海外生活で「家電はやっぱり日本製がいいなぁ」と思う瞬間

こんにちは、keddyです。
台湾の賃貸物件には家具家電付が多く、急に台湾で生活することになった人に対しても優しいです。
しかし当たり前ですが海外なので、日本の家具家電付きアパートの家電のように、見たら説明書を読まなくてもなんとなく使えて機能もそこそこの家電が必ず設置してあるとは限りません。
台湾は幸い日本と近い国なので日本の家電も普及しており、運が良ければ日本の家電が設置してありこともありますが、
台湾で日本の電化製品は高いので、取り付けられている大体の家電は安価な日本以外の国の製品になります。
そしてとても高級な賃貸マンションに住まない限り、普通の部屋に備え付けられている家電はかなりの確率で残念クオリティなことが多いです(笑)
もちろん外国製家電でも良いものはとても良いと思うのですが、我が家は安い賃貸の部屋なのでついている家電がとても残念でした。
中には使い方さえわからないものもあって困ったものです(笑)
そこは安い賃貸の部屋なので文句を言わず我慢しないといけないのですが、家電は毎日使うものなのでやっぱり気にならないわけにはいかないのです。
時には家電にカルチャーショックを受けることも・・・
今回はそんな私が台湾生活で、「家電はやっぱり日本製がいいなぁ」と思う瞬間を、私を悩ましている外国製家電のお話と共にお送りします。
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1回の洗濯が2時間かかるとき
うちの洗濯機、一回の洗濯に2時間かかるんです・・・。
お急ぎモードなどの便利な機能はありません。
何故かはわかりませんが最低でも必ず2時間・長いバージョンだと4時間以上(!)かかるのです。
例えば白い系の服と赤い系の服と黒い系の服があって別々に洗いたい時は3回洗濯機を回したいところですが、我が家でこれをやると洗濯だけで合計6時間もかかってしまうのです・・・・・・。
1回2時間かかることにより、「隙間時間で洗濯をして干してしまう」ということが出来なくなりました。
洗濯機を回し始めたら2時間は必ず家に居るか、外に出たとしても2時間以内に戻ってきて洗濯機が止まるのを待ち洗濯ものを干さなければいけません。
以前日本で使っていた洗濯機がどれほど恋しくなったことか・・・・( ;∀;)
ちなみに、引っ越してきた当初は使い方さえもわかりませんでした。
洗剤と柔軟剤はどこに入れたらいいのかどころか、どのボタンを押したら洗濯がスタートするのかというレベルでした(笑)
見たことのない温度設定のマークに気温のマーク、Pって何だ!?!?
そのボタンを押したらどうなるのか、その設定は何なのか、普通に選択したい場合はどの設定が適切なのか、全く分かりません・・・!日本に洗濯の水温設定の概念無くない!?
ちなみに台湾製ではありません。
色々とお手上げなのでこの洗濯機の説明書を探したところネットにあるのですが、全て英語!見ても全く分からない!(笑)
考えた結果、
「台湾の賃貸住宅にはこの洗濯機が設置してあるということは、もしかしたらこの洗濯機は台湾では普及しているのかもしれない。きっと私と同じように賃貸に住んで同じような思いをしている人が居るはず」
と思い中国語で調べてみたところ、
台湾人も私と似たり寄ったりの境遇(使い方がわからず調べた結果英語に行きついて更にわからなくなる)でした(笑)
チャレンジャーな台湾人が自分で色々なボタンを押してみて試してみた結果、やっぱりよくわからないという結論に行きついていたので(笑)、
私も今は台湾に住む多くの人がそうしているであろう、
「とりあえず何も設定はいじらずひっそりと電源ボタンの左のボタンを押す」という洗濯方法でなんとかやっています(笑)
写真の真ん中あたりに「2h 4h 6h 9h」という文字があるのですが、この方法だと2hのところのランプがつき、ぴったり2時間かけて洗濯が行われます。
ということは、何らかの設定にすると4時間、6時間、9時間の洗濯時間になるということもあり得るのかもしれません・・・!(知らないのであくまで予想ですが)
1回の洗濯に9時間・・・恐ろしや・・・・!!!
