マリッジブルー真っ最中の人の心境と原因・対策・解消法
台湾で台湾人と結婚式を挙げる予定のkeddyです、こんにちは。
「マリッジブルー真っ最中の人の心境」と題しましたが、何を隠そう現在の私です。
日本で入籍して1年も経っているので「今更マリッジブルー!?」と思われるかもしれませんが、正確には2週間後に結婚式を控えてのブルーな気持ちです。
結婚を控えた女性が誰しも一度は経験すると言われるマリッジブルーですが、私は正直最近まで自分には無縁の話だと思っていました。
何故なら結婚当初、台湾での慣れない結婚生活で多々ブルーになったりダーリンと喧嘩したりしたことはあれど、
とても気が合い理解し合えるダーリンと、私の事を暖かく迎え入れてくれたダーリン家族のお陰で、ダーリン家族とはお陰様で嫁姑問題もなく仲良くやっていたので、
マリッジブルーでありがちな「結婚式準備の際の夫の対応を見て、このままこの人との将来やっていけるか不安になった」とか、
「夫の家族との価値観が合わなくて今後上手くやっていけるかわからない」等という気持ちになることなんて自分には起こらないだろうと思っていたからです。
しかし、実際に結婚式準備をしてみると今まで見えなかった色々な物が見えてきて、しかもそれは全て見たくはなかったものばかりでした。
何事もやってみなければわからないものですね。
「マリッジブルーなんて自分には関係ない」と思っていた私は気づけば完全にマリッジブルーに陥っていました。
今回はそんなマリッジブルーに苦しむ私の心境と、
自分なりに出したマリッジブルーの解決法(マシにする方法)やマリッジブルーにならないようにするための回避法がテーマです。
私はブログにあまりネガティブな事は書きたくないので書くのを迷ったのですが、
将来自分が見返したときに「結婚式準備のときはあんなふうに思ってたなあ」と過去の一つの記録になるように、
また、これから台湾人と結婚するかもしれない女性に向けて「こういうkeddyみたいな人もいるのか」とある一例として見てもらえればなぁと思い書くことにしました。
(もちろんこれからご結婚される方々は私のような辛いマリッジブルーにならないことを切に願います)
結婚して今までで今回ほど深刻な憂鬱期に陥ったことはなく、正直自分自身かなり困惑し辛い状況です。
私のマリッジブルーの症状はかなり重めと思われますので、
台湾人とお付き合いされていてあまり不安になりたくない方や、台湾人との国際結婚に夢を抱いている方は見ない方が良いかと思われます(>_<)
確実にブルーな重々しい気持ちになりますよ!!!
私、言いましたからね!読んでから「うわっ…」ってなっても責任取れませんよ!(笑)
ではまず、私がマリッジブルーに陥った原因は何なのかを綴っていきたいと思います。
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原因1:とにかく不安
私がマリッジブルーになった原因の一つは、とにかく不安要素が多い事だと思います。
本当に形になるのかという不安
私たちの式は2週間後に迫っていますが、いったいどこまでの作業が終わっていて後何をやらなければいけないのかが全く分かりません。
これは私が台湾の結婚式の準備工程を良く知らないことに加え、(私たちが親族中で初めての結婚になるので)ダーリンもダーリンの家族も誰一人として結婚式準備をした経験がない為、皆が皆よくわかっていないのです。
この記事でも書いた通り台湾には式場にウエディングプランナーがいないので自分たちで全てやらなければ形にならず、準備しなければいけないことは膨大にあるのですが、
ダーリンの親戚一同とてものんびりしており誰一人焦っていないのでかなりイライラします。
私は根がとても真面目でやるからには完璧を目指してしまうような性格で、作業も出来る限り前倒しで終わっていたいので初めに計画を立てて計画的に進められるのがベストです。
しかしダーリン家族は計画的にといった事が出来ないタイプで、しかも楽天的過ぎて全く焦らないので私一人で無駄に焦ってしまい苦しくなる一方です。
私にとっては一体あとどんな作業が残っているのかどころか、作業の全体像さえもよく分からないといった状況がとてもストレスです。
原因2:価値観の違い
原因その2は、台湾家族側と私との価値観が違いすぎて、お互い何を言っているのか理解に苦しむという事です。
簡単に言うと結婚式に対する価値観や金銭感覚、大事にしたいポイントなど全てにおいて色々違います。
