クレジットカードのスキミング被害にあうも、カード会社の神対応で助かった話
公開日：
:
台湾生活
こんにちは、台湾在住keddyです。
はじめて台湾でクレジットカードのスキミング被害にあいました。
不正に54万円分の買い物がされていました。
「クレジットカードを不正使用されるなんて、まさか自分の身に起こることはないだろう」と思っていましたが、
明日は我が身とはこの事なんですね・・・・・恐ろしいです。
今回は私達がクレジットカードを不正使用されたお話です。
皆様もご注意下さい。
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クレジットカードに異変
正確にはスキミングされたのは、ダーリンのクレジットカード（日本在住時に申請した楽天カード）です。
ダーリンは台湾のクレジットカードを持っていないため、台湾生活での買い物でたまにクレジットカードで支払いたい時には楽天カードを使っていました。
ある日いつものように台湾でダーリンとお買い物中、デパートでダーリンがクレジットカードを使おうとすると、
今まで普通に使えていたクレジットカードが使えなくなっていました。
お店の人にも、「一度カード会社に問い合わせてみてください」と言われてしまいました。
私もダーリンも「おかしいな？」とは思いましたが、
心配になって私が神妙な顔で、「ねえ、大丈夫なの？」と聞いても超楽天的なダーリンは、
「僕は特に悪いこともした覚えがないし、もしかしたら上限を越してしまったのかな？」との呑気な返事でした。
更に、「何か心当たりはないの？」と聞いたところ、特にないとのこと。
本当はすぐに確認して欲しかったのですが、その日は休日で時間外だったためカード会社には直接連絡取れずでした（音声案内対応のみ）。
平日にすぐにでも連絡をして確認するべきでしたが、その頃丁度台湾での結婚式準備でバタバタだったため、
ダーリンも私もその後一時クレジットカードの事は忘れてしまっており、確認をせずにいました。
そして先日、私が偶然ネットでスキミング詐欺のニュースを見て、急にダーリンのクレジットカードの事を思い出して不安になり、
ダーリンにカード会社に電話してもらって、カードが突然使えなくなった理由を聞いてもらう事にしました。
クレジットカードが不正使用されていた！
ダーリンが楽天カード会社に問い合わせたところ、クレジットカードが不正使用されていたことが明らかになりました。
なんと、日本円で54万円分の楽器が何者かにより日本で購入されていたとのこと。
NOOOOOO!!!!!!!!!!!
おいおい！人のクレカで楽器買うなよ！！！
しかも５４万円分も！！買いすぎだろ！！！
不正使用を聞いて怒りも込み上げてきましたが、まさか自分たちがそんな被害にあうなんて考えたこともなかったので恐怖で鳥肌が立ちました。
日頃ニュースで起こっている事も、他人事と思っていてはいけませんね。
しかし何でこんなことになったのでしょうか、おかしいです。
私たちはここ1年ほとんど日本には帰っていませんし、帰った時もダーリンの楽天カードは使っていません。
インターネット上の買い物でも使っていません。
使ったのはほとんど台湾のお店で、となると台湾のどこかでスキミングされたという線が濃くなります。
しかしなんでまた日本で54万円分の楽器を買ったのか・・・
犯人は日本に行って、ダーリンのクレジットカードの不正使用で楽器を爆買いしてやろうと企んでいたのでしょうか。
といってもわかっているのは「日本円で５４万円が不正使用」ということだけで、日本で買ったとは限らないそうです。
まあどこで何を買ったにせよ、本当に許せません。
まさかの被害額０！
しかし今回、私たちは被害額０だったのです！
皆さん不正使用の５４万円の行方が気になると思いますが、今回の流れはこんな感じでした。
犯人、５４万円の買い物をする
↓
限度額が足りなく、引き落とせない
↓
怪しんだカード会社が、カードを止める
（この時点でカード会社も不正使用とは確信を持てていなかったが、買い物の金額が大きすぎたため怪しいと思い念のため）
↓
犯人、カードが完全に使えなくなる
↓
私とダーリンがカードが使えないことに気づく
↓
カード会社に電話をして一連の事実を確認（今ココ！）
つまり、
カード限度額が低かったため、カードが通らなかったことと、
カード限度額を超える高額の買い物をカード会社が不審に思い、すぐに止めたこと
の２点により、５４万円が口座から引き落とされることは免れたのでした。
私ははじめ「５４万円が不正利用され、口座から引き落とされそうになっている、もしくは引き落とされた」と勘違いしていたため、
ダーリンの話を最後までよく聞いて被害額は０だということを知り、本当に安心しました。
犯人もまさか日本人の（カードの）くせにクレジットカードの上限がこんなに低いとは思わなかったのでしょう。
私たちの貧乏クレジットカードを狙ったおかげで、犯行は失敗したわけです(´・∀・｀)ﾍｯｻﾞﾏｧ
（たとえどんな人のクレジットカードでも、スキミングは犯罪です！）
しかし、犯人が不正な買い物をしてカードが通らなかった後すぐに、カードを止めてくれたカード会社の対応はマジ、グッジョブ！でした。
