台湾ってこんなに治安悪かったっけ・・・地元の公園がカオス過ぎた件
公開日:
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最終更新日:2015/09/08
台湾生活
こんにちは、keddyです。
最近ここ台湾の中壢では、暖かく天気のいい日や暑いくらいの日も多くなってきました。
台湾には大きな公園が多いので、天気の良い日は多くの人が公園で運動したりおしゃべりしたり犬の散歩をしたりと、のんびり平和に過ごしています。
私が大都会台北の東区に住んでいた頃も、近くの公園に行くとよくおばさんたちが太極拳をしていたり子供が走り回っていたりとかなりの平和な光景で、
サラリーマンがベンチでバッグを片手に寝ていたりしても誰もそのサラリーマンのバッグを盗もうなんて考えてはいないような雰囲気でした。
そんな「とっても平和で穏やかな憩いの場、台湾の公園」という印象が強かった私は、この日普段行かない近くの公園に散歩にでも行ってみようと思い立ち、とある公園に気軽に足を踏み入れてしまったのでした。
後にとんでもないことになるとも知らず・・・・・・・・・
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昼間なのにこの治安!?怖すぎる台湾中壢の公園
一見平和そうなこの公園
うちの近くにある中正公園という大きな公園です。
入口はこんなに広く、平和そうな雰囲気を醸し出しています。
入ってすぐの道も広々としており、
大きな図書館があります。
図書館のほうへは行かずに公園内を進んでいくと、
公園の中にオシャレなカフェがありました。
カフェの雰囲気はとってもいい感じですし、
ジャグリングの練習をしている人達も見かけました。
「え?どこが怖いの?むしろいい感じじゃん?なーんだ、至って正常な、平和な台湾の公園の光景じゃないか」
私もそう思っていました。
が、しかし!!
ここから奥の光景を見て、私は「やっぱり来なければよかった・・・」と深く後悔することになります。
公園の奥にはなにやら異様な光景が・・・
奥でなにやらイベントをやっているようです。
馬祖という神様のお祭りをやっていました。
お祭り自体はいいんですが・・・
更に進んでいくと・・・・
奥に何かが見えます。
神様のオブジェが祀ってあり、
そしてそのまわりには無数の老人が!!!
写真では見えませんが、この神様の祭りゾーン一帯が老人だらけだったのです。
何故かほとんど若者や子供はおらず老人ばかりが集まりすぎていてなぜか若干怖いのですが、きっと普通の老人達なんだと思います。
皆ここで集まって何をしているのかと思えば、台湾の将棋をやったり何やらゲームをしている模様・・・
まあ普通の人たちなので特に怖がることはないだろうとこのあたりをうろうろしていたら、若者が珍しいのかはたまた若者はこのゾーンに踏み入れてはいけないのか、多くの老人にガン見され、私はなんだか異様な空気を感じていました。
(ちなみにこの時すっぴんに眼鏡だったので、日本人だとは思われていないはずです。笑)
何だか怖いのでこの場を離れよう、そう思っていた矢先に普通の老人たちの中に紛れて大声で何かを怒鳴りながらうろついているガラの悪い老人を発見してしまいました。
これは非常に絡まれたくない・・・・・
そそくさとその場を立ち去ろうとすると目をつけられてしまい、すれ違いざまに
「勝手に写真撮ってんじゃねぇよ!!!」
と大声で怒鳴り散らされてしまいました・・・
おお怖い!!
(誰もあなたの写真は撮っていないよ、神の写真を撮っていただけだ・・・それに他の老人たちも神の写真を撮っていたじゃないか・・・・私だけ怒鳴られるなんて理不尽だ・・・・泣)
そう思いながら物凄く怖かったので走って更に奥のエリアに行くと、
無数の野犬たちがいました・・・・・・
しかもかなり大きめです。
もちろん首輪もリードもなく、この辺一帯をうろついている足のとっても速そうな黒い野犬たち・・・
怖い、怖いです。
もし襲われたらひとたまりもありません。
「はやくこの公園を出なければ・・・」
そう思い家の方向へ引き返そうとするとそこには、
沢山のホームレスと、その場所の真ん中で何かをしている怪しげな人達・・・。
写真ではあまり見えませんが(この写真1枚を撮るので精一杯でした)、野犬とホームレスと謎の怪しげなおじさんたちとが入り乱れている禁断のゾーンに足を踏み入れてしまっていたのでした。
彼らが私に何かするわけではないんですが、真昼間にもかかわらずその独特の雰囲気が怖すぎて一目散に逃げ出す私・・・。
少しもと来たところへ引き返すとまたこんな平和な雰囲気に。
「あの奥のさっきの光景はいったい何だったんだろう・・・」と不思議に思えてなりません。
そしてここまで来てようやくあることを思い出した私。
昔一度だけダーリンとこの公園に来たときに、出稼ぎ労働者の東南アジア人たちが20人くらい集まって昼間からお酒を飲んで泥酔し大声をあげていたりしたのを目撃し、
ダーリンに「ここは危ないから一人で来てはいけないよ」と言われていたことを・・・。
考えてみるとこの公園で見かけた沢山の野犬やホームレス・危ない(怪しい)おじさん・酔っ払いの東南アジア人グループなどは、ダーリンの実家の永和の住宅地にある公園では見ないものです。
台湾といっても色々な地域があり、公園もどこも平和なところばかりではないということ、出稼ぎ労働者が多い工業地区ならではの治安というものがあるんだなあと改めて感じたのでした。
とはいっても街中はそんなに危なくもないんですけどね。
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