*

日台夫婦が見る「失恋ショコラティエ」主要女性キャラ考察~台湾にサエコさんみたいな女性は居るか?~

公開日: : 最終更新日:2015/01/10 台湾生活

  

こんにちは、keddyです。

かなり今更ですが私達、前からずっとずっと見たくて仕方なかった「失恋ショコラティエ」のドラマ、見終わりました(笑)ダーリンが日本のドラマが好きなので結婚してから私も日本のドラマを頻繁に見るようになりましたが、このドラマだけは結婚前からずっと気になっていたんです。

このドラマの放送、ちょうど約一年前なんですね。当時「石原さとみちゃんが可愛すぎるドラマ」と聞いてすごく見たかったのですが当時の私は台湾留学から帰国したばかりで実家の部屋にテレビがなく見ることが出来ませんでした(笑)あれから1年、月日が経つのは速いものです!

「失恋ショコラティエ」は中国語だと「失戀巧克力職人」で、もちろん意味は合っているんですが「失恋チョコレート職人って・・・」となんだか笑ってしまいました。響き的にショコラティエのほうがいいですね(笑)

さて、見たことがある方はご存知だと思いますが、このドラマ登場人物がそれぞれ片思いしていてドロドロの展開になるんです。主人公の爽太(松潤)はサエコさん(石原さとみ)のことが好きすぎてチョコレートが好きなサエコさんLOVEパワーのみでショコラティエになり、日々サエコさんとの妄想を繰り返し、セフレのえれなと色々ありつつも小悪魔サエコさんのモーションもあって最終的には人妻サエコさんと不倫に走ります。

女子は「小悪魔的な恋愛の達人サエコ(石原さとみ)」、「プライドが高くて上手く恋愛できない薫子(水川あさみ)」、「いい子すぎて恋愛で損をするえれな(水原希子)」のどの登場人物に共感するかもこのドラマの面白いところだと思います。

私達夫婦も台湾のおばちゃん(日本のおばちゃんもそうですね(笑))のようにテレビの前で「あーもう爽太なにやってるんだよバカ!」「サエコさんの旦那最低!DVとか最低!離婚だ離婚!」「えれな良い子すぎ!!なんで爽太なんて好きなの!私が頂く!!←」とかギャーギャー言いながら楽しく見てました。

ただ私たちはやはり半分台湾人視点?で見るため、変わった角度からの感想も出てきます(笑)せっかくなので今回は主要女性キャラについての私達日台夫婦の考察を書こうと思います。このドラマが好きすぎる私の想いがほとばしりすぎて無駄に長いのでご注意ください(笑)

スポンサードリンク

日台夫婦が見る「失恋ショコラティエ」主要女性キャラ考察

サエコ(石原さとみ)

 812b994e223a06693a548e1a5d05391c_14885

いや~~~サエコさんの石原さとみちゃん可愛いですね!!小悪魔キャラが「イライラする」とか「現実にいたらウザい」とか波紋を呼んでいますが、私はサエコさん大好きです。

サエコさんて「狙った獲物は必ず落とす」的な小悪魔な性格が嫌われる原因なんでしょうけど、女友達も普通にいるし、爽太も言っていたように友達の前でも女の悪口を言わず、悩んでいる友達への恋愛アドバイスが適格なところが好感が持てます。もちろん可愛いのも好きな原因ですが、私はむしろ適材適所で可愛く明るく振る舞える、そして人から好かれようとする努力を惜しまないサエコさんを尊敬します。大大大リスペクトです!