私は今までダーリン家族のことは、「台湾の家庭にしては今時な考え方の家庭かな」と思っていましたが、結婚式というお国柄が出るイベントでは彼らはやはり生粋の台湾人でした。
そして私は日本人なので、お互いどうしても今まで自分育ってきた環境での価値観を元に考えてしまいます。
価値観が違いすぎて険悪になる
お互いの理解できないことがありすぎて、かなり揉めます。
お金も出さない親戚一同が、言いたいことを言いたい放題言いまくってきます。
台湾親戚は気が強い人たちばかりなので、その勢いが激しすぎて非常に怖いです。
自分の意見を押し通したい人が居すぎて、かなりのカオスです。
そんなに意見があるんだったら、はじめから「主役はあなたなんだから好きにしなさいね」なんて言わずに、
「お前の意見は一切聞かん!ここは台湾なんだから私たちの考えに全面的に従ってもらう」とでもバッサリ言ってくれていた方が諦めもついてどれだけ楽だったか・・・・・・。
「好きにしなさい」と言われたから自分の好きなプランを考えて、自分たちで業者にも行って構想を練って全てのプランを作り終えてから、
親戚一同から「そんなのやるの?」「必要ない」「いらない」とかの大ブーイング、まさに言いたい放題言われます。
「そんなに自分たちのやりたいことがあるなら私の人形でも飾っておいて花嫁不在で親戚一同で宴会でもやればいいのではないか」と私は何度も思いました。
不思議すぎるメンツ
台湾家族は、「(メンツのため)会場のホテルと料理は豪華にしたい」というのが譲れないポイントです。
ホテルと料理が豪華なのは構わないのですが、問題は我が家はそんなにセレブじゃないのに、身の丈にあわない豪華な料理を出そうとしている事です。
試食の時に見ましたが、あんな豪華な料理、どこの結婚式に参加したって見たことがありません。
私たちはどう考えたってそんな身分じゃないのにおかしいのです。
それで(台湾では元が取れて当たり前という考えが根本にあるので)「赤字だ」とか文句を言っていますがそんなの当たり前だと思います。
台湾で「結婚式で元が取れる」という考え方は、料理が1テーブルでシェアして食べる大皿料理で、料理が安い場合です。
なのでどこの結婚式でも大皿料理が主流です。
しかし台湾家族は日本と同じような一つ一つコースで出てくる高級料理をどうしても出したいそうで、
それで「ゲストのために」とお金を気にしないならわかるのですが、「赤字赤字」とうるさいのでもう意味が分からないです。
日本なら結婚式は確実に赤字です。
しかしその分「自分たちの本当にお世話になっている大切な人への感謝の気持ちを込めて」ゲストを招待するので、ゲストが喜んでくれればそれでいいという考えがあると思うのです。
しかしうちは「ダーリンの両親の血が繋がっている親戚だから」という理由で普段中が悪く長年連絡すらも取っていないような人達が沢山来ます。
(逆に本当に招待したい私の日本の友達などは当然呼べません)
そんなよくわからない人達のために「赤字」と文句を言ってまでなぜそこまで高級料理にこだわるのかが本当に謎です。
これが台湾人のメンツにこだわるというやつなのでしょうか。
別にお金持ちでもないのにこだわっても仕方ないと思うのですが・・・。
私にとって辛いのが、彼らは料理以外の内装や私のドレスやウエルカムスペース等はどうでもいいと思っている事です。
ホテルのランクと料理が良ければメンツを保てるからでしょうか。
彼らの「どうでもいい」は恐ろしくどうでもいいレベルです。
台湾での「どうでもいい」的な会場は、内装の花さえ無い会議室くらいのレベルです。
私は会議室みたいな部屋での披露宴を想像したら悲しくて涙が出てきました。
それに私はホテルが高級で料理も高級なら、会場の内装もそれなりに豪華にしないと一体感がなくておかしいと思うんですが、台湾家族は「どうでもいい」といいます。
その一体感のなさに特に何も思わないところも私としては理解に苦しむところです。
価値観の違いからブーイングに
私たち日本サイドは、母親や妹たちは台湾が初めてなのでホテルのランクなんてよっぽど気にしませんし(WホテルとかなならさすがにわかりますがWホテルではないです)、
台湾料理自体初めて食べるので超高級じゃなくても中級くらいで十分だと思うんです。
(というかそもそも私たちの身分的には中級が丁度いいと思うのですが・・・)
