台北からMRTで行くのんびりスポット、碧潭(ビータン)の楽しみ方
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こんにちは、keddyです。
都会の喧騒から離れてのんびりしたくなることってありますよね。
いや言っても我が家はベランダから山が見えるところにあり全く都会じゃないんですが、何か急に
「ちょっと川が見たいな・・・綺麗な自然とかそういうの、見たいな・・・ベランダから見える山じゃなくてさ・・・」ってことありますよね?
え?特にないって?
大丈夫です、ダーリンと何かあったわけではありません(笑)
ある日急にそんな衝動に駆られたので、一人で電車に乗って台北を通りすぎ、向かうは我が家のある町とはまた違った種類の自然豊かな場所・・・
やって来たのは新北市新店区の「碧潭(ビータン)」です。
嘘です。
一人きりで恋人たちのデートスポットでもある碧潭に行ったら、その時はきっとダーリンと何かあった時なので察してください。
この日はMRT新店駅で友達と待ち合わせしており、友達から大幅に遅刻するという旨の連絡が事前に入ったため、
既にMRT新店駅に着いていた私は暇なので、一人でMRT新店駅から徒歩2分の「碧潭(ビータン)」で遊ぶことにしたんです。
ほ、ほんとだよっ!!
「碧潭(ビータン)」は、台北市の隣の市、新北市の新店区にあり台北の賑やかな場所から少し離れたところにあるため、聞きなれない人もいると思います。
今回はそんな、台北からMRTで行けるのんびりスポット「碧潭(ビータン)」の魅力をお届けします♪
(お出かけの際には一人ではなく恋人や家族や友達と是非どうぞ!笑)
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碧潭(ビータン)への行き方
碧潭はMRTの緑色の線の終点、新店駅にあります。
MRTで台北駅から新店駅までは30分以内と、淡水に行くよりもお手軽感のある地方都市です。
MRT新店駅についたら改札を出て、左方向に徒歩2分程度で碧潭に着きます。
あまりにも近いので迷いません(笑)
碧潭で何が出来るの?
碧潭は基本都会の喧騒を忘れてのんびりするところなので、のんびりぼーっとできればOKです。
地元の人は涼しい夕方~夜にかけてのんびり散歩したりくつろぎつつおしゃべりしたり、夜景やライトアップを楽しみながら食事したり、恋人とまったり過ごしたりしています。
とはいえ観光で行く場合には一通り見てまわりたいと思いますので、碧潭で出来ることを挙げてみました。
- 川沿いを散歩する
- アヒルさん足こぎボートに乗る
- カフェでくつろぐ
- 恋人とラブラブ写真を撮る
- 吊り橋を渡ってみる
- 吊り橋の向こうを散策してみる
- 茶芸館・絶景レストランでくつろぐ
- ローカルなストリートで小吃を食べる
- サイクリングをする
これだけやれば碧潭で思い残すことは何もないでしょう!(笑)
川沿いを散歩する
碧潭は何といっても、川沿いの景色が綺麗なんです。
台北市内にはなかなかない川沿いの綺麗な遊歩道で、景色を見ながらのんびりお散歩しましょう。
碧潭で有名な吊り橋も見えます。
吊り橋を下から見ると、こんな感じになっているんですね。
しかし、何という事でしょう。
景色がこんなに綺麗だというのに、人っ子一人歩いていないではありませんか!!!