私が一番尊敬するところは爽太のお父さんたちと爽太の家でご飯を食べるシーンで、爽太のお父さんにも手際のよい家事と甘えた感じでハートをつかみ、まつりちゃんとオリヴィエが京都旅行に行くことがお父さんにばれてしまい場が気まずい雰囲気になったところですかさず話しをいい方向にもっていき場の雰囲気を明るくしたりと、気遣いのうまさがはんぱないのです!「ああその能力、私に1ミリでも分けてほしい…」と不器用で義理家族に誤解されがちな私は思うのです(笑)2015年の目標は「目指せ、サエコさん!」にしようっと。

19f4945f 479354e6

ダーリン曰く、サエコさんは(小悪魔なところは置いといて)「ものすごく日本人っぽい」んだそう。台湾人ダーリンにとっての日本人女性のイメージは、ああいう「ふわっとしていつも笑顔で、オシャレで気が使えて家事ができて、旦那に嫌なところがあっても我慢する」女性だそうです。

IMG_1709

た、確かに・・・!!台湾人にはサエコさんタイプの女性はいないと思います。台湾人女性はああいう場の空気を読むとか細やかな気遣いはできない(しない)し、家事料理は出来ない人が多いです。台湾人女性は強いのでもし旦那があんな高圧的な態度をとったらブチ切れて大喧嘩になりビンタが炸裂するかもしれませんし、DVなんてしようものなら速攻警察に通報し離婚です。台湾の女性で我慢してまで結婚生活を続けようと思う人はほぼいないんじゃないかと思います。さすが離婚率が高い台湾です。そしてあの小悪魔テク、「もし台湾人がやったら下手すぎて不自然でおかしくなる。出来る人はほぼいないと思う」とダーリンは言っていました。確かに一見男性に媚びているようにも見えるあのテクは、「男性に尽くしてもらって当たり前」な女王様気質の台湾人女性には難しそうです。

サエコさんが台湾にいないもう一つの理由は、ファッションです。サエコさんの着ていた服の系統のブランド、deicy、MISCH MASCH、snidel、LagunaMoonなどが台湾には存在せず、あったとしても高いので台湾にサエコさん系のファッションの人は居ません。サエコさんに影響されまくりの私は今すぐにでもサエコファッションを真似したいところですが、台湾では残念ながらハードルが高いようです。

20140926172220 20140204142355

今まで絶賛しまくりのサエコさんですが、ダーリンはサエコさんが嫌いなようで文句たらたらでした(笑)

ドラマを見ながら不満がありまくりのダーリンは、「結婚してるのに他の男に気のあるそぶりをするなんてありえない!」「キスしたのに付き合ってないとはどういうことだ!」「日本は不倫のドラマが多すぎる!(←関係ない(笑))」「なんで旦那がDV男ってわかってて離婚しないの?」「爽太のことが好きなの嫌いなのどっちなの?どうなりたいの!?もう!」「でもこれはいいな・・・( ̄▽ ̄)(←ベッドインのシーン)」と心の声が駄々漏れでした。

確かに不倫は良くないですが、私も結婚した旦那があんなだとわかったときに若くて可愛いイケメン松潤に好き好きビーム送られたらコロッといってしまうかも・・・・・・いや、不倫は良くないですよ不倫は!

いやーサエコさんも旦那の事は好きでもっとかまってほしいと思っているし、旦那も結婚前はあんなんじゃなかったと思うんですよね。爽太のことは現実逃避ですよね、たまたま心地よい恋愛してくれそうな相手がいたからという感じでしょうか。と、私はなんとなーく爽太に走ったサエコさんの気持ちも分からなくもなかったのですが、まっすぐな台湾男子代表ダーリンには最初から最後までサエコさんという女性は理解不能だったそうです(笑)

薫子(水川あさみ)

32330325_480x270

薫子さんは美人で仕事もそつなくこなすのに恋愛となると奥手で、プライドが高すぎるあまり好きな人(爽太)には何も行動が起こせず、ただただ黙って見ているだけ。そんな性格が災いして婚期を逃し32歳になってしまった人です。ドラマの節々に見せるツッコミが絶妙でおもしろいです。

