台湾人は賑やかなところに住みたがるけれど・・・台湾の商業地域に住むメリットとデメリット

こんにちは、台湾・中壢の賑やかなところに住んでいるkeddyです。
どれくらい賑やかかというと、目の前に映画館とカラオケとクラブがあります。裏にはデパートがあり、隣には多目的広場があり、中壢で一番人が居るのではないかと思われる、そんなところです。
台北で例えるなら東区、名古屋なら栄という感じでしょうか。
名古屋の住宅地に住んでいた私にとっては考えられない、商業地区のど真ん中に住んでいます。
日本の閑静な住宅地育ちの人に聞いたらびっくりして嫌厭するような商業地区のマンションに住んでいるのですが、このマンションが台湾人には大人気なんです。
今回は商業地区に住むのが好きな台湾人のことと、日本の住宅地育ちの私が思う台湾の商業地区に住むメリットデメリットなど書いてみます。
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なぜ商業地区に住もうと思ったのか
商業地区以外が不便すぎた
私たち夫婦は元々結婚したばかりの頃は、ダーリンの職場の近くの工業地区に住んでいました。
ダーリンは台北育ちでこの土地に詳しくないので、ここでの仕事が決まってすぐにとりあえず適当に職場近くのマンションを借りてずっと住んでいたのですが、そこがかなり不便でした。
最寄りの電車の駅から徒歩30分以上、マンションの隣は広大な空き地で周りにはレストランすらもなく、檳榔の店以外は何もない(笑)という立地で、車がない私はタクシー以外で出かけることが出来ず不便だったので引っ越しを決めました。
台北には通勤が遠すぎて住めないけれど、調べたところ隣町に中壢という栄えているところがあるらしい!ということでここ中壢の賑やかなところに引っ越してきたのです。
▲以前住んでいたマンションの部屋からの景色。周りに何もないので景色はとっても綺麗でした。
商業地域と住宅地がちゃんと分けられていない
台湾は商業地域と住宅地がちゃんと分けられていないことが多く、レストランや映画館やデパートなどが立ち並ぶ地域にも居住用のマンションがあったりします。
そしてそういう場所の居住用マンションが大人気です。
私は静かな住宅地に住みたい派ですが、台湾で日本のように住民用のスーパーや病院や公園などがあって適度に地下鉄などもあるような住宅地(天母のようなイメージ)は少ないような気がします。
▲以前住んでいたマンションの部屋からは花火も見えました。
台湾人は商業地区に住むのが好き
ダーリンはできれば便利で賑やかなところに住みたい派です。
台湾で便利なところ=商業地区です。
台湾では商業地区を離れると一気に全く何もないような場所になったりするので、ダーリン以外にも多くの台湾人は便利で賑やかな商業地区に住みたがるらしいのです。
▲今住んでいるところの近く。賑やかです。
通勤時間を気にする台湾人
「便利」というのは家の近くに何でもそろっているという以外にも、通勤しやすいというのも重要なようです。
日本で東京とかなら通勤時間1時間以上あっても普通だと思いますが、台北で通勤時間1時間というと皆「絶対に無理」といいます(笑)
私の友達の台北の子も通勤時間重視で職場を選んでいたくらいで、彼女のところは通勤時間15分でした。
台湾の商業地区に住むメリットとデメリット
住宅地育ちの私が感じている台湾の商業地区に住むメリットとデメリットを挙げてみます。
メリット
- 公共交通機関があり、便利
- お店が大体なんでもある
一番助かるのはレストランが多いという事です。
外食が安い台湾では私たち夫婦も「今日は外食にしようか」という日が少なくないので、食事の選択肢が増えるのは良いことです。
コンビニが目の前、デパートは裏、スーパーも徒歩10分圏内なので買い物にもとても便利です。
デメリット
- 昼も夜も騒がしい
- 空気が汚い
上記のようにメリットが多い商業地区ですが、住宅地に長年住んできた私にとって非常に厳しいことがあります。
ただでさえ汚い空気がさらに汚いというのもありますが(笑)、一番厳しいのが「昼も夜も騒がしい」ということです。
まあ商業地区はそういうところなので、当たり前といえば当たり前なんですが、住んでみてひしひしと実感という感じです(笑)
昼は隣の多目的広場で何かイベントをやっており、カラオケやダンス、爆竹などの音がよく響き渡っています。
急な爆竹は心臓に悪いので勘弁してほしいのですが(笑)、昼間は私も起きているのでまだ全然良いほうで、問題なのは夜です。
夜型の人が多い台湾、夜になると賑やかさが増します。
特にクラブやカラオケ・映画館がある関係で深夜1時くらいまでは外の人の声が騒がしく、深夜3時くらいになっても静かに静まり返るということはありません。
なぜそんなことを知っているかというと、私が夜中に外の声で目が覚めるからです(笑)
深夜三時になぜおばさんの叫び声がするのか(多分病気の人です)、おじさんの怒鳴り声がするのか(多分喧嘩です)・・・ビクッとして目が覚めます(;´Д`)
週末だけでなく結構毎日そんな感じなので、暑いのに窓が開けられず、エアコンをつけなければいけない事態です。
そしてこういう場所のマンションが人気ということは、住民は皆きっと騒がしいのに慣れていて特に何も気になっていないという事です。台湾人、すごすぎます。
住宅地育ちの私が商業地区に住むのは色々と大変だった
商業地区、とても便利で素晴らしいのですが、騒がしいのに慣れていない私はやっぱり住むところはある程度静かな環境のほうがいいなぁと思うのでした。
私的にはもしお金持ちなら天母に住むのがベストですが、一般庶民の私たちには無理なので将来は名古屋の住宅地かなぁと思っています(笑)