女子が台湾でバイクの後ろに乗せてもらうときの注意事項と台湾バイク事情
(写真は台湾の離島、澎湖に行った時のもの。バイクは台湾の台北などの街中での移動手段以外にも、離島に行った時などは移動手段として必須になります。)
こんにちは、keddyです。
皆さんはバイク大国台湾で、バイクの後ろに乗せてもらったことがありますか?
原付バイクは台湾人の最も良く使う移動手段なので、台湾人の友達がいる場合には後ろに乗せてもらう事があると思います。
私は日本ではバイクに一度も乗ったことがなく、家の周りは皆車なのでそもそも台湾にあるようなスクーターのバイクが走っていなくて、見たことさえあまりありませんでした。
なので台湾で生まれて初めてバイクの後ろに乗せてもらうという体験をしたのですが、なんせはじめてだったのでわからない事も多く、色々と学ぶこともありました。
今回は台湾のバイク事情について少しと、女子が台湾でバイクの後ろに乗せてもらうときに気を付けたほうが良いことについて書いていこうと思います。
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バイクはただの移動手段だけれど・・・?
日本人にとっては人のバイクの後ろに乗せてもらうなんてほとんどないので、もしイケメンがバイクの後ろに乗せてくれたりでもしたらロマンスの神様が舞い降りてしまうところですよね。え?私だけ?
イケメン「ほら、振り落されないようにしっかりつかまってて(イケボ)」
耳元でささやかれ、手をイケメンの腰に回し体を密着・・・・( ♪Fall In Love ロマンスの神様 この人でしょうか~)
イヤーン!ハレンチ!!!!台湾ならではのハレンチ!!!
(※全て妄想によりお送りしております)
しかし残念ながら(?)台湾ではバイクは移動手段に過ぎないので、恋人同士や好き同士でなくても後ろに乗せたりします。
普通に危ないので「振り落されないようにしっかりつかまってて」は誰にでも言いますし、私も女友達に言われました(笑)
移動手段であるが故に友達の彼氏の後ろに乗せてもらったことがあるのですが、友達に申しわけなく「え?本当にいいの?私は○○ちゃんの後ろがいいよ?」と確認したところ、
彼女は「いいのいいの!彼の運転のほうが安全だから!私スピード狂だから危ないし!」との事でした(笑)
なので仮に好きな彼がバイクの後ろに乗せてくれたとしても、「ドッキーン☆彼ったら私のことを後ろに乗せてくれるなんてもしかして私に気があるのかもっ☆」とか勘違いしないようにしましょう。
※うちにいる変態おじさん(ダーリン)は「うしろに野郎をのせるなんてまっぴらごめんだ、乗せるなら絶対に女の子がいいね」と言っていましたが無視しました(笑)
そんな変態おじさんダーリンは学生時代、好きな女の子をバイクの後ろに乗せてわざとブレーキをかけまくり、反動で女の子の胸があたるのを楽しんでいたそうです。
イヤーン!ハレンチ!!!!台湾ならではのハレンチ!!!(デジャヴ)
まあ、高校生とかそんな事でドキドキしちゃって可愛いもんよね、青春よね~~~と思ってよくよく聞いてみると、台湾ではバイクに乗れるのは18歳以上からでした。
keddy「ちょっと!どういうこと!」
ダーリン「えっと・・・・ま、そんな事もあったようななかったような・・・(/ω\) テヘッ☆」
テヘッ☆じゃないよこの元ヤンキ―――!!!!!( ゚д゚ )クワッ!!
はぁ・・・10年以上も前の事なので多めに見てやってください・・・。
良い子の皆さんは、バイクは18歳になってから!!
それと、乙女の皆さんは(今時居るのかはわかりませんが)わざとらしくブレーキを踏んでくる変態おじさんには気をつけましょうね!☆
さて、それではやっと本題!
私が個人的に思う「女子が台湾でバイクの後ろに乗せてもらうときの注意事項」、行ってみましょう~!
ヘルメットをかぶりましょう
はい、まずは基本中の基本、ヘルメットはかぶりましょう!
