台湾は地震がほとんど無いだなんてウソだ!台湾が地震で揺れまくって怖い件
公開日:
:
台湾生活
こんにちは、keddyです。
「日本は地震大国だけど、台湾は地震あんまりないんだよ~」なんて過去には台湾人から聞いたこともありましたが、
そんなのウソだ!!
結構頻繁に揺れてるぞ、台湾!!!!
確かに日本に比べたら地震は少ないですが、それでも予想以上な頻度で揺れてます。
昨日も大きめに揺れ、そして今日も揺れ・・・
「数年後には確実に大地震が来る」と小さい頃から言われ続けて結局今まで大地震が起こっておらず、
他の地域で地震が起こると「次は名古屋だ、次こそは・・・」と地震に怯え続けて生きてきた名古屋人的には、
台湾の地震が普通に怖いです!
私達は無駄に24階という高層階に住んでいるのですが、地震が来るたびに
ぎゃああああああ!!!地震だ地震だああああ!!!!
と一人で取り乱すか、
終わった・・・もう逃げられない・・・南無
と悟りの境地に入り地震の恐怖に怯えつつ目を瞑るか、のどちらかな日々を送っております(笑)
昨日は地震の揺れがかなり大きかったので、これはも・し・や・つ・い・に・・・
と思い仕事中のダーリンに、
地震だ!!!しぬ!!!もうだめだ!!!しぬううううう!!!!!(((((((( ;゚Д゚))))))))
と半泣きでlineを送ったらダーリンから電話がかかってきて、
地震大きいね、でも大丈夫だよ~
と気の抜けるような呑気さで慰められました。
そんな中2度目の揺れが・・・
また来た!!!ついにもうしぬ!!!マンションこわい!!!どうせ手抜き工事で絶対中にドラム缶とかゴミとか入ってるでしょ!!!
も・う・だ・め・だ!!!!(((((((( ;゚Д゚))))))))
と、完全に冷静さを失い泣きそうな私に対して呑気なダーリンは、
落ち着いて~大丈夫だって~うちのマンション新しいから地震で倒れるような事は無いって~
と相変わらず何の根拠もない呑気さで慰めてくれたのでした。
でも、建築士でもなんでもないあなたにそれ言われても説得力がない!!!。゚(゚´Д`゚)゜。
そう、ダーリンは地震に対してものすごく楽観的なのです!!!
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台湾人は地震に対して呑気すぎる気がする
私が住んでいた地方柄なのか日本全国的になのかはわかりませんが、
日本では地震の時にはどこに逃げるとか、どうすればよいとか、地震対策のために家に非常食や非常グッズを置いておくとか、棚に固定器具を取り付けるとか、
色々地震への備えをやっていましたが、
ダーリンもダーリン家族も地震に対して何の備えもなければ、かなり楽観的に構えています。
ダーリンに、「台湾も地震あるじゃない、大きな地震も。何も対策しなくていいの?」と聞くと、
「いや、台北はそんなに大きい地震なんて来ないでしょ」とのこと。
何の根拠もない楽観的さキターーーーーーーーーー!!!
「家とかもさ、古い違法建築とかあるじゃん。あれとか改装工事とかしなくていいの?日本では古いビルで耐震基準を満たしていないビルは改装工事をしたりしてたけど」
と聞くと、
「まー工事するのはお金かかるからしないんじゃない?」
そして更には、
「まー地震で倒れたら、倒れた時じゃない?」
と、衝撃的な程呑気な回答をいただきました・・・!
あと、多くのマンションは所有者が階ごと、もしくは部屋ごとによって違うので、マンション丸ごと耐震工事とかはなかなか出来ないんだとか。
最近では台南の地震を受けてか、テレビで日本の地震対策を紹介していたりもしていますが、
個人レベルで「我が家は地震に対して超備えているぜ!」っていう人は聞いたことがないので、
心配性な私はとても心配です(;´Д`)
地震が多いのに高層ビルばかり建てるのは何故なのか
台湾には高層ビルやマンションが沢山ありますし、現在も進行中でマンション沢山建ててます。
そして台湾人は高層マンションに住むのが好きです。
台湾に来たばかりの頃は、
「台湾は地震が無いから皆あんな高い建物に住むのかなあ」
何て思っていましたが、地震、全然あります。
なので私は台湾人がなぜ高層マンションが好きなのか、疑問で仕方ありません。
ダーリンに聞いてみたところ、
「土地が無いからマンション建てるしかないんだよ」と言っていましたが、それにしても地震が怖くないのだろうか・・・。
台湾に高層マンションが多いのが疑問で調べてみると、ヤフー知恵袋に同じような疑問を抱いている人への回答がありました。
アジア諸国が日本と比べて超高層ビルが多くなりやすい最大の要因は大都市としての伝統の長さの違いでしょう。
ロンドン、パリ、ベルリン、ローマ、モスクワなど欧州の大都市はアジア諸国の同規模の都市圏人口を持つ都市群と比べて超高層ビルが少なめですが、これは超高層ビル建築技術が発達してきたここ1世紀より遥か昔から業務地や商業地が形成されていましたから、そうしたところに新しく超高層ビルを建築するとなると既存建築物をかなり広範囲にわたって取り壊さなくてはならなくなるため、余計にコストがかかってしまうわけです。アメリカは欧州と同じく西洋文化を持っていますが、大都市の伝統が短いために地震の多いロサンゼルスや地震がほとんどないニューヨークやボストンであっても超高層ビルは多くなります。他に、伝統の長い先進国では都市景観を害するからであるとか日照権問題といった政治的・文化的理由から超高層ビル建築が忌避される傾向があります。
台北は名古屋と同じくらいの都市圏の規模ですが、超高層ビルの数はということになると台北101も含めて名古屋よりは多いと感じます。
アジアで最初に近代化した日本と違って、アジアは発展著しい新興地域が多く、超高層ビルを建てるのにあまり抵抗が少ないわけです。
なるほど、ただ単に土地が少ないからというだけではなく、歴史機的背景もあるようです。
私個人的には今は短期の仮住まい賃貸なので高層階でもいいですが、将来はやっぱり低層階か一軒家に住みたいです。
余談ですが私が留学時代に住んでいた台北の家は、1階~3階の大家さんと3階~5階の大家さんが喧嘩し、
1階~3階の大家さんが腹いせに(?)部屋を全部壊してしまったので鉄筋のみむき出しで廃棄物も放置されていると言う状態で、
その鉄筋とゴミだけの上に3階~5階部分が乗っていてまだ人が住んでいるという恐ろしい状態でした。
そんな恐ろしい家でも家賃が1ヶ月13500元もしたのはいい思い出ですが、地震が来るたびに「あの家は倒壊していないかな・・・」と少し心配になるのでした。