シーン・・・
それもそのはず、この時は平日昼間の12:00頃で、真夏の灼熱の太陽が照り付けておりました。
歩いていると代謝の悪い私でも汗が噴き出し、頭がフラフラしてきます。
考えてみればそんな灼熱地獄の中わざわざ屋外を散歩するなんて、頭がおかしいと思われてもおかしくないレベルです。
完全に来る時間帯を間違えました・・・。
アヒルさん足こぎボートに乗る
川沿いにはアヒルさん足こぎボートがあり、お金を払って遊ぶことが出来ます。
恋人同士や家族連れでくると遊びたくなりますよね。
休日や涼しい時期には地元の人が結構これで遊んでいたりするのですが、
この炎天下でただでさえ汗だくの中わざわざ更に汗だくにあんり体力を削るような真似は誰もしたくないのか、こちらも閑古鳥が鳴いていました。
またしても来る時間帯を間違えた感がすごいです。
通常はレンタル受付のところに店員のおじさんが待機しているはずですが、
おじさんもこんな暑い時間帯にはお客さんが来ないことを知っているのか、受付のところには誰もいませんでした。
ちなみに過去に私は1度この足こぎボートに乗ったことがあるのですが、全然進まないので疲れて相方に途中から全部任せていた記憶があります(笑)
緑豊かな川の向こう岸側のほうまで行けたりして楽しいのですが、結構体力を使いますので暑い日に遊ぶのはおすすめできません。
カフェでくつろぐ
川沿いの遊歩道から一段上がったところに、カフェがずらりと並ぶエリアがあります。
食事系からデザート系、飲み物系まで何でもありますので、景色を見ながらくつろぎたい場合におすすめです。
カフェエリアへの入り口はこんな感じです。
屋根があるのが暑い夏でも非常に有り難いですね。
私はあまりの暑さに逃げ込むようにこのカフェエリアの中に入っていきました(笑)
中は屋根のお陰で日差しはさえぎられているものの、屋外には変わりないので普通に暑いです。
エアコンレベルの涼しさを求めていた私は少しがっかりです(笑)
気を効かせてミストを出してくれているお店もあるのですが、ミストなんかでは太刀打ちしきれない台湾の日中の暑さと湿気が私を襲います。
やはり、真夏の場合はここへは夕方から夜の涼しい時間帯に来るべきです(笑)
入って左手には飲食店がずらりと並んでいます。
オシャレ系の洋食レストランや台湾料理、飲み物、かき氷など種類は豊富です。
川側には食事が出来る席が並んでいます。
レストランによって席の雰囲気も違って、オシャレなソファー席があるお店なんかもありました。
食事をしながら川沿いの景色を眺めることが出来ます。
風が吹き抜けると気持ちが良いですし、音楽もかかっていていい感じです。
ただこの日は時間的にあまりにも暑かったため、ほとんどお客さんは居ませんでした(;´∀`)
ここは夜になるとライトアップされてムーディーになるので、夕食の時間に来るのが良い気がします。
見える景色はこんな感じです。
ん?遠くに何かあるのでズームしてみてみると・・・
ハート型の「BI TAN」と書いてあるオブジェがありました。
ここへ来た記念に観光客が写真を撮るスポットですね。
通常であれば私もあの記念写真スポットまで貪欲に走っていって写真を撮っているところですが、
外は炎天下だし、おまけにソロ活動中なので汗だくの中自撮りはしんどいという事でやめました(笑)
カフェのエリアにはカフェやレストランだけでなく、お店や観光サービスセンターなどもありました。
アーケードには所々屋根が無いところもあります。
トイレも完備なので、カフェで沢山飲み物を飲んでも安心です。
所々に緑が配置してありました。
子供が遊べる乗り物などが置いてあるスペースがあり、ここは唯一地元のママと子供が遊んでいました。
ちなみにアーケード街を抜けると、遊歩道になっているので散歩に最適です。
川はずっと続いており、よく見ると遠くに釣りをしている人が見えました。
こんなに暑いのに、すごすぎる・・・。
こういう道、家の近くにあったらなあ・・・。
恋人とラブラブ写真を撮る
所々に写真を撮る用のスポットが設けられているので、写真好きな人は恋人とラブラブ写真を撮っちゃいましょう。
これも夜になるとライトアップしそうな雰囲気ですね。
家族連れや友達同士ならこちらでしょうか。
「恋人や友達なんかと来ていない!私は一人で来たんだ!」という絶賛ソロ活動中の人は、
この上半身の露出がやたら激しいメンズの隣に座ると寂しくないです。
吊り橋を渡ってみる
碧潭といえばこの吊り橋、というほど有名なので、この橋は是非渡ってみましょう。
真夏の炎天下の昼間という事で川沿いの遊歩道やカフェにはほとんど人がいませんでしたが、この吊り橋にはちらほら人の姿が見られました。
「碧橋」という名前です。
吊り橋を渡る際の注意事項に、「ノーバンジージャンピング」とそれだけ英語で書いてあるのが気になります。
だれか過去に外国人がこの吊り橋からバンジージャンプしたのでしょうか?