これは運転手はもちろんなんですが、後ろに乗せてもらう場合にも必ずかぶりましょう。
台湾にはヘルメットを専門に売っているお店も沢山あり、安いものだと100元のものもあります。
日本ではヘルメット自体を見ることがあまり無いですが、台湾では至る所にヘルメットが売っていてそのデザインもカラフルで可愛いです。
台北では近年取り締まりが厳しくなってヘルメットをかぶっていないと普通に警察に捕まりますが、南部のほうに行けば行くほどヘルメットをかぶっていない人続出です。
なのですが、ヘルメットをかぶらないと万が一振り落されたときに死ぬ確率が高まりとても危険なので、周りの人がかぶっていないからといってかぶらないのはおすすめできません。
(周りの人がかぶっていなくても、ヘルメットをかぶらないのは違法です)
私はお恥ずかしながら、はじめてヘルメットをかぶるときかぶり方がよくわかりませんでした(笑)
間違ったかぶりかたをしていると意味がないので、知っている人に教えてもらいましょう☆
ヘアスタイル注意!ロングヘアの人、髪の毛は束ねましょう
ロングヘアでヘアアレンジが好きな方、バイクは最大の敵です!!!(笑)
ロングヘアの私は普段巻きおろしのヘアスタイルが多いのですが、ロングヘアの人はバイクに乗るときは髪の毛を後ろで束ねたほうが良いです。
私はバイクに乗せてもらったときにうっかりそのままヘルメットをかぶって乗ったら風で髪の毛がグチャグチャに絡まってしまい、巻いた意味は完全に皆無でした・・・・・。
髪の毛を巻いた場合には、後ろでただポニーテールをするよりくるくるっと巻いてお団子みたいに束ねたほうがバイクの風を浴びても巻きが取れにくくていいと思います。
また高い位置でのお団子ヘアをしていると、ヘルメットが上手くかぶれないので要注意です。
編み込みやくるりんぱでヘアアレンジをしていても、ヘルメットをかぶることによってアレンジ部分がグチャグチャになってしまいます。
可愛くヘアアレンジをしていてもバイクに乗るとどうしてもヘルメットや風で全て水の泡になってしまうので、バイクに乗る日はあまり念入りにヘアアレンジはしない方が良いと思います。
台湾人の女の子で普段からヘアアレンジをする子がほとんどいないのは、バイクに乗ると結局グチャグチャになってしまうからというのもあるのかなと思います。
(恐らくただめんどくさいというのが理由一位だと思いますが。笑)
服装はスカートよりもパンツ
バイクに乗る時にはスカートよりもパンツがおすすめです。
私は普段からスカート派でパンツを持っていないので、バイクに乗るときには少し困りました。風的な問題です(笑)
スカートでも自分が運転するわけではないので大丈夫といえば大丈夫なのですが、ひらひらする系のスカートだと若干気まずいですし恥ずかしいです。
台湾人の女の子は普通にスカートでも気にせず乗っている子もいますが、やはりパンツスタイルが圧倒的多数です。
ショートパンツとスキニーパンツの薄いやつみたいなのの支持率が高いのですが、確かに暑い国台湾でバイクに乗るならショートパンツやスキニー薄い版はとても使いやすいアイテムだと思います。
しかしいくらバイクに乗るためとはいえ足を沢山露出するショートパンツや下半身のスタイルの悪さがもろにわかってしまうスキニーパンツは個人的にはハードルが高く、
そもそもガーリーファッション好きな私にとってはバイクに乗るときの服装問題が最大の難関とも言えます(笑)
余談ですが、コートにも色々な種類がある中で台湾人が冬場にダウンコートにばかり着るのは、バイクに乗るときに風を防ぐことが出来るからなのではないかと思っています。
雨の日は靴が濡れないようにビニール袋を足に巻いている人もいるのですが、台湾人は服装をオシャレか否かで決めるのではなく、バイクに乗るのに便利か否かで決めているような気さえしてきます(笑)
つけまつげ、マツエクを防御せよ
