【台湾 台東】1泊2日台東旅行②~台東観光 鹿野 龍田村(日本人移民村)~
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最終更新日:2015/07/16
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こんにちは、keddyです。
台東旅行2日目です。(1日目の記事はコチラ→【台湾 台東】1泊2日台東旅行①~自然の中の、個室温泉付きリゾートホテル 鹿鳴温泉酒店~)
この日は鹿野の龍田村というところに行きました。ここはかつて日本統治時代には日本人が住んでいた日本人移民村ということで興味があったので行きたかったのです。
ホテルのフロントの人に場所を聞き、ホテルから車で少し走るとそれらしき場所につき、観光バスも多く来ている一件のお店を発見しました。
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台東でサイクリング
レンタルサイクル 阿度的店
見ると、「阿度的店」というレンタル自転車屋さんで、龍田村を自転車でサイクリングできるようなので、私たちも自転車を100元でレンタルしました!
店員さんがこの地図を使って場所と見どころポイントの説明をしてくれました。この地図の範囲をサイクリングします。
久々の自転車です!この日は日差しが強く12月とは思えない暑さで、私がコートなんて着ちゃっている中、ダーリンは半袖になっていました。
準備万端、いざ、出発です~
「阿度的店」の前はまっすぐな道路です。車もバイクもたまに通る程度です。
昔の建物が多く残る
「阿度的店」を出て右に行くとすぐに龍田小学校があります。
昔の日本の家がそのまま残っています。
民家がとても古い建物で、古い家を見るのが好きな私にはたまりません。
気持ちよさそうな遊歩道がありましたが自転車なのでスルーしました(笑)
大自然の中を駆け抜ける
民家のあるところを抜けると、
沢山の檳榔(?)の木が見えてきました。
この木に囲まれたまっすぐな道、素敵です!
まわりは見渡す限りのパイナップルやバナナやお茶の畑です。
台湾でも都会ではこんな景色なかなか見られないですよね。空気もすごくいいです!
龍田緑色遂道(グリーントンネル)
そしてこれがここの最大の見どころポイントである、龍田緑色遂道(グリーントンネル)です。道路が赤いのが目印です。この道路に寝っ転がって景色を見るというのが人気らしいですが、私はコートを着ていたのでやりませんでした(笑)もし夏に行ったら是非挑戦したいです。
茶摘みをしているおばさんたち
途中でおばさんたちが茶摘みをしていました。
「茶」の看板が可愛いです。
檳榔の木の意味は?
ダーリン曰くこの高い檳榔の木、土地の持ち主の目印で、「この檳榔から右は○○さんの畑で、左は△△さんの畑ですよ~」というように檳榔の木で区切っているそうです。
この道は木の葉っぱが黄色ですごく綺麗でした。
サイクリングコースを示してくれる看板が親切です。
ほんとにこんなにカロリー消費したかな??
畑を抜けて、また民家のある道へ出ました。
途中、民家の傍に咲いているお花もすごく綺麗でした。
鹿野区役所
昔の区役所です。
中に入って参観できるような作りになっていましたが、なぜかこの日は誰もおらず鍵も閉まっていて入れなかったので窓から写真を撮りました。
昔日本人が住んでいた家
この村には本当に日本時代の色々な建物が残っています。
この村は観光スポットだけあって、中国人やシンガポール人の観光客たちもたくさん来ていましたが、彼らはツアーで来ていて時間に追われているのか、すごい勢いで自転車をこいでいました(笑)私たちは個人旅行なのでのんびりサイクリング出来たのがよかったです。
サイクリング中に可愛い個人経営の民宿を沢山見かけたのが気になりました。このあたりに泊まるという選択肢もあったようです。
こうして主要な観光スポットを一周し、自転車を返しに「阿度的店」に戻ったのでした。
鸞山へ しかし・・・
私たちは「阿度的店」で原住民のツアーガイドさんに声をかけられました。
彼曰く、「この近くの”鸞山”という山に行ってごらん、今すごく梅の花が綺麗だよ!これは現地の僕たちしか知らない特別な情報だよ」とのことです。更に「本当におすすめだから行っておいでよ、もし道に迷ったらここに電話して」と携帯番号まで教えてくれました。さすが台湾の田舎、人が気さくです。
私たちもせっかくなので行ってみることにしました。車でガイドさんに教えてもらった方向に走ります。しかし途中で沢山の分岐点が・・・カンを頼りに車を走らせること数分、山を登っていき原住民の集落を越えて更に進みましたがここが何山なのかがわかりません。
ツアーガイドさんに電話をして聞くと、「集落の原住民に聞いてみて」とのこと。ということで原住民の集落まで戻りましたが、人が誰もいません。仕方ないので再びその山を登ってみると、途中でいままでの舗装されたコンクリートの山道ではなく、完全に砂利の道に出てしまいました。
しかもこの先はなんだかすごく細い道・・・左右はガードレールはなく断崖絶壁です。怖すぎるので引き返そうとしたところ、向こうから原住民がバイクでやってきました。彼らに「ここは”鸞山”ですか?」と聞くと「ここの人じゃないのでわからない」ということ。原住民でもここの原住民ではなく違う村から来たようです。
仕方ないので引き返します。その前に、外に出て景色を見ると・・・
こんなに素晴らしい絶景が広がっていました。
しかしガードレールがないので写真を撮るのも危険です。
景色は綺麗ですが、恐らく”鸞山”ではないこの山を後にし分岐点まで戻ると、なんと”鸞山”と書いた看板を発見しました。
その方面に車を走らせ、山道を登ります。
原住民か誰かの作りかけの家がありました。人は居ませんでした。
現地の人が飼っているイノシシを発見しました。
こちらの道は元から舗装されておらず砂利道で、登れば登るほど道幅は狭くなり、梅の花らしきものは全く見当たらず、途中で引き返せなくなることと中壢に帰るまでに日が落ちてしまうことを恐れた私たちは梅の花は諦め、中壢に帰ることにしました。
私達が迷い込んだ”鸞山”からの景色はこんな感じでした。
ここから我が家中壢までは約8時間かかるので、途中で寄りたいところもあるし、山道を走っているときに日が落ちたら大変!と山を下り、台北方面へ向け走り出した私たちでした。
私たちが寄りたかった所はコチラ→【台湾 花蓮】台湾八景の一つ!太魯閣周辺の絶景スポット、清水断崖