台湾の小琉球に行ってきた!小琉球についてと行き方、観光情報のまとめ
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こんにちは、keddyです。
台湾の離島の一つ「小琉球」にダーリンと2泊3日で行ってきました♪
「琉球」と聞いて「え?沖縄?」と思う人もいるかもしれませんが、台湾の離島の名前です。
昔沖縄は「大琉球」、台湾が「小琉球」と言われていた歴史がありその名残で「小琉球」という名前になっているようです。
まだまだあまり日本人には知られていない小琉球ですが、台湾人は夏休みなどに国内旅行でよく利用しています。
小琉球の場所はここです。
台湾南部の街「高雄」の近くにあるのが小琉球です。
台湾の他の離島「緑島」「蘭嶼(ランユ―)島」「澎湖(ポンフー)」と比べて小さな島で、台湾本島からの距離もとても近いです。
台湾の離島というととても遠くて行くのが大変だというイメージがありますが、小琉球はこの距離(図参照)なので他の離島に比べて結構簡単に行けます。
なので、「台湾旅行の所要なところは大体行ってしまって離島デビューを考えている」という方や、「台湾に住んでいて気軽に行ける国内旅行先を探している」という方にはもってこいの島です♪
今回は小琉球に実際に行ってみた私がに小琉球ついてや小琉球への行き方、観光情報や行ってみた感想などをまとめてみました♪
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小琉球ってどんなところ?
台湾人ダーリン曰く小琉球の雰囲気は「かなり昔の台湾」です。
古い家が沢山残されていて台湾らしい派手で立派なお寺が沢山あり、全体的にのどかでほのぼのしている感じで、普通に鶏とか豚とかの家畜を飼っている家があります(笑)
自然が多く海が綺麗で夕陽が絶景、夜は台北では見られない満天の星が見えます。
ウミガメが見られるのが有名で、ウミガメを見る目的で訪れる旅行者も沢山います。
ダイビングやシュノーケリングなどのアクティビティが盛んなので、ダイビング好きな台湾人が集まります。
海ではウニやヒトデなどに触ることができます(ツアーガイドさん同行)
台湾南部なだけあって年中暖かいので、冬寒いのが苦手な人には台北などの寒い北部の観光よりも小琉球がおすすめです。
▲のんびりとした雰囲気
台湾の田舎の雰囲気が好きな人や自然が好きな人、海が好きな人にはとてもおすすめなところです。
私は台湾のレトロな民家とか建物を見るのが好きですし海も好きなので楽しかったです。
台湾本島よりも野良猫が多いので、猫好きにはたまらないです。
▲野良猫に沢山出会えます。
注意点としては、小琉球をたまに「リゾートの島」と聞くことがありますが、「リゾート」と聞いてハワイとかグアムとかの高級ホテルがあってショッピングが出来るオシャレなリゾート系を思い浮かべるとちょっと違います(笑)
小琉球は基本民宿で、味のある可愛い民宿は沢山ありますが高級ホテルは(多分)ありません。
なのでグアムとか系を思い描いてしまうと「なんか思ったのと違った」となる可能性があります。
免税店は一応ありますが小さいです(免税店については後記)
何泊がベスト?
小さい島なので2泊3日あれば満喫できますが、時間が無いという場合には1泊2日でも楽しめます。
日帰りで行く人もいるそうですが、高雄に住んでいるならまだしも台北など北部在住であれば流石に日帰りは厳しいと思います・・・。
小琉球の観光客
観光客は多くが国内旅行の台湾人で、少し欧米人と中国人という感じでした。
最近台北で爆発的に増えている韓国人の観光客はあまりおらず、日本人にもあまり知られていないのかほとんど見ませんでした。
今回は台湾人が夏休み中の時期に行ったので、沢山の大学生旅行者がいました。
小琉球でピカチュウ発見(ポケモンGO)
ピカチュウがいました(ポケモンGO)。私も捕まえました♡
この子には逃げられましたが・・・(-“-)
台湾中で大流行中のポケモンGOですが小琉球の人も例外ではなく、島中でポケモンを捕まえている人の姿が見られました。
ピカチュウが出た時なんかは「ピカチュウがいるぞ!」と言って島民や旅行者たちがわらわら集まってきて賑やかでした(笑)
小琉球への行き方
私たちは台北から行きました。
新幹線で高雄「左營駅」まで行く(約1時間半)→タクシーで高雄の港「東港」まで行く(約30~40分)→船で小琉球まで(約25~30分)→到着!