バイクに乗っているときには風が凄いので、つけまつげやマツエクをしている人は要注意です。
ヘルメットが顔全体を覆うタイプのものなら問題ないのですが、顔の部分はあまり覆わないタイプのものだと、まつげが風ですごい勢いでなびきます(笑)
昔一度風でつけまつげが(全部ならまだいいのですが)半分くらい中途半端に取れてバイクを降りたときに顔面が大惨事になったことがあり、女友達と乗っていたので大爆笑で済んだのですが、
「乗せてくれてたのが意中のイケメンじゃなくて良かった・・・」と心底思った次第です。
バイクを降りたら顔面大惨事を避けるため、ヘルメットはできれば顔全体を覆うものをおすすめします。
マスクを着用せよ
台湾の空気は綺麗とは言えないため、バイクに乗るときにマスクは必須です。
日本人の場合は恐らく普通に道を歩いても空気の汚さがわかるレベルなのですが、バイクに乗った時はさらに悲惨で、まわりも皆バイクなためまわりからの排気ガスをもろに受けます。
特に信号待ちで停車しているときなどの排気ガスの濃度は恐ろしいので、健康の為にも必ずマスクは着用するようにしましょう。
台湾人も多くの人がマスク着用でバイクに乗っていますし、友達にも「空気悪いからマスクしてね」って言われます。
日焼け対策をせよ
意外と忘れがちなのが、バイクに乗っているときの日焼け対策です。
私は台湾で日傘で日焼け対策をする派だったので日傘に頼ってちゃんと日焼け止めを塗っていなかったために、バイクに乗った日の日焼けがものすごいことになったことがあります(笑)
夏場はバイクに乗っているときにも普通に日焼けするので、焼けたくない場合は腕や顔はもちろんのこと、意外と焼けやすい足や、塗るのを忘れやすい首まわりにもきちんと日焼け止めを塗っておいた方が良いです。
台湾人はパーカーやカーディガンを前から腕を通して着て腕の日焼け対策をしている人がいますが、あれは見た目は微妙ですが結構良い方法だと思います(笑)
日焼け止めを塗った上にUVカットの上着でも羽織っておけば最強ですね。
ちゃんとつかまろう!
バイクに乗せてもらう初心者の場合は、バランスの取り方が下手だったりして振り落されそうになることがあります(運動神経が悪すぎる私の事です)
バイクってつかまるところが無いんですよね・・・バイクの後ろに捕まるところがある型のバイクもあるのですが、それがあっても後ろに手を置いてつかまるのは心許ないです。
なので初心者の場合は乗せてくれる人が意中のイケメンであろうとなかろうと(笑)、運転手さんにしっかりつかまりましょう。
台湾の交通を見ていると何となく想像がつくとは思いますが、バイクの後ろに乗せてもらっているだけでも隣のバイクや車と接触しそうになったりして恐怖を感じることがあります(笑)
私は怖すぎて友達にしがみついていたら「しっかりつかまってとは言ったけど、ちょっとしがみつきすぎ(笑)苦しい!!」と怒られたことがあるので、適度につかまりましょう(笑)
慣れている人は特にどこにもつかまらなくても大丈夫なようで、周りの後ろに乗っている台湾人を見るとほとんどの人が手を離してボーっとしていました。
あの交通事情も、きっと慣れると怖くもなんともないのかもしれません。
バイクに乗せてもらうのは結構楽しい!?
以上が、私が個人的に思う「女子が台湾でバイクの後ろに乗せてもらうときの注意事項」でした!
あの激しすぎる道路事情の台湾でバイクの後ろに乗せてもらうのは少し怖いですが、夏場の暑い日なんかは風が涼しく感じて意外と楽しかったりします。
ちなみに台湾に長く住んでいる日本人奥さんの中には後ろに乗せてもらうどころか自分でバイクを運転する人もいるのですが、
日本ですらペーパードライバーの末にゴールド免許になった私は台湾でバイクなんて運転したらその日のうちにあの世行き確定なので、今のところ後ろに乗せてもらうレベルにとどまっています(笑)