破天荒なキャラたちが好き勝手に恋愛するこのドラマの中で一番まともな人が薫子さんですが、私にはあまりにも奥手すぎて見ていられない~というときもありました(笑)メール1通送るのに考えすぎて送れなかったりとか、関谷さんからせっかく誘われたのにマイナス思考すぎて断ったりとか。まあその様子も可愛いんですが(笑)そして、大好きで仕方ない爽太にも本当に全くなーんにもしないんですよね。これじゃあ他の人に爽太を取られても仕方ないなあーと思ってしまいました。

32330592_480x270 32330605_480x270

ダーリン曰く薫子さんのようなタイプは台湾に結構いるそうで、確かに台湾人女性の中にはあまり恋愛をせず好きな人が出来てもアピールせず(アピールできず)淡々と仕事をして気づけば30越えている人も結構います。彼女たちの日本人との違いはそういう男性経験が少なく、結婚の予定がない状況でも元々結婚願望自体がない人が多いのでさほど悲観的にならず焦ってもいないというころでしょうか。

薫子さんは「自分のことが嫌い」と自分を悲観しています。彼女は爽太に気のあるそぶりを見せるサエコさんや爽太のセフレのえれなを敵視していますが、演技だとしても気に入った男性の心を掴む能力を持つサエコさんや、素直な性格でセフレとしてでも爽太に好かれるえれなに嫉妬していたんだと思います。私も自分が人間関係が器用な方ではないので、器用にこなせるサエコさんや素直なえれなのようなタイプの人は羨ましいなと思う気持ちはわかります。

ただ薫子さん、途中から嫉妬でイライラしすぎて、お店でずっと怖い顔で乱暴にドア閉めるわ、居酒屋で酔っぱらって暴言は吐くわですごいことになってきます(笑)せっかく美人なのに印象が悪くなってしまいもったいないな、と思います。やっぱり女性はサエコさんやえれなのようによく笑うほうが好感が持てますよね、私も気をつけなければ…(笑)

32330619_480x270 32539124_480x387

最後のほうの停電時にサエコさんにうっかり本心を相談してしまい若干打ち解け、サエコさんの旦那が無理やりサエコさんを連れて行こうとするのを「友達だ」と言って庇ったシーンには号泣しました。敵視していたサエコさんと若干の友情が芽生えるシーンが好きです。

えれな(水原希子)

31895694_480x390

私とダーリンの激押しだったのがえれなです。「いい子すぎて嫌い」という人もいるようですが、本当にめちゃめちゃいい子で可愛いし、一つも嫌なところは思い当たらず(笑)えれなにはキュンキュンしまくりでした。

最初は片思い中の人がいて爽太とはただのセフレだったえれな、「お互い好きな人がいるのに恋人のようなセフレの関係」で「しかもその関係を持ちかけたのは女性のえれな」というのがダーリンにはさーっぱり理解不能だったらしく、前半はえれながあまり好きじゃなかったようですが、後半になって一転。

爽太のことが好きなのに爽太に余計な迷惑をかけないよう「セフレ」と自分できっちり線引きし、爽太の恋愛相談にも嫌な顔一つせず笑顔で話を聞き、爽太の恋を応援し続ける・・・そんなけなげなえれなにダーリンもすっかりえれな押しになり、感情移入しすぎた私たちは、爽太が「サエコさんに失恋したらえれなとの事真面目に考える」というシーンでは、「失恋したらえれなに行くってえれなに失礼すぎるだろ!!」「えれなが期待しちゃうからそういうこというなよ!!」と爽太に大ブーイング、

更にその後えれなをほったらかしてまでサエコさんとの不倫に走ったシーンでは「爽太のバカヤローーーー!」「えれな放置とかクソすぎる」「もうそんな男忘れて他の男さがそうよー泣」とヒートアップし、うっかり中国語の髒話が飛び交ってしまうほどでした(笑)

