台北101の花火を見に行きたい人のための、心の準備マニュアル
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台湾観光・ショッピング
こんにちは、keddyです。
今年も残るところあと僅かとなってきましたが、「年越しは台北の101の花火を見たい!」という人もいるのではないでしょうか。
今年は日本でも「台北101の花火は、今年で最後かも!」という報道がされたようで、それならば是非行きたいという人も多いかもしれません。
しかーし!!!
台北101の花火を見るには、相当な覚悟が必要な事をご存知ですか!?
「もう台北101の見えるホテルは予約済みだぜベイビー」というセレブか、
「年越し?決まってるだろ!台北101の見えるバーでパーティーだぜ!」というパリピ以外は、
台北101の花火をどこか外で見ようとしていると思いますが、正直台北101の花火を外で見るのはおすすめしません。
台北101付近では、無料の年越しコンサートなど様々なイベントがやっていて賑やかですが、それゆえに人の量が半端じゃありません。
花火の瞬間、台北101あたりは戦場になります!!!
一番良いのは、台北101が見えるホテルを予約してくれるセレブな花輪君と付き合うか、台北パリピの仲間になるか、テレビの中継で見るのが一番です。
テレビの中継なんて、色々な角度からとっても見やすくプロが映してくれた映像が見られるので最高です。
更に最高なのは、家の中でぬくぬくお菓子を食べながら見られることです。
文明の利器があるこの時代、わざわざ戦場なんて行くもんじゃありません。
特に私のような「寒いのキライ、人混みキライ、体力ない」というような人は間違ってもノリだけで行ってはいけません。
後で後悔することになります。
「オレは体力には自信があるぜ!趣味は筋トレとトライアスロン!」というような人と若者以外は、部屋でテレビの中継で見られるのをお勧めします。
しかし「それでも肉眼で見たいんだ!肉眼で見てこそ意味があるんじゃないか!写真も撮りたいし!」という人はいると思います。
そんな方々は、この記事を読んでしっかりと予習と心の準備をしておきましょう!
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台北101花火の歴史
まずは台北101の花火の豆知識を少し☆
台北の年越しで当たり前のようになっている台北101の花火って、いつから始まったのでしょうか?
台北101の花火が始まったのは2004の年越しの時、なんとたったの35秒のものだったようです。
毎年協賛の企業によって花火の規模が違いますね。
過去には日本の企業SONYが協賛していたこともあったなんて驚きです。
今年の2015年~2016年の花火は、238秒という比較的長めの花火になるようです。
花火やめるやめる詐欺?
「今年で最後かも」と言われている台北101の花火ですが、我が家の台湾人ダーリン曰く台北101の花火が今年で終わるという噂は毎年あるんだそうです・・・。
しかしニュースを見ていると本当に今年で終わりな気もしてきますし、信じるか信じないかはあなた次第です!(笑)
もし毎年恒例になっている台北のシンボルでもある台北101の花火が本当に終わってしまうとなったら、少し寂しいですね・・・。
そう思うと、やっぱり少し「勇気を出して戦場(年越しの市政府)に乗り込もう!」という気持ちになってきますね・・・!
台北101の花火を見る準備
台北101の花火を見るために、した方が良い準備をまとめました。
服装
日本より暖かい気候の台湾とはいえ、12月の夜中は普通に寒いです。
101花火を見る場所取りから帰るまでの数時間は基本的にずっと外にいると思うので、防寒対策をしっかりしていきましょう。
帰りは人にもまれることになるので、「お気に入りの白い服」や「履きなれない高いヒールの靴」などは避けたほうが良いかもしれません。
場所取り
場所取り、というか慣れていない人は場所探しが大変だと思います。
台北101が近すぎても全体像が見れないし、角度も重要になってきます。
行き当たりばったりではなく、事前に大体どこで見るのか決めておいた方が良いでしょう。
あなたが「ここは台北101がよく見えるベストスポットだ!」と思うところは皆もベストスポットだと思っているので、本気で見たい人はなるべく早く着くようにしましょう。
台北101のホームページには、101の花火が見えるベストスポットが書かれています。
MRTで行けて台北101の花火が見えるところとなると、四四南村、国父記念館、松壽廣場公園などの、
MRT「国父記念館駅」「市政府駅」「台北101/世貿駅」「信義安和駅」の付近になります。
台湾人は本気モードの数時間前から場所取りしてスタンバっている人もいるのですが、時間間際に来る人も結構居るため、
101の花火開始の時間に近づけば近づくほど人が増え、MRTに乗るだけでも息苦しくなります。
交通規制に注意
「MRTはどうせ混むだろうから、台北101付近までタクシーで行こう!」と思っているそこのアナタ!