しかし会場の内装やドレスは見て必ずわかるものですし、花嫁的にはやっぱりそこそこ綺麗なドレスを着てそこそこ綺麗な会場でやりたいというのが本音です。
でもそれを言うと、「内装なんて何もしなくていい」とか台湾サイドから大ブーイングが飛んできます。
ドレスの事なんて1ミリも考えてくれていません。
結局ドレスやジュエリーは安いレンタルのにしましたが、内装はどうしても適当にはしたくなくてかなり揉めました。
価値観の違いは挙げたらキリがありませんが、
「ウエディングケーキでケーキカットをしたい」と言っただけで猛烈ブーイングの嵐が返って来た時には私の中での何かが弾け飛び、結婚式拒否して日本に一人で帰ろうかと本気で思いました。
世の中的には「旦那との価値観の違い」で揉める場合も多いようですが、うちはダーリンよりも「台湾家族全員との価値観の違い」でした。
結婚式準備で不安要素が出てくるのは、どこの花嫁さんも多かれ少なかれあるのかもしれません。
次に、マリッジブルー真っ最中の私の気持ちを綴っていきます。
全員敵に見えてくる
私が何か発言すると全て大ブーイングで返って来て全く分かりあえることがないので、全員敵に見えてきます。
当たり前ですが皆台湾人の価値観で話すので、自分のことを理解してくれる人は誰もいない状態になり、精神的にかなり孤独になります。
否定される毎日で気がおかしくなりそうになります。
たまに「私そんなにおかしい事言っているかな?」と不安になり日本人の友達に相談すると、「そんなことないよ、普通だよ」と言ってもらえて平常心を取り戻せるのですが、
友達と四六時中一緒に居られるわけでもないし、あまり暗い話ばかりも申し訳ないので結局は自分の中にしまい込んでしまい、段々辛くなります。
被害妄想が激しくなる
私が価値観が違いすぎる台湾家族に対して「色々とおかしいわ」とドン引きしているのに対し、
むこうも私に対して「あの子意味が分からないわ」とか思って嫌悪感を抱いている事でしょう。
人は自分と違うよくわからない者に対してあまりいい感情を抱かないようなので、きっとよくわからない私に対しては色々言いたい放題言っていると思います。
・・と、被害妄想が非常に激しくなります。
今まで「台湾家族は人の悪口をいわないし、私の事を良く思ってくれている」と私が信じていた事で関係が良好に保てていたのですが、
そんなとても大好きで信用していた台湾家族のことが今では嫌いの一歩手前くらいまで来ています。
私も台湾家族も、本来ならそんなことは望んでいなかったはずなのに、少なくとも私は今までの1対複数のブーイングの嵐により心が折れ、被害妄想はかなり激しくなっています。
マリッジブルー、というか結婚式の準備でこれまで培ってきた人間関係が音を立てて崩れ去ろうとしています。
身体に支障をきたす
ダーリンとの毎日の喧嘩や家族との事で日に日に食欲は無くなり、ダイエットもしていないのに勝手に痩せました。
考えてみるとこれが唯一の良かった出来事かもしれません。
先日、夜中に急に謎の腹痛で起きて、あまりの痛さに眠ることもできず救急病院に行きました。
一日数回、気が付くと涙が勝手に出てきます。
睡眠の質が悪くなり、高頻度で悪夢を見、胃がキリキリして心臓が痛いです。
人に会いたくなくなります。
笑えなくなります。
好きなことさえもしたくなくなる
私はブログを書くのが本当に大好きなので、用事や旅行で家を空けるとき以外は今までほとんど欠かさずブログを書いていたのですが、
今回もうブログもやめてしまおうかと一瞬だけ思ったことがありました。
それでもやっぱりこうしてブログを書いているのは私がブログを書くのが好きだからやめられなかった結果なのですが、
自分の大好きな事さえもしたくなくなるほど、マリッジブルーの威力は恐ろしいです。
全てを放棄したくなる
もうダーリンを含め台湾側と連絡を一切絶って全てを放棄して一人で日本に帰ろうかと思ったことも何度もありました。
でも日本に帰ったとしても、自分の親には余計な心配をかけたくないという事や、
まだ未婚で結婚に夢を抱いている妹たちに姉の情けない姿は見せられないという事が脳裏をよぎり、実家に帰ろうとは思えませんでした。
せめて地元でのんびり友達に会いたいとも思いましたが、結婚式への責任感から放棄することはできませんでした。
と、ここまでが、マリッジブルー真っ最中の私の気持ちです。
気が狂いそうな中こんなに文章にまとめられたのも、今日が比較的冷静だからです。
何故少し冷静になれたのか?
