結婚式の準備をやめたいと思った話【国際結婚】
台湾での結婚式が1か月後に控えているkeddyです。こんにちは。
(癖でちょいちょい結婚式と書いてしまいますが、正確には披露宴です。式はしません。ややこしくてすみません。)
私のブログを長く読んで下さっている皆さまは、私たちが台湾で結婚式をすると聞いて「え?結婚式中止になったんじゃないの?結局やるの?」と混乱してしまっているかもしれません。
当の本人もなかなか混乱してましたけどね(笑)
とりあえず、今までの流れを整理してみます。
2014年9月 日本で入籍・keddyが台湾に来て遠距離恋愛終了、台湾での結婚生活開始
2014年12月頃 結婚式(披露宴)をやろうという提案を義理両親からされ、予定は4月に決定(この記事参照)
2015年1月頃 年明け後間もなく、ダーリンの日本完全帰国予定日程が4月頃に決まり結婚式の話は中止になる(この記事参照)
2015年5月頃 帰国予定を過ぎたのに、帰国しなさそうな予感が漂う。「あれ?帰国は?結婚式結局できたんじゃ?」と今後結婚式はどうするべきかを一人悩み始める(この記事参照)
2015年6月頃 結局年内の帰国は無いようだという話になる。
2015年7月頃 「よし、そういうことなら台湾で結婚式するぞ!」と義理両親が動き出すが、1年後とかにしてしまうと日本完全帰国している可能性があるので、年内の日取りを無理やり考える。
2015年8月頃 占い師が提示した日取りでうちの家族も日本から来れそうな日の「11月29日」が決定。
この時点で披露宴まで約4ヶ月、結婚写真も撮っておらず、ドレスの事も何も決めていない状態。
2015年8月下旬 流石に結婚写真撮ってないのはヤバいと結婚写真撮影に向けて動き出すが、お店の人にあまりのギリギリさに驚かれる。
2015年10月 超ドタバタスケジュールの中結婚写真は撮り終えドレスも決め式までに間に合いそうだが、披露宴まであと約1ヶ月というところで会場の場所以外何も決まっていないことがわかり呆然
←今ココ!!!!
ダーリンの会社の「日本帰国するする詐欺」に振り回されている人生です。
今書いていて思いましたが、いくら台湾だからってこんな無謀に結婚式(披露宴)しようとしている人なんて見たことがありません・・・。
台湾人だって多くの人は1年前には予約して、少しずつ準備していくというのに私たちときたら・・・・・。
で、1か月前の今になって色々な事件が起きているのです。
義理両親側で既に色々と決定済みだと思いこんでいた披露宴の詳細は結局何も決まっておらず、
この披露宴で私の唯一の希望の会場の雰囲気は私の想像とはかけ離れた感じになっており、
あと1ヶ月で自前で準備しなければいけないことが山積みだという事が発覚しました。
あまりにも予期せぬ事態すぎて私は困惑し、
「もう結婚式なんてやめたい!!!!!」
と号泣してダーリンを困らせたのでした(笑)
では、準備しなければいけないことが山積みとはいったい何の事なのか、私の唯一の希望とはかけ離れているとは何なのかを詳しく書いていきたいと思います。
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決まっているのは会場だけ
披露宴まであと1ヶ月、決まっているのは会場だけ、マジです。
「台北の人はホテルで結婚式をやる」とだけの知識があった私は、
「そういうことなら当然そのホテルにウエディングプランナーとまでは行かなくとも司会進行や音響や照明やカメラマン・披露宴用の内装など、ホテルが提供しているサービスが何かしらあるのだろう」と思いこんでおり、
義理両親やダーリンの「会場を決めた」という言葉の中にはそういうサービスも含めてのことなのかと思っていました。
これが大きな間違いでした。
なんとホテル側は本当に会場の提供(それとご飯)しかしないようで、他の事は全くノータッチ、
