人生の転機!アラサーの私が仕事を辞めて台湾留学に行って変わった6つのこと
こんにちは、keddyです。
私が台湾語学留学に行った目的はもちろん中国語の習得でしたが、日本で大卒から勤めた仕事を辞めて学生になって台湾という異国の地で暮らしてみて、自分的にいい方向に大きく変わった部分がたくさんありました。
仕事を辞めての留学はすごく勇気のいることでしたが、私は中国語の習得以外にも沢山得られたものがあり、本当に行ってよかったと思っています。台湾留学により人生が変わったといっても過言ではありません。
今回はアラサーの私が仕事を辞めて台湾留学に行って変わった6つのことをご紹介します。
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私が台湾留学に行って変わった6つのこと
1.楽観的な性格になった
アラサーという微妙な年齢の会社員の私は忙しい仕事に追われ、日々何かに焦っている感がありました。それに元々心配性な私は将来の事を考えては、一人暮らしの家計のやりくりに貯金、しにくい昇進、予定の無い結婚、年金がもらえるかも怪しい老後・・・と何かいつも不安でした。
しかし台湾で学生(無職)という身分になりゼロからスタートして、周りの台湾人に影響され私の考え方は変わりました。
まわりの台湾人の友達は社会人でも自分の趣味や好きな事を何よりも優先して生きていて、過去の自分の社会人生活と比べるとはるかに充実している人が多かったです。
台湾では社会人でも実家に住みあまり貯金をする習慣がなく、仕事の優先度も日本人ほど高くなく仕事中にお菓子を食べたりFacebookをしたり、合わないと思ったら仕事を辞めてよく転職します。
それは語学学校で出会った他の外国人に聞いてもほぼ同じで、スペイン人は「台湾人は働きすぎのように思える」と言っていました。スペイン人はもっと適当だそうです(笑)
私の以前の生活を友達に話すと、「辛い仕事を我慢し過ぎはよくない、あなたが楽しいことが一番大事」とアドバイスをもらったこともありました。
台湾に嫁いだ日本の友達の台湾の親戚は勢いだけで後先考えず事業を起こし、失敗して負債を抱えても「失敗しちゃった~」くらいな楽観的な人で、友達も「日本ではありえない」と言っていました(笑)
「物事をあまり深く考えすぎない」という大らかな考え方の台湾人の影響を受け、最初は慣れませんでしたが、1年が過ぎるころには「そういう考え方もある」と、私も楽観的に物事が見られるようになっていました。
今までは悩んでもどうしようもないような事で悩んでいましたが、無駄な事で悩むのをやめたことで、どちらかというと悲観的に物事を考えがちで凝り固まった考え方だった私はいい感じに肩の力が抜け、前向きに生きられるようになり、今の状況を目いっぱい楽しもうと思うようになりました。
大らかな台湾人や台湾は私に「今を楽しむことが大事」という事を教えてくれた気がします。
2.結婚を焦らなくなった
台北では30過ぎて結婚しない人は沢山います。
一生共働きの家庭が多いので、女性が社会的に強い台湾では経済的に旦那はいてもいなくてもあまり影響ない、むしろ自分の自由が奪われるから結婚したくない、という女性が沢山いるのです。
それに台北では経済的な理由や自分の自由のためにより子供を望まない人が多く、子供も欲しくないならなおさら結婚しても意味ないといった理由でどんどん未婚・少子化が進んでいます。
はじめは正直すごく驚きましたが、それがいいか悪いかは別として、日本でまわりが次々に結婚し親にも責められ、散々結婚に関して負い目を感じてきた私は、台北では誰からも責められることなく、比べられることなく、自分はこのままでもいいんだ、と気が楽になったのです。
そして変に結婚に焦る事もなくなりました。私のそんな様子を見て親も私に結婚の事を責めなくなりました。
すると日本帰国後、偶然にも今まで全くなかったいいご縁に恵まれ、とんとん拍子に結婚に至ったのです。
3.新しい事に挑戦するのに年齢は関係ないと思うようになった
台湾で語学学校に通っている際に驚いたのが、私の学校は外国人むけの中国語のクラスの他にも色々な台湾人向けのクラスを開講していたのですが、沢山の50,60代のおばちゃんが英語や日本語などの語学クラスを受講していたことです。
日本では歳をとるとともに「もうこの歳から勉強してもねえ~」と最初から諦めてしまう人が多いように思いますが、台湾のおばちゃん達はアグレッシブでした。
更におじいちゃんが隣で老眼鏡をかけてipadで本を読んでいたこともありました。
歳とともに新しい事に挑戦するのに何かと理由をつけて諦めがちですが、台湾に来て年齢は関係ないなあと思うようになりました。
4.自信がついた
中国語が話せるようになったのはもちろん、海外でなんとかやっていけたという自信がつきました。
そして中国語が出来るようになったんだから、他の言語もちゃんと勉強したらできるようになるはず、と無駄な自信により大嫌いだった英語も勉強してみようかなという気になれました(笑)
5.海外へのハードルが下がった
旅行で中国語圏に行っても困る事がなくなったので、気軽に出国するようになりました。
英語圏へのハードルはまだまだ高いですが(笑)、それでもその国に中国人がいたら言葉の通じる人がいるという事になるので前よりも海外に行きやすくなりました。
6.日本の良さを改めて実感した
便利な台北ですが、住んでみるとやはり日本での生活のようには行かないことも多く、やはり日本って素晴らしい国なんだと実感することが出来ました。留学中に知り合った外国人たちも日本の事が好きな人が多く、それは日本人としてすごく嬉しい事でした。
日本の便利さ、可愛いものの多さ、ファッションやサブカルチャー、最新の技術、清潔さ、サービスの良さは世界からも注目されている事で、日本国内にいると見えてこない日本の良さを改めて実感することが出来ました。
以上が、アラサーの私が仕事を辞めて台湾留学に行って変わった6つのことです。
私は台湾留学を通して適度に肩の力を抜いて、生き生きと自分らしく生きられるようになりました。今は毎日が楽しいです。
仕事を辞めての留学は勇気がいりますが、自分で目標を持って現地で努力すれば、後悔することなく語学以外にも沢山のものが得られると思います。