それはマリッジブルーが少しだけマシになる方法を見つけたからです。
ここから先は、マリッジブルーを解消、もしくはそもそもマリッジブルーにならないようにするためにはどうしたらよいのか自分なりの答えを書いていきます。
解消法1 旦那に全面的に味方してもらう
周りに自分の家族や兄弟もおらず友達も少ない国際結婚という状況では、もうこれしかないと思います。
ダーリンももちろん台湾人なのですが、ここで自分に味方してもらえない場合は完全に自分一人アウェイ状態になってしまい本当に辛いです。
ダーリンも初めは私の考えが理解できず台湾家族サイドで、私の意見を聞いてもくれようとせずにそれが原因で毎日喧嘩ばかりでした。
しかし次第に私の体調がおかしくなり始めた頃から私の話もちゃんと聞いてくれるようになり、
最終的には私の考えを理解してくれて味方してくれるようになりました。
これにより気分が大分変りました。
ちなみにここでダーリンに味方してもらえない場合、
私は「今後の結婚生活も同様、ダーリンは何かあると自分の家族側について私の事は守ってもらえないのではないか」と考え不安になったでしょう。
ある先輩花嫁さんのブログで読みましたが、「結婚式準備の時の旦那の態度や対応が、彼の真の姿だと考えてもあながち間違いではない」そうです。
ダーリンのここでの対応により、家族を優先するようなら「この人と、この家族と今後も一生やっていけるのか」と不安になり、脳裏に「離婚」の二文字がちらついたことでしょう。
幸いダーリンは真逆でした。
私の孤独さや辛さを理解してくれて、今は全面的に私の味方でいてくれつつ、
家族側の要望も聞いてどちらの意見も上手く盛り込めるようにとても頑張ってくれています。
板挟みの中、本当に良く動いてくれていて感動です。
「結婚した相手がこの人で本当に良かった」と心から思いました。
解消法2 友達と話す
忙しさと疲労とマリッジブルーによる精神的なもので人に会いたくない気持ちになりますが、それが孤独感を加速させます。
私は招待状を渡すために体調不良の中友達に会いに行ったのですが、その時に友達と話してかなり救われました。
「ああ、私は一人じゃなかった。私の思っている事も決しておかしいことなんかじゃなく、日本人的には普通な事だった」と思えて、涙が出そうになりました。
台湾であまりにも違う価値観の中で生きていると、「あんなに大ブーイングされるなんて、私の考えは頭がおかしい人の考えなのか」と自分を強く否定してしまうことがあります。
そんな時自分と同じ感覚を持つ友達に肯定してもらう事によって、気持ちが持ち直せます。
体調が悪くて気乗りしなくても、孤独感が募っているマリッジブルーの時には仲の良い、特に結婚している女性の友達に会うととても気分転換になって明るい気持ちになれていいと思います。
解消法3 よく眠る
マリッジブルー中はとてもじゃないですが眠れません。
眠っていても良い睡眠がとれておらず、それにより体力も落ちて健康状態の悪化が加速します。
なので眠れなくてもとにかく体を休めるように心がけるようにしました。
たまによく眠れた時の精神状態は若干マシになっていたりするので、睡眠は重要だと思います。
解消法4 好きな事をする
忙しいだけでなくマリッジブルーが酷いと精神的にも好きな事すらもやりたくなくなってしまいますが、
たまには息抜きで自分の好きな事(私の場合はブログを書くとか)をすると若干心が落ち着きます。
以上のことをしてなんとかマリッジブルーを緩和させることができるという事が最近分かりました。
しかし出来れば私もこんなことにはなりたくなかったです。
なのでそもそもマリッジブルーにならないようにするためにはどうしたらよいのかという、
私なりのマリッジブルー回避法を考えてみました。
回避法1 中国語を勉強しない
一番いいと思ったのは、中国語を勉強しないです。
「なんじゃそりゃ」と思われるかもしれませんが、真剣です。
なまじ中国語ができてしまうと、直接義理家族の話していることが直で聞き取れてしまうので、それでショックを受けて落ち込むことが多々あります。
親戚が話している事とか「聞かなきゃよかった!」という瞬間が無数にあります。
しかしもし中国語が全く分からないという場合は嫌なことも聞かなくて済むので直接嫌な思いをすることは避けられますし、
