ダーリンの第一回耳掃除が忘れられない話。
こんにちは、台湾と同じくらい耳掃除が好きなkeddyです。
私は耳掃除が好きすぎるので自分でも最低2日に1回しており、自分の耳掃除だけでなく人の耳掃除をするのも大好きなんです。
なのでダーリンと付き合ってからも、ダーリンの耳掃除をする気満々でした(笑)
しかし付き合ってからすぐに「耳掃除させてほしいんだけど」というのもなんだか変態チックなので、常日頃からチャンスを伺っており、その間、
「台湾人も耳掃除を彼女がしたりするのかな?」
「そもそも耳掃除・・・は人間だから多分してるよなぁ。」
「まさか、拒否されたりなんてしないよね!?そんな(彼女が耳かきする)文化なかったりして!」
「いやたまに人に頭とか首のあたり触られたくない人いるよなぁ・・ダーリンがその類だったらどうしよう!一生耳掃除出来ない人生になってしまう!!そんなの嫌だ!!」
とか無駄に色々考えてしまい悶々とした日々を過ごしておりました(笑)
そしてある日、ついにそのチャンスはやってきたのです。
ダーリンに恐る恐る、
「耳掃除をさせてほしいんだけど・・・」というとなんとあっさりOK!!
なぁんだ、やっぱり台湾人も同じ人類!耳かきくらい、するよね~♪
つ い に 待ちに待ったこの時が・・・
と、不安と期待でいっぱいの面持ちでダーリンの耳を見た私は、すぐさま物凄い衝撃を受けることとなったのです。
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ダーリンのとんでもない耳の中
な、なんじゃこりゃぁぁぁぁぁ!!!!
ダーリンの耳の中はなんと、耳垢が溜まりすぎて奥が全く見えず、もはや少し外に飛び出して来ていた状況だったのです。
「こ、こんな状況の耳、初めて・・・・」
私は生唾を飲みました。
心臓のドキドキが止まりません。
もはや片思いの相手に告白するレベルの鼓動の早さと手汗の凄さに自分でも驚きです。
私は予想だにしなかった状況に取り乱していました。
「このままでは奴らと戦うことはできない・・・」
一度深呼吸し、冷静になりました。
奴らとはいったいどう戦うべきなのか・・・
とりあえず外に飛び出しているものは何かの間違いなんじゃないかと思い、もう一度よく見てみました。
すると、やはり紛れもない耳垢・・・・
これは一つづつ片づけていくしかないと思い、まずは飛び出しているものの処理を開始しました。
こんな時耳かきが無く綿棒だけしか戦力がないのが心もとないです。
綿棒で一つ一つ掘り出していくと、今までに見たことのない形状の物体が出てくる出てくる・・・・・
私は手に汗握っていました。
普段滅多に汗をかかない私がこの時ばかりは変な汗をかいていました。
飛び出しているものの処理が終わると、今度は奥の物の処理が待っています。
奥も私が今まで見てきた耳とは全然違い、もはや耳垢で塞がれ耳栓みたいになっていました。
奥から取り出した物体は今までに見たこともない大きさで、これ程やりがいのある耳は初めてです!
耳掃除好きな私は驚愕しつつも最高の至福の時を味わっていました。
頼りない綿棒を消費すること5本ほど、そしてもう片側にも5本消費して、ダーリンの耳はようやく綺麗な耳に生まれ変わることが出来ました。
終わった時のあの達成感は一生忘れません!!
耳掃除が終わると一言ダーリンが一言、
「あれ?すっごく良く声が聞こえるようになったよ!!!」
当たり前です。あんなにすごい量の耳垢が詰まっていたんですから・・・
気になってダーリンに聞いてみました。
「最後に耳掃除したの、いつなの?」
するとダーリン、
「えーと、いつかなあ?実は彼女に耳掃除してもらうのって初めてなんだよね!
自分では怖くて耳掃除全くしたことなかったから、子供の時にママにやってもらってたかもしれないけど・・・
昔のことすぎて、記憶がないや☆」
えっとそれって即ち、軽く20年以上は耳掃除をしていなかったってことですよね!?
OMG!!何ということ・・・(猫再び)
今まで耳がかゆくならなかったのかとか、
なぜ耳が聞こえづらい状態に気づかなかったのかとか、
耳掃除をしないことに何の違和感も感じなかったのかとか、
それで耳に異常はなかったのかとか、
色々とツッコミどころは満載ですが、
何はともあれ私にとってこの時の耳かきのことは、色々な意味で一生忘れられない思い出になったのでした。
ダーリンよ、素晴らしい思い出をありがとう。
私のために(?)20年間耳垢をためていてくれてありがとう。
ちなみに20年以上耳掃除をしていなかった耳の中は皮膚が弱くなっており、この時は耳掃除をしただけで少し血が出ていましたがその後は頻繁にしているので皮膚も強くなり血も出なくなりましたとさ。
そして台湾人の彼女が彼氏に耳かきをしないのが普通なのか、ダーリンの元カノがたまたまそうだったのかは謎のままです。
おしまい。