日本ではわかりやすい表示&ボタン一発で全自動の洗濯機に頼りまくりだった私は、洗濯機なんて誰でも使える一番操作が簡単な家電の一つくらいに思っていました。
まさか洗濯機の使い方に悩み、ネットで使い方を調べる日が来るなんて思ってもいませんでした・・・世界は広いのです!
エアコンが寒すぎるとき
これはもしかしたら、わざとキンキンに冷えた風の強いエアコンの好きな台湾人の好きな仕様のものを取り付けているのかもしれません。
が、私にとってはこのエアコンがなかなかの曲者です・・・。
とてもよく冷えるのは暑い台湾生活においてとてもありがたいことなのですが、このエアコン色々な微調節が出来ないのです。
例えば風量、「強い」か「すごく強い」の2択です。一番弱い設定でもかなりの強風です(笑)
温度は設定を高めにしても何故かやたら冷たい風が出ます。
睡眠中に弱めの風を出してくれるようなおやすみモード的なのもありません。
なので我が家はエアコンをつけると極寒、でも消すと暑いという非常に温度調節しにくい事態になっています。
昼間は自分でつけたり消したりすればいいのですが、厄介なのは夜です。
エアコンをつけると寒すぎて風邪を引きそうなレベルなのに、消すと暑くて眠れません・・・
ということで私は若干最近不眠気味になってきております(´・ω・`)
お盆に澎湖という台湾の離島に行ったときに泊まった民宿のエアコンがパナソニックのもので、寝るときにエアコンつけっ放しにしていたのですが、
恐らく自動で風や温度を調節してくれる機能があったようで、物凄く快適に眠ることが出来ました。
あのエアコンを我が家に・・・!!と家に帰ってきてから何度思ったことか・・・(笑)
ちなみに台湾は「家で暖房をつける」という概念がないため、エアコンは全て冷房オンリーです。暖房の機能はありません。
確かに台湾は暑い国なので中部や南部は必要ないと思うのですが、北部の台北や私の住む桃園は冬になると毎日雨が降りやたら寒い日があります。
そんな時に暖房なしの部屋になれていない私は部屋で布団にくるまってガタガタして過ごしつつ、
「使うか使わないかは別として暖房付きのエアコン付けといたらいいのに・・・」と思ったこともしばしば・・・。
まぁでも台湾のそこまで寒い時期は1年でもせいぜい2か月くらいなので、大家さんもその為だけに暖房付きを買おうとは思わないのかもしれません。
電気ポットが3ヶ月で壊れたとき
これはついていたものではなく自分で買ったものなのですが、以前使っていた外国製電気ポットが3ヶ月で壊れました。
普通にキッチンの平坦な場所に置いて、普通にお湯を沸かすというをいう事以外は何もしていないのに、ある日突然うんともすんとも言わなくなりびっくりしました。
日本で一人暮らし時代に使っていた特価2000円で買った電気ポットはかなり乱雑に扱っていましたが4年間元気に動いてくれて結局私が一人暮らしを終えるまで壊れなかったので、電気ポットがすぐに壊れるという事を予想していなかったのです。
実は壊れてしまった電気ポット、大容量の割にはお湯も早く沸くし見た目もオシャレな感じでかなり気に入っていたのでなかなかショックでした。
もう一度同じものが欲しいと思いましたが、また3ヶ月で壊れることを恐れて買えませんでした・・・・。
その後は我が家の電気ポットは象印のものになり、今のところ元気に動いています。
私を悩ませる海外電化製品・・・・でもおもしろい!
以上のように色々と私を悩ませてくる海外製電化製品ですが、慣れてくるとなんだか愛着もわいてきます(笑)
見たことがない電化製品を見たり、それを使う事になったりは海外に居るからこそ体験できることだと思うと、
貴重な体験をしているんだと楽しく思えるようになりました。
使い慣れないと最初はイラッとしますが(笑)、結構面白いのでこれからも何かイラッとする家電に出会ったら書くことにします(笑)