結婚準備も「どうせ聞いてもわからないからお任せで」と割り切れば
(自分の要望は通らなくなってはしまいますが、そこは中国語がわからないから仕方ないと諦めてしまえば)
特に落ち込んだり不満に思うポイントもないのかなと思います。
これが自分である程度コミュニケーションが取れてしまったり、調べ物などが出来てしまうと自分の頭で考えられてしまうし意見も言えてしまい、
家族が話していて「おかしいな」と思う事に気づいてしまったりするのでモヤモヤしてしまい逆に厄介な事になります。
知らぬが仏という言葉があるように、世の中には知らなくてもいい事、聞かない方が幸せなことが沢山あると思います。
回避法2 日本でも結婚式をやる
日台結婚では多くの夫婦が「日本と台湾両方やる」という場合が多いですが、これはとてもいい方法だと思います。
台湾のことは全て台湾側に任せ、自分の要望があればそれは全て日本側でやればいい話だからです。
私ももし日本でも結婚式をやることになっていたら、台湾側はノータッチで日本側で自分のやりたいようにやっていたと思うので特に今回のような衝突は発生しなかったと思います。
しかし私たちは日本ではやらないので、一生に一度という事で台湾側も私も気合が入ってしまった結果、意見が衝突しまくるということになってしまったのです。
(といっても私の意見は内装とウエディングケーキくらいなんですが・・・)
それに日本側のもやるという事で、新郎側の友達や親戚は台湾で参加、新婦側の友達や親戚は日本で参加、と非常に公平です。
うちの場合は私の結婚をとても喜んでくれた日本にいるおばあちゃんに私のドレス姿を見せてあげられないのがとても切ないです。
なので日本と台湾の両方で式をやるのは大変ですが、やればその分メリットも大きいと思います。
おまけ:男性にマリッジブルーはあるのか
私は男性にマリッジブルーがあるのかはわかりませんが、うちのダーリンに限っては全くありません。
恐らく男女の考え方の違いなのか、私が結婚式準備をこれからの結婚生活や人間生活に深く結びつけて考えた結果不安になっているのに対し、
ダーリンは今現在の目先の問題が解決した時点で「もう問題は解決したでしょ?何を悩むことがあるの?」とケロッとしています。
ダーリンが「keddyはいつも悩んでも無駄な事に対して悩むから、自分にとって良くないよ」というのですが、女は感情の生き物なのでそれが無駄かそうで無いかなんて関係ないのです。
それに台湾家族はダーリンにとっては血のつながった家族かもしれませんが、
私にとっては嫁姑関係をはじめこれからずっと付き合っていかなければいけない「旦那の家族」であり、問題は非常にデリケートです。
ダーリン自体が「繊細な心」とは程遠く(その分男らしいので良いのですが)悩みも怒りも寝たら忘れる超絶前向きなスーパープラス思考なのも関係しているかと思いますが、彼はマリッジブルーとは程遠い人です。
でもそんな私にない部分を持っているダーリンが旦那だからこそ良かったのだと思います。
(私みたいなマリッジブルー患者が家に二人もいたら家が暗すぎますw)
最後に
我が家は今皆非常に消耗しているのですが、誰も悪くなく、だから難しいんだと思います。
台湾家族は台湾人の価値観で話すのも当たり前ですし、価値観が違うからお互いに重要なポイントが違ったり理解できなかったりは当然だと思うんです。
しかし今回は私にとって本当に辛い期間となっています。
私は結婚して一年、頼りがいのあるダーリンとの生活はとても楽しく、国際結婚のために起こる色々な価値観の違いも面白いなあと前向きに捉えて生活してきたつもりだったのですが、
ここへ来て本当にもうダメかもしれないと思う事が多々あり、国際結婚の本当の大変さを知った気がします。
でも逆にダーリンの頼もしい姿も見れて、「ダーリンと二人ならこれからもやっていけそう」と確信できたのは良かったと思います。
結婚式が終わったらこの辛いマリッジブルーも終わることを心から願いつつ、あともうひと踏ん張り頑張ります。
本当は可愛いカフェとか素敵な場所とか、台湾の素敵なところを沢山アップしていきたいのですが、結婚式準備の事ばかりになってしまって申し訳ないです。
これからも台湾の素敵な場所などの記事も書いていく予定です。もう暫くお待ちくださいませ。