という感じです。
小琉球までの船は民営の船と公営の船があり、到着する港と乗船時間がそれぞれ違います。
- 民営:「白沙漁港」着。乗船時間約25~30分
- 公営:「大福漁港」着。乗船時間約35~40分
私たちは民営の船に乗り、白沙漁港に着きました。
白沙漁港は澎湖で最も栄えている港なので、島の住人ではない観光の人は民営の船を利用するのが一般的なのかなと思います。
写真付きで見てみましょう♪
まず新幹線「左營駅」から乗り合いタクシーに乗って高雄の「東港」という港へ。
このタクシーは民宿の人が呼んでくれたのですが、運転手さんが車の後ろに魚を積んでいたため車内が生臭く、生臭い空気の中約40分・・・私たちは必死に呼吸を我慢し息絶え絶えになりました(笑)
ダーリンが後で民宿の人に文句を言ったため、帰りのタクシーは魚臭くなかったです(隣の人が汗臭かったですが、それは運次第ですね・・・笑)
タクシー代は一人200元でした。
「東港」に到着!
ここで船のチケットをもらいます。
船のチケットは民宿とセットだったので、「民宿専用取票口」に並んでチケットを受け取ります。
チケットを受け取ったら割とすぐに船が来ました。
船に乗り込みます。
船の中は意外と大きく座席数も結構ありました。
船の中は最終的には8割くらい人が乗っている状態になりました。
台湾本島で買い物をして来てこれから島に帰るのであろう島の人や、夏休みなので小琉球旅行の子供連れファミリーや大学生などの姿が多く見られました。
私は酔いやすいので乗船時間30分の船でもかなり怯えていたのですが、酔い止めを飲み揺れが比較的少なく酔いにくいという船の中心部に座っていたらそこまで酔いませんでした。
しかしこの船は途中かなり揺れたので、酔いやすい人は要注意です。
小琉球(白沙漁港)についたところの様子です。
小琉球の免税店について
小琉球の白沙漁港には免税店があります。
船から降りてすぐにお店の人が免税店のパンフレットを配っていたのでもらいました。
免税店は2階立てで、ブランドバッグ、化粧品、香水、タバコとお酒、食べ物などのお土産などが売っています。
入口はこんな感じです。
店内は撮影禁止だったので撮影していませんが、綺麗で明るい店内でした。
あまり広くないのでブランド品の品揃えには期待しない方が良いですが、台湾に住んでいる人がちょっとしたお土産を買ったり化粧品を買ったりするのには良いです。
日本から来る人は桃園国際空港のほうが絶対品揃えは良いのでここで敢えて買わなくてもいいかなという感じです(笑)
20~30分もあれば余裕で見てまわれる広さなので、免税店が好きな人は見るだけ見てみても楽しいと思います。
小琉球の交通について
小琉球では基本的にバイクをレンタルして島内を移動します。
私たちは島に着いてすぐにバイクのレンタルショップに移動し、バイクをダーリンがレンタルしました。
ダーリンは台湾人なので身分証と運転免許証を提示していましたが、外国人が借りるときには以下が必要なようです。
パスポート、小型自動二輪以上の運転免許、免許証の中国語訳(JAFで入手可)
バイクはレンタルなのに結構綺麗で驚きました。(台湾のレンタルバイクはとても古い場合もあるので)
最近台湾で流行りだしたオシャレな電動バイクのレンタルもあり、なかなか最新だなと思いました(笑)
台湾人は殆どバイクなのであまり自転車に乗っている人は見かけませんでしたが、バイクに乗るのが怖いという人は電動自転車のレンタルもあります。
小琉球の観光。小琉球でできること
小琉球は小さい割にはしっかり見ると結構見どころが多い島です。
何もせずに海に行ってのんびりするのもよし、観光名所をまわるのもよし、アクティビティするもよしです。
小琉球で出来ることは大体こんな感じです。
- ダイビング・シュノーケリング
- ウミガメを見る
- 景色・海を楽しむ
- 島の観光名所をまわる
- ツアーに参加する
ダイビング・シュノーケリング
海が綺麗なのでダイビングやシュノーケリングが人気です。
私たちはシュノーケリングをやりましたが、ウミガメを見ることが出来ました。