要するに当日の司会進行も、音響も、照明も、バンドも、内装も、ウェルカムスペースも、小物類も、当日に行う内容も、すべて何もかも自分たちで考えたり手配したりしないといけないという事でした。
そんな大事なことを今になってやっと知った私・・・・・・
ダーリンに「何でもっと早く教えてくれなかったの!知ってたらもっと早く調べたりとか準備できたじゃない!」というと、
「だって僕も知らなかった。結婚式した事ないし」と言われ私も何も言えなくなってしまいました(´・ω・`)
そしてダーリンもダーリンの親もこの状況に対して焦っていなかったことにびっくりです(-_-;)
結局、司会進行から内装まで披露宴当日のもろもろの事を手配してくれるプランナーさん的な人が居るお店があるのでそこに行き(そのお店も沢山あるので自分たちでどのお店に行くか決めなければいけません)、
司会進行や当日の内容の事、ウェルカムスペースの事などを数日前に相談に行きましたが、当たり前ですが1回で全て決まるわけもなく、
プランナーさんにも「かなり時間ないですね・・・」と呆れられてしまう始末・・・(-_-;)
そんな中、費用を聞いたダーリンは「ありえない高すぎる!」と言い(日本の結婚式からしたら全然ですが)、時間がないのに作成に時間がかかりそうなMV作成や花・小物代をケチりだし、
あと1ヶ月で私達夫婦で色々とDIYすることになりました・・・。
当日することが全く決まっていない状態なので出来れば早く話を詰めて行きたいところなのですが、
そのお店はとても人気なのかお客さんが多いため予約が取りづらく、結局次の相談は約2週間後になってしまいました。
どうなることやら・・・
会場の内装にかける想い
私が会場の写真を初めて見たのは、つい昨日の事です。
私たちの披露宴は親族中心で、台湾の披露宴にしてはかなりレアなくらい呼ぶ人数が少ないこと、
(人数が少ないと会場を貸してくれないことがあるらしいです)
披露宴までの日にちが予約時点で既に4ヶ月くらいだったこと、
そして義理両親のメンツにより、元々予約できる会場はかなり限られていました。
会場に関しては当初から義理両親が決めるという話でしたし、私も台北のホテルの知識なんてほぼないので義理両親にお任せでいいと思っていました。
私は義理両親やダーリンのセンスは悪くないと思っていますし、披露宴の会場になるようなところならどこでも大体いい感じなんじゃないかと思っていたんです。
代わりに予約をしてもらえるなんてとてもありがたいと思っていました。
そして、どんな雰囲気にしたいかと聞かれていたのでちゃんと自分の希望(この記事で書いたような雰囲気)は写真を見せて伝えていました。
そして、今の今まで安心しきっていました。
ですが、義理両親が予約をしに行ってくれた日に台北まで遠いという事もあり私達夫婦は行かず、会場を見なかったのが間違いでした。
確かにホテルは悪くないと思います。
しかし、しかしです。
実際に写真を見てみると会場の雰囲気が、ザ・チャイニーズ!だったのです・・・・・・・。
チャイニーズが悪いとは言いません、むしろレトロなチャイナな雰囲気なんて好物なくらいです。
私がチャイナドレスを着る予定をしていたら、会場の雰囲気にマッチしてとてもいい感じな事でしょう。
しかしそんなバリバリチャイニーズの会場を全く予想していなかった私は、ドレスにチャイナドレスは選びませんでした。
チャイナドレスどころか、台湾の結婚式では定番中の定番の赤のドレスも着ません。
(本当は赤のドレスは着たかったのですが、好きなデザインがなかったのでやめました)
ということで、私の選んだドレスの系統と、会場の雰囲気がミスマッチすぎるのにも程があるのです・・・。
それに、内装がそんなことになっているとは知らなかった私は、ウェルカムスペースもバッチリ自分の好みの薄いピンク系で統一しようと思っていました。
小物も薄ピンク系で作る予定で、ウェルカムボードも考えていました。
私の作る予定だったウェルカムスペースの雰囲気と会場の内装のミスマッチさが、もはやフランスパリとチャイナタウンばりにあるのです。
