台北からプチトリップで絶景の野柳へ!野柳地質公園の楽しみ方
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こんにちは、keddyです。
ダーリンと野柳にある野柳地質公園に行ってきました!
野柳地質公園とは、風化や海による浸食によってできたキノコ型の奇岩が沢山並ぶ公園です。
こんな感じの風景が広がっています。
日本では見られない景色ですよね!
沢山の奇岩が見られることがポイントな野柳地質公園ですが海があって空気が良く絶景が見られる場所なので、自然が好きな人にはおすすめです。
野柳は台北から高速バスで約1時間半程度で台北から日帰りで行くことが出来るので、台北観光に飽きたという人は少し足を延ばして行ってみると、台北市内とは全く違った景色が見られます。
私は約3年ぶり、ダーリンは小学校の課外学習以来の野柳でした。
ダーリンの小学生の頃は台北の小学生は課外授業で野柳に行くというのはマストだったそうなのですが、現在でもそれは続いているのか沢山の台湾人の小学生団体が訪れていました。
今回急に野柳に行こうとなったのは、野柳地質公園の観光の目玉である「女王頭(クイーンズヘッド)」を、風化して折れるまでにもう一度見ておきたいという想いがあったからです。
私が前回行った3年前にも「女王頭の首が風化によりもうすぐ折れるから早めに行っとくべき!」と言われていたのですが、
最近では「どうやらあと5年~10年持つかどうからしい」なんて言われ始めたので、折れる前にと行ってきました。
▲あの首の部分が年々細く・・・(´・ω・`)
ダーリンは「あれ、僕が小さい頃から折れる折れるって言われてるけど全然折れてないけどなあ」なんて言っていましたが、折れてしまってからでは遅いので気になる人は早めに行かれることをお勧めします。
野柳は最近知名度が上がってきているように思いますが、まだまだ日本人にとってはメジャーな観光地ではないようで、観光客の殆どが中国・韓国・台湾人のツアーでした。
公共交通機関(高速バス)で個人でも行けますが車や観光バスで行った方が楽なので、ツアーで訪れるお客さんが多いようでした。
▲奇岩の成り立ち
今回は実際に私が行ってみて感じた野柳地質公園を楽しむために事前に知っておきたい事や注意事項、見どころや現地のお土産情報、野柳地質公園付近の施設の情報等々をまとめました。
これから野柳に行きたいと思っている方は必見です♪
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野柳への行き方・時間・値段
台北からは「國光客運」という会社の高速バス1815番で行くのがおすすめです。
台北駅から:台北駅の台北西站A棟(台北駅西バスターミナルA)から乗車、野柳駅で下車
市政府駅から:台北市政府バスターミナルから乗車、野柳駅で下車
台北西站A棟(台北駅西バスターミナルA)から乗車の場合には台北市内を経由していくのでその分時間がかかり、市政府駅から行った方が野柳まで早く着けるようです。
ただ台湾にあまり慣れていなくて市政府駅の「國光客運」の1815番バス亭を見つけられる自信がないという人は、少し時間がかかっても駅がわかりやすい台北のバスターミナルから乗車したほうが良いかもしれません。
バスは約20分に一本、台北西站A棟(台北駅西バスターミナルA)から野柳駅までの時間は約1時間20分、値段は約96元程度です。
交通について詳しくは野柳地質公園の公式ホームページをご覧ください。
ちなみに私達夫婦は台北の更に北に住んでいるため、野柳までは車で30分と驚異の近さでした(笑)
台北の北のほうの観光地に行くのが便利という事くらいが、今住んでいるところでのメリットです(笑)
野柳地質公園を楽しむために。注意事項など
- 所要時間は約2時間
- 入場料がかかる
- 詳しく見たい人はガイドさんと一緒がいいかも
- 天気・服装について
- 休憩はこまめにする
所要時間は約2時間
野柳地質公園は結構広い(岬の端まで約2km)ので、のんびり景色を見ながら散策すると約2時間くらいはかかります。
この公園の目玉ともいえる女王頭だけ見れればいいやと言う人も、女王頭は公園の結構奥の方にあるのでそこまで歩いていくのもまあまあ遠いです。
なので、時間に余裕を持っての観光をおすすめします。
▲公園の入り口付近の様子
入場料がかかる
入場料がかかります。チケットは大人1枚80元です。
詳しく見たい人はガイドさんと一緒がいいかも
公園内には女王頭以外にも沢山の奇岩があり、サンダルの形をしている岩とかフライドチキンの形をしている岩とか色々あるのですが、