吊り橋を渡ってみました。
結構しっかりしている橋ですが、風や他の人の歩く振動でやはり少し揺れます。
橋の上から見る景色はなかなか綺麗です。
しかしいくら橋の上で若干風があるとはいえ、何も太陽の光を遮るものが無いので暑いです。
本来ならこの橋の上で記念写真でも撮りたいところですが、暑すぎてそれどころではありません・・・。
新店の駅側を見渡してみます。
新店の駅側も橋を渡った向こう側も、意外と高層マンションが沢山立っているのが印象的でした。
新北市と台北市内では家の値段が大分違うので、台北市内の高層マンションは高すぎて手が出ないけど台北まで出るのに便利なところが良いという人が買うのかもしれません。
橋でタバコを吸うのは禁止です!
吊り橋の向こうを散策してみる
吊り橋を渡って向こう側に着いたら、散策してみるのもいいでしょう。
特に栄えているわけではないですが、ローカルな飲食店が数軒あります。
しかし、今回の私のように来る時間がおかしいとお店はどこもやっていないどころか人も歩いていないので(笑)、
散策したい場合には夕方以降に来ましょう。
橋を渡り終えたところにある、和美山歩道です。
私は体力が無いので行ったことがありませんが、ハイキングが出来るようになっています。
茶芸館・絶景レストランでくつろぐ
吊り橋を渡っているときに、遠目にお店のような物を発見しました。
すごい絶壁に立っています。
吊り橋を渡ってすぐ左手を見てみると、「碧亭茶」という茶芸館だということがわかりました。
あの位置からだときっと川沿いの景色だけでなく吊り橋まで見渡せる事でしょう。
この時期は暑いので「アイスフルーツティー」を飲みながら休憩するのにも良いですね。
吊り橋を渡って右手のところにも、景色が楽しめそうなレストランがありました。
こちらも絶壁に立っているレストランです。
一番上の階が景色を見ながら食事が出来るようなつくりになっていました。
夜であればきっと夜景が綺麗な事でしょう。
ローカルなストリートで小吃を食べる
新店駅側に戻って来ました。
駅と先ほどの川沿いまで行く間の道はとてもローカルな雰囲気のストリートになっており、小吃の屋台が沢山あります。
・・・あるのですが、やはり真夏の平日の昼間ではほとんどのお店がやっておらず閑散としていました(´・ω・`)
やはり真夏は夕方から夜にかけて活動するに限ります・・・。
サイクリングする
最後に、「のんんびりするのもいいけどもっとアクティブに楽しみたい!」という方はサイクリングもできます。
新店駅の近くでサイクリング用の自転車が借りられます。
自転車貸出所は、MRTの駅から川に向かう階段を上り、さらに階段を下りて右に約50メートルほどのところにあります。水色のコンテナに「自行車租借站・碧潭站」と書かれているのが目印。係の人に借りたい自転車を申し出て、身分証明書(旅行者はパスポート)を預け、連絡先の電話番号を伝えればOKです。
台北ナビより
私もダーリンも完全にアクティブ派じゃないのでサイクリングとか絶対やらないタイプですが(笑)、
アクティブ派なカップルとかなら2人でサイクリングもいいかもしれません。
まとめ:碧潭はくつろげるけど夜に来るべし。
こんな感じで、碧潭は景色も良いし空気も台北より心なしか良い気がするしで、カップルや家族連れで散歩したりのんびりするにはとても良い場所なんですが、
真夏の平日の昼間は暑すぎて散歩どころじゃないので、真夏に行くなら夜がおすすめです!
夜は涼しいのに加えライトアップがありますから、昼間の200倍は楽しめることでしょう☆