もう予想外もいいところです。
世の中にこんなにミスマッチな事があったのかと思うくらいの驚きですが、こういう自分の想像をはるかに越えた事態が発生するのが国際結婚ということなんでしょう。
私は必死にフランスパリとチャイナタウンをオシャレに融合させる方法を考えましたが、デザイン素人の私がどれだけ考えても無駄でした。笑
何か考えれば考えるほど混乱してきて、
こんな事全く予想してなかったよ・・・
チャイニーズの会場で私のドレスを着たら絶対に変、合わなさすぎておかしいよ・・・
ウェルカムスペースの雰囲気を会場に合わせるとか?でもそしたらドレスが浮くし・・・
DIYで作るものも沢山あるから、方向性決めないといけないのに・・・
今から1ヶ月しかないのに、間に合うのかな・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
もう・・・披露宴なんてやめたい!!!!!!!(´;ω;`)ブワッ
という感じでついに結婚式前の準備あるある「結婚式やめたい」が発動したのでした。
そんな時ダーリンが放った恐ろしい一言
「そんなに内装って重要?」
いや、内装が重要じゃなければ一体どこが重要だって言うのさ・・・・!!!!!
私と彼との内装にかける想いの温度差!!!!!
どうやらダーリン達的には「いいホテル=メンツが立ったぜ!満足」という事みたいですが、私や家族にとっては台湾のホテルの事はわからないからホテルならどこでもそんなに変わらないと思うし、
(Wホテルとかなら流石に別ですが。笑)
本番、写真を撮ったりして思い出に残るのは会場なんだから、その会場の内装が残念だったら全体的に残念な感じになると思うんです。
そこをいまいちわかってくれないダーリン・・・(´;ω;`)
ついには私が泣きだしたので、ダーリンは「じゃあもう全部キャンセルして白紙に戻す?!」と半ば諦め気味で言ってくれましたが、
流石にここへ来てそんなことできないので前向きに色々頑張る方向になりました。
その修羅場(?)から一夜明けて今日、私も少し冷静になり、
「せっかく義理両親たちがいいと思って予約してくれたところだし、チャイニーズと私の格好やウェルカムスペースがミスマッチでも、そんなグダグダな感じも台湾ぽくていい思い出になるかも」
と自分でもよく分からない謎のポジティブな思考であと1ヶ月で出来るだけの事はやり、この披露宴をやりきろうと思ったのでした。
まだしていない準備
私達には、まだしていない準備が山ほどあります・・・。
披露宴の料理をまだ決めていません!
試食は、約2週間後(ビザの諸手続きのため日本に1時帰国するのですが、それから帰ってきたら)にやる予定です。
その頃には披露宴の約3週間前になるのですが、ダーリンも義理両親も全く焦っていません・・・。
招待状の準備もしていません!
結婚写真を撮るのが尋常じゃなく遅かったため、招待状に印刷する写真が出来ておらず注文できませんでした。
最近ようやく結婚写真のデータが出来上がってきたため招待状を発注し、私たちが日本から帰国する頃には出来上がるのでそれからの着手となります・・・。
その他、もうとにかくやることだらけなのですが、それと並行して台湾での入籍と私のビザ関係もやっているので今週末から日本に1週間ほどの一時帰国があります。
その間は何も準備が出来ないので、とても心配です。
更に言うとハネムーンの準備に至っては、ハネムーンのハの字も着手しておりません。
非常に心配で、毎日日本のサイトや中国語でハネムーン情報を検索する毎日です。
でも心配しているのは私のみです!台湾家族たちは楽天的なんです!!!!
まあでも心配性な私と正反対の楽天的なダーリンの良いバランスで我が家は成り立っているところがあるのです。
楽天的に結婚式の準備にも協力、いやむしろ率先してやってくれているダーリンや義理両親たちに感謝しつつ、披露宴まで走り抜こうと思います。