【台湾語学留学】日本人が多いと中国語が上達しないのか?クラスに日本人が居るメリット・デメリット
こんにちは、keddyです。
私は語学留学でのクラスで、日本人のクラスメイトが沢山いる環境になることが非常に多かったです。
私の通った文化大学は全体の日本人比率としては若干多めな方でしたが、クラス編成は運なので、
日本人が多いクラスになる人もいれば、逆に全く日本人がおらず韓国人やインドネシア人ばかりだというクラスもありました。
本当にこればかりは運なのでどうしようもありません。
一般的に留学では中国語上達のため、「あまり日本人と同じクラスになりたくない」「日本人が少ない学校に行きたい」と考える人が多いと思うのですが、
実際のところ日本人が多いクラスってどうなのでしょうか?
今回は日本人ばかりのクラスになることが多かった私が、留学で実際に感じたクラスに日本人が居るメリットとデメリット、
そして「日本人が多いと中国語が上達しないのか?」という疑問について、書いてみたいと思います。
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日本人が多いクラスは中国語が話せるようにならない?
まず、私は個人的にはクラスに日本人が多いことと、中国語を話せるようになるかならないかはあまり関係ないと思っています。
私はずっと日本人が多いクラスばかりで、最大でクラス9人中7人日本人という事もありましたが、今中国語普通に話せます。
それは留学中とても真面目に沢山勉強して、先生や外国人の友達とも、もちろん授業中は日本人のクラスメイトとも沢山中国語を話したからだと思います。
もちろんずっと日本人の友達と一緒にクラスの3時間以外の時間をずっと日本語で生活していたら、中国語が話せるようになるわけがありませんし、
逆に日本人の友達が多くても、それ以上に外国人の友達とも沢山話していれば中国語は上達すると思います。
しかし、やはりクラスに日本人が多いことでデメリットもあります。
クラスに日本人が多いことのデメリット
外国人ならではの意見が聞けない
私のクラスでは一つの話題に対して意見を言ったりクラスメイトと討論したりすることが多かったのですが、
外国人と討論になると確実に考え方が違うのでとても面白かったです。
逆に日本人と討論になると、大体の日本人は価値観や考え方が似ているのでとても平和であまり話すことのない討論になります。
私は「せっかく外国に来ているんだから、普段聞く機会が無い貴重な外国人の意見を聞きたいなぁ」というのがありました。
ちなみに9人中7人が日本人だった時はもはや「日本」というくくりではなく、
日本の「名古屋について」とか「福岡人の意見」とか「大阪人的には」とかになっていたのでそれはそれで面白かったです(笑)
授業が平和すぎる
日本人が多いクラスはよっぽど変わっている変な日本人が居ない限り、授業がかなりピース!に進みます。
まさに平和そのもので授業が遅れたりすることがほとんどないのですが、あまりに何もないとちょっと物足りなく感じてきます。
やっぱりクラスに「なにそれ?なんで?どうして?ちょっとそこわかんない」とか積極的に発言したりユーモアを言ったりする騒がしいアメリカ人が居たり、
ドイツ人が嫌いすぎるポーランド人や、アニメが好きすぎるオランダ人や、天然なインドネシア人や、下ネタが好きすぎるベトナム人がいて皆でワイワイガヤガヤ話ながら授業が進むのが楽しいし、
そういう時に覚えた単語は平和な授業の時間で覚えたものよりもなかなか忘れないものです。
(ちなみに皆、我が旧クラスメイトです。笑 皆元気かな・・・)
以上が私が思うクラスに日本人が多いデメリットで、考えてみるとそんなにありませんでした。
実は、クラスに日本人がいることはメリットも結構多いのです。
クラスに日本人が多いことのメリット
大事な情報を聞き逃さない
急な休校や振り替え授業などのイレギュラーな情報から、近々学校で行われるイベントなどの情報まで、学校には突然色々な情報が飛び交う時があります。
しかし学校に通ってすぐは中国語能力の低さから、先生が説明する中国語が聞き取れない場合や掲示板の文章が読めないことがあり、それにより重要な情報を聞き逃す可能性があります。
外国人の友達に聞いてもいいのですが、初級の頃は彼らは中国語の文字を打てなかったり、お互い中国語のレベルの低さからコミュニケーションがままならなかったりします。
そんな時日本人のクラスメイトが多ければ、誰か1人くらいはその情報をキャッチしています(笑)
日本人のクラスメイトとは日本語で「来週の水木金曜日は前の祝日の振り替えで延長授業だって」など詳細な情報交換ができます。
私は台湾に来た当初台風休暇があることを知らなかったのですが、クラスメイトの日本人の子がLINEで「明日台風休暇で休みだよー」と教えてくれて学校に無駄に行くことがなくすみました。
後とても助かったのは学生ビザの延長や更新、移民局についての情報です。
台湾のビザ関係の情報は良く変わりますので、最新の情報を知る必要があります。
これは日本人と他の外国人で違いますから、日本人学生ビザの最新情報が知りたければ最近経験した日本人に聞くのが一番いいのです。
私の場合はクラスに日本人が多いことで先にビザ更新した日本人のクラスメイト達の経験を参考にできたりして、とてもありがたかったです。
授業の理解が深まる
中国語の文法や単語の説明を中国語で受けていると、どうしてもそれを日本語に翻訳したくなる時があります。
「あの単語、日本語で言うと何?」とか「あの文法、日本語にある?」とかを、疑問が出たら授業後すぐにでもクラスメイトに聞けるので授業の理解が深まりました。
私の場合は疑問を放置して後回しにすると絶対忘れてそのままなあなあになってしまうと思うので、
すぐに質問できて解決できたり、皆わからなかったら皆で先生に再度聞いて考えたりできる環境はとても良かったです。
友達関係が長く続く
外国人の友達はどうしても距離が遠いところに住んでいるため、皆国に帰ってしまうともう二度と会えない、なんていう事がざらです。
寂しいですが、皆遠いところに住んでいるので仕方ありません。
しかし日本人の友達は、日本に帰っても会える可能性がありますし、例え北海道や沖縄だって会おうと思えば会える距離です。
私は本当に偶然にも良いクラスメイトに恵まれ、彼女たちもまだ台湾に住んでいるので今でも会っています。
そして私が日本に帰っても何かの機会に会えるんじゃないかなと思っています。
留学中クラスメイトで授業を共にした子たちは私にとってなんだか少し特別で、一緒に戦った同志みたいな感じがあります(笑)
日本人がいてもいなくても、中国語上達はあなた次第!
私の日本人が多いクラスを共にした日本人のクラスメイト達も、自分で台湾人だらけの中バイトをしたり、積極的に言語交換をしたりしていたのでみんなとても中国語が上手で、語学学校卒業後は台湾の会社で働いたりしていました。
なので私は留学に来てクラスに日本人が多くても、「これじゃあ中国語が上達しないかも」とがっかりする必要はないと思います!
むしろ上記に上げたような良い事も結構あります。
クラスに日本人が多くても外国人が多くても、中国語が上達するかしないかは、あなた次第です♪