公園内は広く岩も沢山あるため、念入りに予習をして行かない限りは言われてみないとどの岩が何なのか正直よくわからないです(笑)
私たちは「女王頭と沢山の奇岩を含めた綺麗な景色を見て、のんびり散策すること」が目的だったので女王頭以外の奇岩が何が何だかよくわからなくても別に良かったのですが、
わからないよりはわかったほうが楽しいと思います。
「せっかく行くからには、女王頭以外にも有名所の奇岩は全部この目で見たい!」と言う人は、予め自分で予習をしてから行くか、この公園にとても詳しい人と一緒に行くか、
旅行会社などで日本語のガイドさんにお願いしてツアーで行った方が良いでしょう。
ツアーでない場合は、現地で公園を散策する前に入口付近にある観光センターに行って、日本語版のパンフレットを貰うのがおすすめです。
これを読めば大体予習が完了します。
しかし私たちは残念ながらこのパンフレットをもらい忘れて公園内に入ってしまい、帰り際にこのパンフレットの存在に気づいたのでした・・・(笑)
公園に入る前に奇岩の紹介のパネルがあるので、それを見て大体何がどこにあるかを把握してから入るのもいいと思います。
私達が行った時は団体のツアー客が多くこのパネルの前でガイドさんが奇岩の説明などをしていたり、個人のお客さんも公園に入る前にこのパネルを見ておきたいという人が多いため大混雑していました。
入る時間帯にもよりますが、今回のように混雑していると人混みを避けたい私たちのような人は「並んでまで見なくていっか・・・」と何も予習をせずに公園に突撃することになってしまいます(;´∀`)
まあパンフレットをもらえばいい話なんですが・・・(笑)
公園内をガイドしてくれるアプリもあるので、スマホを持参している人は試してみるのもいいと思います。
天気・服装について
野柳は雨が多い地域なのですが、野柳地質公園全体が屋外なので雨降りの日の観光は大変です。
折角の景色も雨では残念なので、雨の日は極力行かない方が良いと思います。
夏場は日影が少なく激暑なので、暑さに耐えられる格好で、日焼けが気になる人は日焼け止めを塗っていった方が良いでしょう。
日陰の場所が少ないので日傘があるといいですが、風が強めなので風で日傘が折れる可能性があります(笑)
私は途中で日傘をさすのを諦めました。暑かったです・・・(笑)
公園内は整備された道があるので歩きやすいですが、奇岩があるところの地面は土ですし、広い公園内を歩き回ることになるので女性はできるだけヒールの靴で行かない方が良いと思います。
休憩はこまめにする
公園内には、休憩できるようにベンチや休憩場所が設置されています。
特に真夏は歩き続けると暑くてしんどいですし熱中症になる可能性があるので、休憩できそうなところがあったらこまめに休憩をとったほうが良いと思います。
▲休憩スポット
▲飲み物などを販売している売店
野柳地質公園の見どころ
女王頭(クイーンズヘッド)
野柳地質公園の見どころは何といっても女王頭です。
実物を見ると想像よりも小さめに感じました。
ダーリンは、「あれ、僕が小学校の頃から折れる折れる言われてるけどまだ折れてないね~でも言われてみると小学校の頃見た時よりかは細くなってる気がするなあ」なんていっており、
隣にいた台湾人のおばちゃんたちのグループは、「昔よりは細くなったわねぇ」「ほんとねえ、細くなったわねぇ」と言っていたので、確実に風化は進んでいるのでしょう。
この女王頭、大人気なため一緒に写真を撮るには行列に並ぶ必要があります。
少しくらいなら並んでもいいかな?と思ったのですが・・・・
ずら~りと1枚の写真におさまりきれないくらいの長蛇の列です・・・・。
灼熱の太陽が照り付ける中こんな行列には並んでいたら熱中症になりそうなので、一緒に撮るのは諦めました。
見ていると並んでいるのは中国・韓国・台湾人ばかりで日本人は並んでいませんでした。
日本人には「あの大行列に並んでまで一緒に撮影しなくても・・・」という人が多いのかもしれません(笑)
とりあえず女王頭だけを遠目から撮影するため、女王頭の後ろに回り込んでみました。
うんうん、私はこれで満足です(笑)
女王頭(クイーンズヘッド)Ⅱ(レプリカ)
女王頭のあんな行列並んでられないけど一緒に写真が撮りたいよ!という人には、女王頭Ⅱがありますよ。
ちょっと撮影の角度が悪かったですが・・・
これはレプリカなので本物の女王頭ほど人気が無く、すぐに写真を撮ることが出来ます(笑)
本物は触ることが禁止ですが、こちらなら触っても大丈夫です!