19時から交通規制により車で台北101付近には近づけなくなりますのでご注意ください!
19時からは緑のゾーン、20時からはオレンジ色のゾーン、22時からは青色のゾーンが交通規制となります。
なのでタクシーで台北101の傍まで行きたい方は19時までに到着するように行くか、規制ゾーンの近くまでタクシーで行き、そこから徒歩ということになります。
更に、Ubikeの規制もあります。
台北101付近のUbikeは使えなりますので、ご注意ください。
赤色と黄色のところが使えなくなります。
食糧確保
花火の前後は台北101付近は人が集まりすぎるため、コンビニや食べ物屋さんは尋常じゃない混み具合になります。
「長蛇のレジなんて並んでいられないぜ!」という方は、自分で何か食べるものやペットボトルなどを持参しておくといいと思います。
ちなみに当日は夜市のような屋台も出るので、そこでも買うことが出来ます。
トイレは済ませておく
台湾でトイレは基本的にはMRTのトイレを使用するのが一番良いのですが、花火の日はMRTが乗客規制のため封鎖する場合があります。
花火の前後の時間は一番混み合うので、台北101付近のMRTは封鎖される可能性が高いです。
通常MRT以外ではデパート、スタバ、マクドナルド、ケンタッキーなどのトイレが使えますが、この日は規制で使えない場合があります。
トイレが見付からないという事態も考えられますので、花火の始まる数時間前にはトイレを済ませておくのがいいと思います。
カメラ準備
台北101の花火は、始まると終わりまでが一瞬に感じます。
「必ず自分の手で写真におさめたい!」という方は、カメラの準備も万全にしておきましょう。
飲みすぎない
この日は年越しなので、昼間から飲んだくれている可能性があります(笑)
私は過去に友人たちと昼間から飲みはじめてしまったため、
101の花火の時には既に記憶が殆どないどころかかなり気持ち悪くなっていて、超バッドコンディションで花火を見ることになり、
その後トイレに行きたくなったのですがMRT封鎖のためひたすら気合でトイレを我慢し続けたという残念な経験があります(笑)
台北101の花火観賞に全力を注ぎたい方は、昼間のお酒は控えめに(笑)
帰りのルートを考えておく
花火を前に、ウキウキソワソワしているところだとは思いますが、花火を見た後無事家に帰りたいという人は帰りのルートを考えておきましょう。
台北101の最寄りMRT駅「市政府駅」「台北101/世貿駅」などは、花火が終わった後すぐに沢山の人がMRTになだれ込むのを防ぐため規制がかかり、駅の入り口が封鎖されます。
なので徒歩で歩けるだけ歩いて人が少なめで封鎖されていないMRTの駅まで行きそこから乗るとか、この日だけ特別に運行しているシャトルバスを利用するとか、
MRT地図やグーグルマップとにらめっこしてあらかじめ計画を立てておきましょう。
帰りのシャトルバスは図の1~4番のところから出ています。
時間は0時~深夜2時までですのでご注意ください。
帰りは地獄
台北101花火を見終わって「綺麗だったなあ♡」と余韻に浸るのも束の間、私達には地獄の帰り道が待っています!
人がヤバいです。空気が薄いです。
もし飲んだくれてしまっていたら、この人混みで一気に吐き気が加速します(笑)
飲んだくれていなくても、気分が悪くなります(笑)
人混みが苦手な方、覚悟しておいてください。
MRT駅「市政府駅」「台北101/世貿駅」やその付近から帰ろうとしている方は、帰りはスムーズに帰ることを1ミリも期待しない方が良いでしょう。
「うわ~~~こんなMRT乗るの嫌だな」って言う方は、いっそ帰らないのも手です!
台北101の花火の後は
この日はMRTが24時間営業になります。
なので、台北101花火を見た後はいっそMRTのほうには向かわずに、市政府のあたりを散歩して人混みが落ち着くのを待つというのもありです。
台北101の付近は年越しコンサートなどのイベントがやっていたり屋台が出ていたりしてとても賑やかで、イルミネーションもとても綺麗です。
なのでもし急ぎでなければ花火の余韻に浸りつつ、台湾のニューイヤーの賑やかな雰囲気を楽しむのもいいと思います。
綺麗な101の花火で最高の年越しを
台北101の花火、なんだかんだ言って生で見ると結構良いです。
せっかく花火を見るならいい思い出として残るように、バッチリ準備していきましょう。
台北101花火の動画はこちら↓