台湾の路上での野球観戦が激アツすぎる件
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:
台湾生活
こんにちは、keddyです。
家の近くに多目的広場みたいなものがあるんですが、そこで最近連日爆音が鳴り響いておりました。
爆音のカラオケイベントやコンサート・ダンスイベントなどがよく行われている広場だったので、「またコンサートかな」くらいに思っていたら今回は様子が少し違うようでした。
通常のイベントは夜9時、遅くても10時くらいになれば終了していたので、うるさいですが睡眠の妨げになるほどではありませんでした。
しかし今回のイベントは、夜11時を過ぎて12時近くなっても、ものすごい爆音と熱気にあふれており、バッチリ睡眠の妨げになっております。
うるさすぎて私は疲れ果て、台湾人であるダーリンまで切れだす始末・・・・・
「台湾人は騒がしいのが好きなんじゃなかったのかーい」と思わず突っ込みそうになりましたが、そんな気力も無いほど疲れていました。
そんな場所に好んで住んでいる私たちが確実に悪いのですが、イベントを行う多目的広場がある商業地区に、人が住むマンションが沢山立っているのは台湾のお約束です。
流石に夜中の11時過ぎまで爆音が続き、しかもその爆音が今までのどのイベント以上に大きいとなれば「一体何をやっているんだろう」と気になってきます。
そこで翌日、そのイベントを見に行ってみました。
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野外で野球観戦!
多目的広場ではなんと、野球観戦が行われていました!
かなりの大規模です。
二つのモニター中メインモニターの一つはこの日のためにわざわざ建てられたものであり、モニター前には沢山の簡易席、後ろのスペースには簡易トイレが沢山設置されているといった本気ぶりです。
モニター前方の座席には桃園の野球チーム「Lamigoモンキーズ」のユニフォームを纏ったファンたちが大声で応援の掛け声をしていました。
地元の球団を愛する心は日本人も台湾桃園の人達も変わらないようです。
「私も野球は全然知らないけど、球団と言えば中日ドラゴンズで歌も歌えるもんなぁ」と私は久々に中日ドラゴンズの応援歌とドアラの事を思い出していました。
台湾で地元の球団が勝った時にデパートで優勝セールが開催されるかはわかりませんが、皆かなり熱のこもった応援をしていました。
私はそもそも野球のルールすらままならないくらい野球の事は良く知らないんですが、
学生のころ仲の良かった友達が熱烈な野球ファンだったので、学生時代は中日ドラゴンズを応援しにナゴヤドームに連れて行かれたりしていました。
なので野球をあまり知らないくせに、応援の雰囲気は結構好きだったりします。
まだ今後も試合はあるらしいですが、この熱気を目の当たりにしたてしまっては夜中の11時までうるさくても「野球だから仕方ない」と広い心でいられそうです。笑
台湾の野球
台湾の野球のチームは4チームしかないそうです。
- 中信兄弟(中信兄弟エレファンツ)
- 統一7-ELEVEN獅(統一セブンイレブン・ライオンズ)
- 義大犀牛(義大ライノズ)
- Lamigo桃猿(Lamigoモンキーズ)
以上の4チームです。
統一はやっぱりお金持ちなんですねぇ。
義大は高雄にあるあのショッピングモールの義大、兄弟は元々南京復興駅の兄弟ホテルのでしたが、その後中信に売却してこの名前になっています。
ダーリンは「4チームしかないから適当にやっても3位くらいになれるよ」とか言っていましたが(笑)、まさか球団がこんなに少ないとは思いませんでした。
台湾の台北などの大都市には子供が野球をするような広いスペースがないので野球選手を目指す子供も少なく、(ダーリンは小さいときに野球をしたことがないそうです。これはかなり驚きでした)
プロ野球のレベルの質は日本とは比べ物にならないそうです。
過去には八百長試合が酷く(野球選手の給与面等での待遇の悪さから野球賭博を仕切る暴力団に付け込まれることが多かったそうです)プロ野球の人気が無くなった時代もあったのですが、
今の総統(馬英九)がこの事態を公的に改善した結果、今では野球人気が戻ってきているようです。
野球を応援する人達
この日の試合はLamigoモンキーズ対中信兄弟エレファンツでした。
私が見た限り、Lamigoモンキーズは結構人気があるようでした。
メディアも来ています。
解説者は台湾ではとても有名な人だったようで、ダーリンは興奮していました(笑)
台湾の野球も、選手ごとの応援歌があったりして面白いです。
面白かったので動画を撮ってきました(笑)最後にはチアリーダー(?)の応援もあります。
この熱気、良いですよね~!アツいですね~!この場に居ると楽しい気分になりますよ。
思いがけずに台湾の野球に触れ、Lamigoモンキーズの事が少し好きになったkeddyなのでした。