ああ、えれなには幸せになってほしい・・・

0 IMG_1438

ダーリン曰くえれなのようないい子は恐らく台湾にはいないそう。台湾人なら爽太に恋した時点でセフレでもなんでも「サエコさんなんてやめて私と付き合ってよ!!」と直接気持ちを伝え、迫りそうです。いやー、日本人でも何人でも、自分の好きな人の恋を笑顔で応援するなんて辛いこと、なかなかできませんよねー。私でも迫りそうです。でも、これ迫ったらダメになるパターンですよねー、あの時点でサエコさんLOVEな爽太が急にえれなに行けるとも思えないし。

32562446_480x391 31907012_480x391

ダーリンが地味に驚いていたのは、はじめのほうでセフレであるえれなが爽太のために朝ご飯を作ってあげているシーンで、「え!爽太、彼女でもないセフレなのに朝ご飯作ってもらえるの!?日本人ってすごい!」ということでした(笑)台湾人の若い子は彼女であっても基本的に料理は作らないので、日本人の女の子ってすごいんだなーと感心したそうです。これは日本人でも人によると思いますが(笑)、確かにセフレでもまあ一応自分の部屋に泊まるお客さんなので習慣として作るかもしれませんね。

おまけ:男性陣とその他のキャラクター

images (1) images

タイトルが「女性キャラの考察」なので主人公である爽太を完全に無視していましたが(笑)、爽太は、前半は妄想シーンやえれなとのラブラブシーンが可愛くてすごくキュンキュンしたのですが、後半はサエコさんとのこともえれなとのこともいつも結局どうしたいのか、君は結局誰が好きなのか、そもそも本当に好きなのか、とものすごくイライラするキャラでした(笑)

20140114_939798

でもこれが松潤なので憎めないどころかたまに見せる満面の笑顔になんだかすごく癒されるんですよね。

shitsuchoco_20140203_last

爽太がイケメン松潤なので(特に妄想シーンやキスシーンなどを)にやにやしながら見ていられましたが、実際に居たらめんどくさいので友達にはなりたくないです(笑)

ちなみに爽太ほどではないですが、長年一人の人に片思いし続けて告白できない男子は台湾にもいるそうです。

462b6f77-s

まつりちゃん(有村架純)とオリヴィエ(溝端淳平)が最後唯一安定したカップルで、見ていてほのぼのしました。まつりちゃんの二股元彼が出てきたときはウザすぎて発狂しそうになりましたが(笑)、実際にああいう男は特に大学生とかに居そうだし、そしてそれに引っかかるまつりちゃんのような子もいっぱいいるだろうなーと思ってみてました。まつりちゃんは「別れてすぐ(そんなに好きかもわからない段階で、好かれているからという理由で?)オリヴィエと付き合うなんてできない」と最初オリヴィエの告白を断りましたが、オリヴィエも言っていたように、私も全然すぐ付き合うのもありだと思います。もう元彼とは別れてるんですから、次ですよ、次!(笑)ちなみに私は付き合うならオリヴィエがいいです。(笑)

最後に、このドラマの一番の癒しキャラ、六道さん(佐藤隆太)が大好きでした。六道さんも爽太なんかよりもっと素敵なイケメンと幸せになってほしいです(笑)

BhUMjf1CIAAms7a

今気づいたのですがなんと私、このドラマへの想いが強すぎてこの記事だけで異例の約5700文字も書いてしまいました…長すぎですね、すみません(笑)すっかりはまってしまったので日本に帰ったら原作も大人買いして読みたいと思います!

以上、keddy夫婦の「失恋ショコラティエ」主要女性キャラ考察(ほぼ感想(笑))でした!

スポンサードリンク

スポンサードリンク

カテゴリ - 台湾生活

関連記事

ブログ内の記事を今すぐ検索♪


  • KEDDY
    台湾が好きで台北に留学経験あり。帰国後台湾人のダーリンと運命の出会い♡をし、まさかのスピード結婚。ダーリンと二人で毎日楽しく暮らしています。

  •             
  •    follow us in feedly  
PAGE TOP ↑