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台湾で救急病院に運ばれたときの話。病院の様子や無保険での費用など

公開日: : 台湾生活

  

こんにちは、keddyです。

先日夜中に急に謎の腹痛に襲われ、救急病院に運ばれました。

思い起こせば私は過去に留学時代にも一度、夜中に救急病院に運ばれています。

keddyは胃腸が弱いのです(笑)

台湾で救急病院にお世話になることもなかなかレアだと思うので、

台湾の救急病院事情が気になる方もいるかと思い(いないかしら?笑)、今回は台湾での救急病院はどんな感じかということを書いてみます。

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病院の様子

夜中に救急をやっている病院はある程度大きい病院になります。

私が今回運ばれた中壢の病院と、以前留学時代にお世話になった台北の病院での様子や出来事などを書いていきます。

プライバシーは無い?

今回お世話になった病院は、救急の1階の扉から入るとその大きなフロアに沢山のベッドが並んでいる形式でした。

個室のような仕切りは無いので、他の患者さんが苦しんでいる様子も見えてしまいますし、自分が苦しんでいる様子も丸見えです。

お医者さんが待機していて診察を受ける場所も、特に仕切りなどはなかったように思います。

プライバシーはほぼなかったですが、患者が少ないためか騒がしさもなく、清潔でした。

 

以前運ばれた台北の病院は悲惨でした。

病院名は忘れましたが、当時の私たち外国人留学生でも知っている程の知名度がある大病院です。

救急のフロアに沢山のベッドが並んでいる形式は同じだったのですが、今回の中壢の病院に比べて患者の数が圧倒的に多いためベッド数が足りていないようで、

フロアにはベッドに寝れない人達が溢れ床に座っていたり徘徊している人がいたりして、何とも言えない怖さがありました。

少し大げさですが、医師や看護士・ベッドが足りないにもかかわらず患者が次から次へと運ばれてくる様子は、戦時中の病院を連想させるような悲惨さでした。

恐らく人自体が少なく夜中に起きている人もあまりいない中壢に比べ、台北は人がとても多く夜中に活動する人も多いので救急で運ばれてくる人も多かったのかなと思います。

うっすらとした記憶ですが、私も台北の病院では可動式のベッドに寝かされ、そのベッドをどこかの検査室かなにかの廊下の前に置いて点滴を受けていた気がします。

恐らく通常ベッドを置くであろう場所がいっぱいで置けないためにああなったのではないかな、と今となっては思います。

そんな中なので、もちろん個人のプライバシーはほとんどなかったです。

ちなみにこの病院には日本語を話せる看護士さんがいました。

エアコンが効きすぎている

今回ベッドに寝ていて非常にきつかったのが、もちろん自分の腹痛もですがなによりエアコンが効きすぎているという事でした。

その寒さにより手足は冷え切りベッドに準備されていた布団一枚では足りず、毛布が欲しくてたまらない状態でした。

ただでさえ病気で来ているのに、寒すぎて風邪を引いてしまいそうな寒さでした(笑)

思い起こせば台北の時もエアコンの寒さは異常でした。

台湾はデパートや公共交通機関は冬でもお構いなしにエアコンをガンガンつけますが、病院までこんなに寒いのかと驚いたことを覚えています。

患者は地域柄が出る

前回台北で行った救急病院の印象が強すぎて台湾の救急は皆あんな地獄絵図なのかと思っていましたが、患者は地域柄が出るようです。

台北の時は夜活動する人が多いせいか、酔っぱらって喧嘩をして怪我したようなガラの悪い人たちや、バイクか車で事故して血を大量に流して本当に緊急な状態で搬送されてくる人、

更に人口が多いためか大量の老人も運ばれてきており医師や看護師が走り回り患者が呻き声をあげ、救急病棟はカオスでした。

しかし中壢は人自体が少なく夜中に起きている人もあまりいないので患者数が少なく、医師や看護師の数も足りているのですぐに診てもらえてとても平和でした。

後でダーリンに聞いてわかったことですが、私の近隣のベッドは水商売をしている女の子たちで、

彼女たちはお酒の飲みすぎで急性アルコール中毒か何かで運ばれてきていたようでした。

老人もいましたが水商売の女の子が運ばれてくる率はかなり高かかったようで、うちの近所で夜中に活動している人達は専ら水商売の女の子が殆どなのかとちょっと驚きました。

無保険で救急にかかると費用はいくら?

私は今回も前回も、無保険です。

ダーリンに聞いたら今回かかった費用は約3000元ということでした。

私の記憶では、診察以外に腹部レントゲンと、血液検査、点滴をし、あと薬をもらっています。

前回の費用も同じく約3000元で、検査も今回と似たような物をして薬をもらいました。

私の場合は幸い手術に至るような大きな病気や怪我ではなかったのでこの程度の費用で済みましたが、もし手術などになって無保険だとどれくらいかかるのかはわかりません。

しかし無保険で救急で大病院に行ったにもかかわらず、検査代や薬代を含めてこの値段で済むというのは、台湾在住者にとって非常にありがたいことだと思います。

 

ちなみに今回は車、前回はタクシーで病院に連れて行ってもらったのでどちらも救急車には乗っていませんが、救急車を呼んでもお金はかからないそうです。

なので仮病や軽い病で救急車をタクシー代わりにしている人も現れているようで、病院は拒否できないので問題になっているそうです。

 

もし台湾の救急病院にかかることになっても救急車も無料で医療費も安いとあれば、

「高額な医療費を恐れて病院に行けない」なんてことにはならなくて良いですが、できればあまりお世話にはなりたくないですね。

健康が一番です。

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カテゴリ - 台湾生活

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  • KEDDY
    台湾が好きで台北に留学経験あり。帰国後台湾人のダーリンと運命の出会い♡をし、まさかのスピード結婚。ダーリンと二人で毎日楽しく暮らしています。

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