ダイビングスクール(超ローカルな感じですが)などもあります。
ウミガメを見る
小琉球はウミガメが見れることで有名です。
野生のウミガメなんてなかなか見れるものじゃないですよね♪
景色・海を楽しむ
水着で砂浜に行って海で遊べます。
海の透明度が高くて、墾丁の海を思い出しました。
女子は砂浜で水着で自撮りしたり彼氏に撮影してもらったりキャッキャしたりしている安定の台湾の光景で、子供たちも楽しそうに遊んでいました。
これだけ綺麗な海だと浮いているだけでも楽しいです(笑)
ちなみに砂浜によってはゴミがあったり水が濁っていたりする残念な場所もありました。
ゴミのポイ捨てが激しい場所なんかを見るとちょっと切なかったです。
島の観光名所をまわる
小琉球には「美人洞」や「烏鬼洞」、「山猪溝」などの観光スポット(入場料有料)や台湾らしいカラフルで立派なお寺や景色の綺麗な展望台などがあるので、マリンスポーツなどをしないという人でも楽しめます。
観光名所は現地でもらえる小琉球のパンフレットにも載っていますし、民宿の人や島内にある観光センターに行けば教えてもらえます。
観光名所をのんびり巡るだけでも結構時間を要します。
ツアーに参加する
私達が行った時には無料で参加できるツアーが2つありました。
- 16:00~ 引き潮の時間帯に海に入ってウニやヒトデなどの生き物と触れ合うツアー
- 18:00~ 山に行って小琉球ならではの生き物や花、星空を観察するツアー
どちらもバイクで集合場所に各自集合し、ガイドさんについて行って説明してもらうツアーでした。
現地でそのツアーがあることを教えてもらい、民宿のカウンターで予約をしてその日に参加しました。
引き潮の時間に海に入って生き物を観察するのは、中には毒を持つ生き物もいるので必ず知識のあるガイドさんについて行った方が良いですし、
夜のツアーも真っ暗な山道を行くためガイドさんがいなければ怖くて無理だと思いますので、自然が好きな人や小琉球ならではの生き物を見たいという人はこのツアーは参加する価値があると思います。
注意点は説明は中国語のみで、しかもガイドさんによっては中国語が怪しく台湾語での説明になるので日本人だけではハードルが高めです。
ただ生き物が見られれば説明はわからなくてもいいという場合はいいのですが、詳しく説明を聞きたいという場合は中国語が堪能な人や台湾人と一緒に参加した方が良いと思います。
私たちが参加したときのガイドさんは説明がほとんど台湾語で私は意味があまり分かりませんでしたが、ダーリンが居たので何とかなったという感じでした(笑)
小琉球の食事について
小琉球の食事は基本的にローカル台湾料理です。
ローカル台湾料理といっても南部の島だけあって台北のものとも少し違う、南部らしい味付けのものや台北で全く見たことも食べたこともない料理が沢山ありました。
台湾人のダーリンでさえ初めて食べたというものがあったほど、台湾人からしても珍しい料理があります。
島だから海鮮が食べられるのですが、生のお刺身などはほとんどなく揚げたり炒めたりの台湾料理です。
私たちはお刺身を期待して頼んだら冷凍のお刺身が出て来てガッカリしたので、お刺身にはご注意下さい(笑)
私たちの小琉球のスケジュール
私たちの小琉球でのスケジュールはこんな感じでした。
事前にはシュノーケリングをやるという事以外特に何も決めずノープランで行って、着いてから何となく決めました(笑)
そんな適当な感じでも結構楽しめます(笑)
1日目
13:00 民宿到着
14:00:昼食
16:00:引き潮の時間帯に海に入ってウニやヒトデなどの生き物と触れ合うツアー参加
18:00:夕食
20:00:山に行って小琉球ならではの生き物や花、星空を観察するツアー参加
2日目
午前中:シュノーケリング
午後:島内散策
夕食:バーベキュー
夜:島内散策
3日目
午前中:海で遊ぶ
午後:帰宅
ガッツリ観光スポットを見てまわるというよりかは、観光スポットはなんとなく島をバイクで一周しながら見てまわったくらいで、基本的にはのんびりでした。
小琉球旅行の詳細は次回に続きます♪