もしそのまま止めてもらえずに、限度額内の少額でもカードを不正に使われていたとしたら、
それを取りかえすのはかなり面倒な作業になるようです。
もし被害にあっていたら・・・・
もしクレジットカードを不正利用されて口座からお金が引き落とされた場合には、このような手続きにより被害額を払わなくて良くなるようです。
不正利用された分に関しては、通常、保険の適用によって支払う必要は無くなります。
もし、相談者が警察への盗難届を出されていない場合には、まずは警察へ盗難届を出してください。そして、警察から盗難届の証明書をもらってください。この証明書はカードの盗難保険の手続きをするときにカード会社に提出することになります。
なお、クレジットカードの盗難、紛失保険は、全てのカード被害を補償しているわけではなく、カード所有者に過失があった場合は、補償されない場合もあります。例えば、クレジットカードの裏面に、本人のサインがないときや暗証番号が本人の生年月日や電話番号で、他人でも簡単に不正利用できたときは過失が認められてしまいます。
また、保険の補償期間は、カード会社によっても多少違いますが、警察に盗難届を提出した日の、前後60日間の合計120日間が一般的です。
しかしこの手続き、日本に住んでいる事が前提のようになっていますよね。
まあ日本のクレジットカードなので当たり前と言えば当たり前なのですが、日本の警察に行ったり手続きをするにも、
海外に住んでいる身ではできないので、必ず日本に一時帰国せざるを得なくなります
そういった場合はダーリンも仕事を数日休まなければいけなくなりますし、日本への航空券代や宿泊代も馬鹿になりません。
そう考えると、今回カード会社の判断ですぐにカードを止めてもらって本当に助かりました。
通常クレジットカードを知らない間にスキミングされて不正使用されるというケースは、
まず自分たちがカードを不正使用されたことにに気付き、その後自分でカード会社に連絡をしてカードを止めてもらうという流れが多いと思うので、
被害を未然に防いでくれた楽天カードに本当に感謝です。
今回の被害
今回の被害といえば、ダーリンの楽天カードが二度と使えなくなってしまったことです。
まあ、スキミングされたのだから当たり前ですね・・・。
再度新規申し込みすれば使えるようなのですが、それには日本に住んでいなければなりません。
というわけで、日本に帰るまでクレジットカード無し生活です・・・。
私は独身時代クレジットカード愛用者だったので、もし自分のクレジットカードが1枚もない生活になったらかなり不安ですが、
超楽天的なダーリンは「被害もなかったことだし、また帰った時点で申し込めばいいや～」とあまり気にしていないようです。
おいおい！！
まあいざとなったら私のクレジットカード（私のも楽天カード。笑）があるからいいんですが。
外国人がクレジットカードを作るのって難しいんだぞ！
ダーリンは「また楽天カード申請すればいいや～」と呑気な事を言っていますが、
外国人であるダーリンが日本でクレジットカードを作るのは難しいんです。
本人が言っていましたが、外国人と言うだけでクレジットカードの審査には通らないことが多く、過去には日本でクレジットカードを申請して落ちまくっていたらしいです。
もちろん外国人でも「10年も日本に住んでいて大企業勤務」とかの外国人は信用もあると思うので大丈夫だと思うのですが、
いくら正社員で税金も納めて就労ビザがあっても、ダーリンのように日本で働いて日も浅く、大企業勤務でも特別高収入でもない外国人は非常に厳しいと思います。
しかし、そんな外国人でも審査に通るのが楽天カードです。
ダーリンが唯一審査に通ったのが楽天カードらしいです(一度は審査に落ち、二度目の申請で何故か通ったらしいです。笑)
そんな外国人でも持ててしまう審査の緩めな楽天カードなので、正直あまりサポートやいざという時の対応などを期待はしていませんでしたが、
今回の件でかなり楽天カードの株が上がりました(笑)
だってスキミングの被害、もしあっていたら大きいですよ・・・(´・ω・`)
かくいう私も楽天カードには日ごろからお世話になっており、楽天ポイントを貯めては一時帰国の際に楽天市場で買い物して使っております。
楽天市場は何でも売っているので、ポイントで必要な物を買うことが出来て使い勝手が良いですね。
年会費もかからないので、気楽に維持できます(笑)
楽天カードについて気になる方は詳しくはこちらをご覧ください。
実は、台湾でクレジットカードのスキミング被害にあう日本人はまれに居るようです。
台湾などの海外では特に、メジャーなデパート以外ではクレジットカードで買わない、クレジットカードを目の前で切ってくれるお店で買う、などの対策でスキミング被害は少しは防げるそうです。
日本ではATMを使ったスキミングも流行っているようなので、ATMでも注意が必要です。
日頃から、暗証番号をこまめに変えておくなども良いようですよ。
楽天のクレジットカードは使用するとすぐに使用履歴がメールで送られてくるので、私は使用履歴はすぐに見るようにしています。
台湾で（というか日本でもどこの国でも）、クレジットカードの使用には十分ご注意下さい。
