は意外と小雨が降っている程度で外出できないほどの暴風大雨と言うわけではなかったため、

仕事が休みになったダーリンは休みに浮かれて「友達と遊びに行く」と勝手に車で出かけてしまいました。

私も暇だったので外出したかったのですが、台北に行くには台鉄に乗らなければいけません。

流石に昨日の今日でまだ犯人も捕まっていない中(当時)、怖くてとても台鉄に乗る気にはなれませんでした。

現在では犯人らしき人も浮上して来たようですが、台風なんかよりも人間のほうがよっぽど怖いなと感じます。

在来線・台湾鉄道(台鉄)の車両内で爆発が起き、けがを負って病院で治療を受けている55歳の男が犯人と伝えられている。台湾鉄道の「区間車」1258列車が7日夜10時前、台北駅から松山駅に到着する直前、6号車の車内で爆発が起き、周りにいた乗客がけがをした。火もついたが、乗客が消火器を使って消し止めたという。列車は松山駅で停車、けが人や乗り合わせた人が逃げ惑うなど2番ホームが大混乱となった。25人が重軽傷を負って病院に運ばれた。

 

内政部警政署鉄道警察局が8日午前に発表したところによると、松山駅まで残り約1キロメートルの地点で爆発。車内には爆発したものの破片などが残っており、半分になった厚さ2ミリ、直径6センチの鉄パイプが見つかっている。長さ15センチほどだが、半分にちぎれたとされ、元は47センチあったもよう。中には花火などで使用される黒い火薬が残っていた。鉄道警察局台北分局の王宝章・局長は、「この鉄パイプ製の爆弾には信管などの起爆装置がついておらず、手製のものだと考えられる。作りは粗雑なものだ」と話した。

 

その後、捜査当局では、けが人のうち55歳の男の指紋やDNAが列車のトイレに残っていたものと一致したとして、この男性が犯人である可能性が高まったと明らかにした。男性は住所不定で、南投県に飼っていた犬を乗せた車を乗り捨てており、生活を悲観した末の犯行との見方も。この男は気管をやけどしていて話ができず、取調べはまだ進んでいないもよう。

 

事件発生後、行政院の林全・院長はただちに中央災害対応センターに緊急対応リームを設置した。林・行政院長は8日、中央災害対応センターで報道陣に対し、組織的なテロ攻撃ではなく、個人が起こした事件だと強調、国民が過度に不安に陥らないようにと呼びかけた。

 

重軽傷者25人のうち6人が集中治療室で治療を受けており、そのうち3人は重症。症状はやけど、熱い空気を吸い込んだことによる呼吸器系のやけどなど。

radio taiwan internationalより

 

こういう事件があると、台鉄が例え通常運行していたとしても怖くて乗りたくなくなります。

でも乗らないと台北に行けないですし、バスでも行けるのですが台鉄よりも時間がかかってしまい不便なので、やはり怖い気持ちのまま台鉄に乗り、松山駅を利用することになるでしょう。

 

以前無差別殺人事件があったMRTに比べて台鉄はまだ安全なのかと思っていたら、これからはそうでもなさそうです。

考えてみれば台北市内とその付近の人しか乗らないMRTに比べて、台鉄は台湾各地から色々な人が乗って来るので変な人も乗って来やすいのかもしれません。

ああいう事件に巻き込まれるかどうかは運次第ですが、今後は台鉄に乗るときにも念のため周りに不審者がいないか確認しながら乗ることにします。

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カテゴリ - 台湾生活

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  • KEDDY
    台湾が好きで台北に留学経験あり。帰国後台湾人のダーリンと運命の出会い♡をし、まさかのスピード結婚。ダーリンと二人で毎日楽しく暮らしています。

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