色々な形の奇岩
女王頭以外にも、何かの形に似ている奇岩が沢山あります。
私たちは予習せずに行ったのであまり見つけられませんでしたが、風景の写真を撮っていたら近くにいた警備のおじさんが親切に教えてくれたりしました。
▲フライドチキン岩。これはすごくフライドチキンでした(笑)
▲ミイラ岩(多分)
え、どこら辺がミイラ・・・?って感じなのですが、おそらく・・・(笑)
聞こえてきたツアーの人の話によるとこのあたりには色々な有名な奇岩があるようでしたが、パッと見よくわからず自分では探せません(笑)
ハートっぽい岩(写真左)が可愛いです♡
韓国・中国・台湾人たちは皆写真を撮る(自分が写る)のが大好きなので、イケてる写真を撮るためには命がけであり危なそうな場所に上って写真を撮ったりしていますが、危険なのでやめましょう(笑)
海に落ちる可能性があります!
危険な場所や姿勢で写真を撮っている人達は、警備員に見つかったら注意されていました。
景色を楽しむ
公園内は日本では見られない景色が見られるので、普通に何も考えすに散歩しているだけでも楽しいです。
こんな山道の階段を上っていくような道もあります。
この上、景色が綺麗なんだと思いますが体力が無い私たちは上るのを断念・・・(笑)
公園内の全ての場所に行こうとすると、なかなかの体力が必要です。
観光センターについて
公園の入り口付近にある観光センターに立ち寄ってみました。
カフェ
飲み物などを販売しているカフェがありました。
公園内では珍しい、エアコン付きの室内で休憩できるエリアです。
お土産コーナー
野柳ならではの記念品などのお土産を売っていました。
美しい野柳の写真ポストカードや、女王頭をモチーフにした記念品・消しゴム等々、お土産が可愛いです♡
野柳地質公園の隣1:お土産やさん
野柳地質公園の中ではなく隣になりますが、公園の隣には食べ物を中心とした野柳の特産品などを売るお土産屋さんがあります。
アーケード街
路上販売
路上でも地元のおじちゃんやおばちゃんが野柳ならではの食べ物や野菜などを売っていました。
カメラに向かってピースするおじさんがかわいいです♡
市場
市場もあります。こちらはフルーツを売るお店が多いです。
フルーツはカット売りで売られているので、今すぐ食べたい人には嬉しいです。
私はドラゴンフルーツのジュースが飲みたかったので買いました♡
奥の方に行くと人がいなくて少し寂しい雰囲気でした(笑)
野柳地質公園の隣2:野柳海洋世界
野柳地質公園の隣には、野柳海洋世界という水族館があります。
この建物の中には水族館やレストラン・ゲームセンター・お土産屋・トイレなどが入っています。
水族館
今回私たちは水族館には入りませんでしたが、地元の子供連れの家族に人気の施設となっていました。
野柳海洋世界(水族館)
住所:新北市萬里區野柳里港東路167-3號
電話:02-24921111
営業時間:9:00-17:00(休日9:00-17:30)
チケット料金:大人400元・子供330元
カフェレストラン
ちょっとした売店やカフェレストランがあります。
ゲームセンター
昔懐かしい感じのゲームセンターがあります。
5回くらいやったんですけどピカチュウ取れませんでした(´・ω・`)
この記念メダル懐かしいですよね。
お土産屋さん
結構大きめのお土産屋さんがあります。
水族館のグッズがから、台湾の定番お土産や野柳モチーフの記念品などなど色々あります。
ワニの置き方・・・(笑)
こっち見てる・・・
キモ可愛いかったのでつい撮ってしまいましたが、ほとんどはこんなのではなく可愛らしいお土産ばかりだったのでご安心ください(笑)
こんな感じで、野柳地質公園だけでなくその付近でも楽しむことが出来ます。
野柳地質公園基本情報
住所:新北市萬里區野柳里港東路167-1號
電話:886-2-24922016
開放時間:8:00~17:00(5月から8月の間は18:00)
公式ホームページ(日本語あり)